車が出動できるとなった時に、行っておかなくてはならない店舗というのはそうそうない。もともと、ダイエーは、駅前の一等地や、商店街の核店舗的な位置づけで出店してきている。車主体で出店した店舗のほとんどが閉鎖、あるいは譲渡の浮き目にあっているのは、何も車社会に順応できなかったからではない。モールのような、他業種との抱き合わせを極力してこなかったからであり、仮にそれをやったとしても、すでに成功している強豪店の後追いでは、業績を上げるなど難しい以外の何物でもない。

だが、ここ舞子店(0294)だけは特別である。JR舞子駅からは徒歩で軽く15分以上。駅名が店舗名だが、ここまではなれている店舗もそれほどないはずである。だが以前あった垂水店(0125/閉鎖)と並んで、JR沿いの店舗としても名をはせていた。
舞子180131


そう考えると、JR神戸線沿線も、意外と店舗だらけだった時代がある。姫路/トポス姫路駅前(0282/0038)、加古川パークタウン(0361)にDland加古川(0258)、西明石(0113)に明石店(0047)、舞子、垂水、新長田、神戸三宮、住吉、芦屋(0147)などなど(西宮/尼崎(0315/0049)は、駅名と店名が同一だが、JRからでは距離が半端ないため除外した。ちなみに前者の最寄り駅は阪急・門戸厄神駅、後者は阪神の出屋敷駅と、駅名と店名すら一致していない)。

昼下がりの店舗だが、併設されているゲームセンターも、芳しくない入り。スマホ一台あればそこそこ遊べる時代にゲームセンターですら、時代の遺物になろうとしている現実を目の当たりにする。
ここで残るラ王の2品種をゲット。さすがに15店回るのは久しぶりだったが、さすがに疲れてしまい、その足で、レンタカーを返却すべく東に向かって車を走らせた。