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実にレビュー3カ月ぶり。

日清の新商品となれば、ほぼあたりは約束された、そう思っていた。しかし・・・コンセプトやパッケージングとは裏腹のあっけないまでの実食。
「みそでこれなら・・・」。まあ仕方ない。
日を置かずほぼ連チャンに近い形で食する。

「いいところから褒めましょう」。あ、また某俳句の先生の口癖がwwww
山椒を練り込んだ麺というのは、即席麺としては斬新だし、これが味にプラスに寄与するとはなかなか考えづらい。スープの味を焦がす方向にもっていったときに、淡泊すぎる麺ではアンバランスに感じたのだろうか?もちろん、山椒が前面に出張ってくるのではなく、隠し味的な作用にとどまっている。
醤油バージョンの具材も、それほど悪くは感じない。ほぼこの製品のために仕立てられたといってもいい肉そぼろは、味噌でも感じられたが、いい味付けになっている。ねぎ系の量も必要十分。

だが・・・
やはり、マー油でなんかすべて誤魔化されているように感じてしまう。焦がした、という感じが全く見掛けられない。苦みであるとか香ばしさであるとか。大袈裟なくらいの表現があってしかるべきなのに、どこかおとなしいし上品なのだ。
確かにラ王ブランドなので、思いっきり振り切ることをしなかったのだろうと思う。だが、それでは思いがストレートには伝わらない。「焦がしたら、うまかった」のに焦がしていないと感じられる、なんちゃってぶり。それでも、その部分に目をつぶれば、平均点くらいは十分ある。
そこが日清の日清たるゆえんだが、もう一回、とまでに手は伸びない。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   6.5/10    具材  8.0/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B(振り切れていてほしかった)