前回の聖地巡礼の際に、次に東上することがあったら、確認したいところが何カ所かあった。
それが、須賀神社なのだ。

「え?何度も行ってるじゃん」
はい。確かにそうですが、私が行って確認したいと思っていたシーンというものがある。
→そのキャプチャーがそれである。友人宅にて撮影。
君縄画像01

君縄画像02

なお、上画像は1:14:04-05、下画像は、その続き、1:14:06-07の間のものである。

三葉の東京単独行は、恐らく新宿を軸に代々木や信濃町界隈で瀧を探す・・・というか、学校に行っているのだから、神宮高校一択なはずなのだが(それでも高校生になっていないから逢えないんですけどね)、それをせずやみくもに探している雰囲気である。
そして、「会えばぜったいすぐにわかる」というセリフとともに、三葉は、階段を昇っていく。その階段こそ須賀神社の階段なのではないか?というのだ。

実のところ、このシーンの検証をしているというブロガーや、ツイッター民を見たことがない。もちろん、最大の聖地であり、二人の出会いの場でもあるから、ここで使われていることがかすんでしまっているともいえるのだが、本当にそうなのか?確かめてみる価値はありそうである。

本作の聖地巡礼をして3度目となる須賀神社訪問。3度目は、日曜日の午前中ながら、ひっきりなしの訪問客でごった返している。まずはいつものように記念撮影w
須賀180408_01

須賀180408_02


そしてここから検証に入る。
最後の石段の8段目あたり…何度も段数を画像と照らし合わせて確認してここではないか、と思われるところでシャッターを押す。
須賀検証01

では見比べてみる。
実のところちょっとした書き間違いはあるものの、ほぼここではないかと特定できそうなのだが、背景的な部分に少しだけ齟齬が出る。手すりを通して写っている白い立て看板(いわれか何かを説明するもの)の映り込む位置が現実とは手前に来過ぎているのである(写真画像で言うと、赤い服の女性あたりに立っているのだが、ここは、参道に向かう入り口的な場所)。もちろん、位置関係がおかしいだけで、そのものずばりの描写はある。そして忘れてならないのは、もっとも右手の石組みの様子。これが須賀神社の階段特有のものだからである。
次の画像はさらに興味深い。疲れて靴を脱ぎマッサージしているシーンだが、もし上がってきたのが須賀神社なら、ここで撮っているとしか考えられない。
須賀検証02

石段の石と路面の色合いから見ても、完全に一致、と言いたい心境である。