たった3店舗。
でも、すでに全国制覇を成し遂げている当方にとってみれば、店舗に「行く」ということは既に目的になっていない。「現状記録」というレベルでしかない。

しかし、閉鎖を目前に控えた店舗の雄姿をとどめる/あるいは、誰にも気づかれない「証拠」を押さえておくことは、まさに「記録」という本分からまったく逸脱していない。

さて、その証拠とは…
そう。2018/1/31現在でも残っていた、あのマークである。
→こちら。
旧GC住吉地票

虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。そして、店は消えてもマークは残る。そんなことが身近に起こっている。

そして、このマークが埋め込まれている地面は、それすなわち、そこまでがダイエーの持ち物であることを如術に示している。黎明期~拡張期の店舗の大半が、自社持ちの土地・建物であることの証であり、ダイエーフリークの私ですら、2017.1.31まで、こんな地票があるなどとは夢にも思わなかった。

GC津久野(0251)の閉鎖の報に接したとき、「もしかしたらあるんじゃないか」と目星をつけていたDマーク。まずは、店舗に近づき、一枚収める。
津久野180204_01

店舗敷地に近づき、下・・・地面ばかり見る小生。だが、意外にもさっそく第一Dマークはすんなりと見つかった。
それは、手前側の道路に面した位置にあった。
0251_D_01


方角的に回れるのは道路に面した2面だけ。しかし、駐車場に向かう実質裏手側には認められず、いぶかる。その代わり、といっては何だが、店舗入り口に面した側の道路そばには、まさにずらずらっという表現がふさわしいほどDマークが並んでいた。

狂喜乱舞して、写真に納める。旧0057に続いて、0251も地票を収集することに成功できた。
実際、それだけでもう十分だった。店舗は建て替えの定めにあり、ここに関しては、再出店が言われている。
その時に、もしまだのこっているのなら、それはそれで興味深い考察もできようというものである。

 【店舗訪問データ】
 店舗名  GC津久野店               店コード   0251
 購入品  お菓子3点                購入金額   423円