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安売りの目玉にされやすいサンヨー食品のカップ麺。当該スーパーでは、「木金市」として、税抜89円で提供されることが結構ある。
実入りが少なくなっている当方としてもこの価格は納得。当然のように籠の中に。
で実際に食べてみるのだが、この製品のうたい文句である「オタフクソース使用」が、どうにもピンと来ないのである。
その背景にあるのが当然のようにソースの方向性。私はスパイシーなイメージ(ウスターメインの、やや辛め)を抱いていたのだが、あにはからんや、若干甘めのとろみのついたお好みソースを標榜させる感じで攻めてきた。
甘ったるい、とまでは言うつもりがないが、すきっとした仕上がりにならないのである。もちろん、それが商品のコンセプトや、といわれるとそれ以上返しようがないが、私の中では、「UFOとおんなじ方向性にしなくてもいいのに」と思わずにはいられない。
もっと言えば、「同じコラボするなら、有名どころではなくとてつもない地ソースと組んでくれりゃよかったのに」とさえ思ったりする。実は、地ソースは、凄い数のブランドがある。粉モン文化盛りの大阪・兵庫では、バラソース、ブラザー、オリバー、ハグルマあたりは有名だが、こういった全国に知られていないソースメーカーとタイアップ・コラボする方が話題性もあっていいのにと思ったりする。
オタフクは今や全国区。だから「製品にした時に認知もされているから売れる」は理解できるが、味付けの点で少し注文が付く。メーカー名を出しているだけに、これでよかったのか、は食べるたびに思ったりする。
購入店 関西スーパー 大開店
麺 8.0/10 ソース 7.5/10 具材 6.5/10 総合計 22.0/30
価格補正 +0.5 合計 22.5/30 格付け B(尖った味付けなら)