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即席めんレビュアーの当方は、どちらかというと「具材にうるさい」部類に属していると思う。
色とりどりの野菜でおおわれているとついつい採点も甘めになりがちだし、逆にイメージ画像とのかい離がひどすぎると、けちょんけちょんだったりする。

具材の持つ華やかさや彩は、単調な「食べる」行為に一服の清涼剤になりえるからである。箸休め、とでもいおうか。だから、単調な「これでもくらえ」状態のおんなじ具材の応酬は、正直つらく感じている。

食べ進めている途上でレビューを書いているのだが、いやはや、量には確かに圧倒される謎肉たちでびっくりはするのだが、これを食べなくてはならないのか、という絶望感が半端ない。本来のカップヌードルにつきものの、卵もエビも存在しない。歯ごたえが同一の謎肉だらけは、やはり単調に感じてしまうのである。

そう。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」を今ひしひしと感じている。もちろん、二種類の謎肉にしたことで少しは単調さはなくなったが、色・味違いだけの話。満足感も量が多いと「まだあるのかよ」という怒りというか、別の感情が起こってくる。こうなると、逆効果である。

まずくは感じない。だが…やりすぎをいい方向で表現するのはちょっと違うと思う。色物的扱いにならざるを得ないところは仕方ないとみる。


 購入店舗   ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.0/10   スープ   7.5/10    具材  7.5/10    総合計 22.0/30
 価格補正  なし    合計   22.0/30     格付け   B+(謎肉大杉ワロタ)