2017年の初秋。
一本の映画にまたしても心を奪われてしまった。
「きみの声をとどけたい」である。高校二年生の女子メインで躍動する青春ドラマが、ラジオという、今やオワコンと化した媒体を介して展開される。だが、それこそ、今の世代にとっては「新しく」思え、長い人生を通してきたものにとっては「懐かしさ」と「哀愁」を感じてしまう。ラジオが放つ「コトダマ」にしてやられたことのある小生からすれば、この作品の、見た目とは大きく違う内容の深さに感じ入るばかりである。

「君の名は。」の聖地巡礼をしたのは2017年に入ってから。つまり、公開からかなり日が経ってから行動を起こしている。しかし、「キミコエ」に関しては、9/1鑑賞からわずか3カ月強という短い期間で「ここに行きたい」と思わされてしまったのである。
それはズバリ、この作品もかなり現地に取材してそれ相応の再現度で迫ってきていたから。そして、舞台となった江の島<日ノ坂>の実際というものに触れておくことは今後の湘南舞台の映画が発生しても、勝手知ったるなんとやら、が生きてくるとの見方もあると思っている。
(ここからは、現実世界<映画の中>と言った感じで書き進めてまいります)

藤沢から、初乗りの江ノ電<日ノ電>に乗り込む。モデルになった300系は後半、ようやく乗車できることになるが、江ノ電も、車種が豊富になったものである。藤沢駅停車中の列車は収められず。2枚はいずれも鎌倉駅にて。
藤沢01

鎌倉01

鎌倉02

ゴトゴト揺られて、中間地点にある江ノ島駅<日ノ坂海岸駅>に到着。
江ノ島駅

ここから、駅の線路沿いにある貸し自転車屋さんで一台借りて、聖地巡礼に使用する。そう、なぎさがやったように。