今回の旅行の最大の反省点が、実は出発時に起こるとは、夢にも思わなかった。

搭乗機はスカイマークの591便。神戸空港を7:20に出る便だ。早朝にそれほどの利用客がいると思わなかった当方は、「ギリギリでも間に合うんじゃね?」と考え、神戸空港着 6:47をリミットとして考えていた。

ところが、私はただただ失念していた。この日が、冬期休暇の実質最終日であることを。
出発ロビーが大混雑していたのだった。一気に目の前が真っ白になる。このままいけば、どう考えてもタイムリミットは訪れてしまう。
だが、こうした混雑になれているのだろうか、待機列の中に巻き込まれてしまっている、直近出発客をピックアップする動きが地上勤によって行われていた。もちろんそれに声を掛け、保安の時点で横入りをさせてもらう。
ほっとしたのもつかの間、今度は持ち込み手荷物のボディーチェックで何度も引っかかる。原因は、胸ポケットに入れていた名刺入れがステンレス製だったことだった。ここでも数分ロスしてしまい、挙句の果てに搭乗口であわやフルネーム呼ばれる寸前まで。

当方は、「空港には最低1時間以上前に到着」を信条にしており、それが不可能なら、関空でしか可能ではないとはいえ「空寝」も辞さない体制でやってきていた。朝一だから人少ないだろう、というのは、総じて間違っていないとも思ったのだが、旅行を始めるタイミングがあまりに悪すぎた。

それでも乗ってしまえばそれも解消。本当に出だしで躓いただけの今回の旅行だったわけだが、私自身が飛行機発着の遅れを誘発しなかっただけでも良しとせねばなるまい。
→フライトレーダー24というサイトで確認すると、定刻7:20から離陸が7:30、着陸が9:27となっている。尚、多客時に数分離陸が遅れるのはよくあることのよう。定時運航率ナンバーワンの称号はここでも発揮されている。
当該便のサイトはこちら

ランディングが少し早まったことでドアオープンもやや早め。ここからは、全てにおいて都合よく事態が回っていく。
前回の沖縄行きでは、あまりの客の多さに辟易したレンタカーの受け付けも、WEB申し込みを済ませたことですんなり車の受け取りに成功。予定は多めに見積もっていて正解のレンタカー運行までの予定時間より、30分余りも余裕ができる事態になった。