再度スケジュールを書き留める。
7/21 自宅発後、売布神社・シネピピアにて18:40の回鑑賞(31縄目)
     鑑賞後、プラザモータープールから出発のバスタ新宿行きに乗車。
7/22 バスタ新宿到着後、池袋・シネマロサの9:50開始の回まで聖地/舞台/ロケ地探訪
      一回目(32縄目)鑑賞終わり後、ダイエー店舗訪問/全国制覇再達成
      シネマロサ2回目は流動的→結果的にキャンセル
7/23 青春18きっぷを使い大阪に。途中の三島で下車し「新海誠展」を拝見

隙のないスケジューリングで、苦笑する。本来であれば、ダイエー店舗訪問の方が重きにおかれて当然なのに、なんと7/22・23共にわずか2店舗だけにとどまっている。
東京に行って「メイン」事があるときはあまり店舗訪問はしないのだが、今回は、ディフェンディングチャンピオンの意地とプライドにかけて、市川大和田店(0853)にはどんな犠牲を払ってでも行かなくてはならないと覚悟を決めていた。
しかしふたを開けてみれば…タイトル通り、君の名は。絡みの訪問や聖地巡礼/映画まで見てしまうというこっちが主体となってしまった。

「俺がもう一度逢いに行くって」。
7/22のシネマロサの初回9:50開始の30分前に到着。だが、開場には至っておらず、列を形成しようと思ったその時にシャッターが開き始める。待機列の大半は、当日初日だった「お前はまだグンマを知らない」の鑑賞層とみられるが、君縄も、負けず劣らず入っていく。因みに初回は自由席、ということで、当方は、スクリーン右手の二人席を占有することにした。
シネマロサ


土曜日午前中の回。首都圏だけにあちこちから客を拾うことは予想できたが、結局35人程度の入り止まり。まあ、可もなく不可もなく、といった面持ち。それでも200人程度は収容できる劇場としては物足りなさが大きい。
観客層はかなりのばらつき。当方の直前には、高校生らしき若年層。中老年齢層は意外に少なく、青壮年齢層が大半を占めている。カップルももちろん散見、家族連れも数組確認できた。平均は30代前半、男女比はやや男性優位。

実は、この鑑賞回前後で気になる作画ミスらしい部分を見つけてしまって、困惑している。そう。いまだに「おかしい」部分とかが見えてきてしまうのである。
通り一遍/ミスなく書き切れていたら、ここまでのヒットを誘引しなかったとも考えられる。DVD/BD鑑賞後で間違いとされるかなりの箇所に手が加えられており、今かなりの時間をかけてこの訂正箇所の割り出しを行っている。因みに物語とは関係ない箇所なのだが、時系列解析をしている当方からするとピン、ときたというのが実際である。

ペンが落ちる。もうここから感情が一気に瀧に憑依する。何度も通りすぎているこの箇所なのに、泣かずに過ごせたことは初見と2回目まで。もちろん、今日も今日とて成りきり、セリフをそらんじながら瀧を慮る。
三葉の右手がじわじわと開いていく。初見の段階で一番感動したのはこの部分だ。能書きたれでどちらかというと直接的な表現を避けてきた新海氏の「すきだ」。一定の驚きと、ごく普通の表現方法に依ってでも大衆性を獲得しようとした製作陣の勝利でもある。

電車を使って再会を演出するラストシーンは、当方の中でも屈指の演出部分だ。なんといっても、彼らの心情を歌詞に乗せる、しかもオープニングの歌の「返歌」のようになっているのは、解析した甲斐があったというものだ。もちろんそれがわかるから…彼らはもうしっかりとムスビツイタ、と認識できるから、号泣できるのだ。

32縄目を終える。満足度は本当にMAXである。最終最後の大スクリーンをとうとう東京の最終上映劇場で体感する。こんな僥倖がほかにあっただろうか。
この作品にここまで立ち入った当方が取るべき最善策。そして、その大きさと素晴らしさに完全に魅入られてしまっている。これで最終鑑賞になっても、思い残すことは無い。正装のまま、少し会釈して劇場を去る。