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最初に出たラ王の、そのフォルムと中身には度肝を抜かれたのを記憶している。
コテコテの中華風の外装に、「ラーメンの王」で短縮しての「ラ王」を製品名にする、当時としては中高級価格帯に位置していたのも記憶に新しい。なんといっても。麺がLLCタイプの「実質生麺」。これでうまくないわけがなかったわけで、一時期、狂ったようにラ王ばかり食べていた時期もあった。
→ 前園にヒデ…時代を感じてもらいましょw
生めんタイプをかなぐり捨てて、袋めんにチャレンジしたのもはるか昔。このときと同じくして、カップ麺も大幅リニューアル。8角形の独特のフォルムで棚の中でも埋没しない特異性を発揮。今でも一定の支持を受けている。
その当時のロゴや雰囲気で迫りくるのが今回食べた、「ラ王」の復刻版という位置づけの焼きそばである。
いわゆる「UFO麺」だったら金返せぇ、と言いたくなるところだったが、独自性も垣間見える麺質に納得&感動。だが、ソースを含めた味付けには落胆させられる。やや脂っこく、ソースらしさが垣間見えなかったのである。正直言って「ギリギリセーフ」の内容で、ちょっとがっかり。価格にも比例したうまさもなかったので今回は涙を呑んで価格補正もさせてもらった。
ラ王は、やっぱり、スープそばだからこそ生きるブランド。生めん時代とも違う復刻版と銘打ったにしても、ここまで味がずれていると、どうしても押したくはなくなる。
購入店舗 ダイエー 神戸三宮店
麺 8.5/10 ソース 7.0/10 具材 7.5/10 総合計 23.0/30
価格補正 −0.5 合計 23.0/30 格付け B+(ピンとこない)