2019.7.18。
「天気の子」の公開を直前に控えて、恐ろしい実質テロ、大量殺人事件が、寄りにもよって著名アニメーションスタジオを舞台に起こされるとは誰も思っていなかっただろう。犯人以外は……
一応の確定版。もっとも、人数しかわからない。

ガソリン火災の恐ろしさをまざまざと見せつけるものであり、このことは、規模の大小を問わず、簡単に一つの事務所を壊滅させるだけの破壊力がわずか40リットルのガソリンにあることを証明してしまったことになる。

当方が速報で知ったのは午前10時過ぎ。
あの手の会社は火の気を嫌う。なんといっても紙が主戦場だからだ。だから違和感しかなかった。仮にそれでも、爆発を伴うような火事を起こすことの方が難しい。
そしてすぐさま放火と断定される。建物の構造上、避難経路がない(まあ普通はそこまで設計しないよね)のが被害を大きくしたとみられる。
それにしても……

33人。当該会社の在籍人員からすると、実に1/4が一瞬で消えてなくなったのだ。そして仕事場も、大事な資料も。まだ書きかけの原画などは取り戻せるかもだが、すでに培ってきた作品の第一次資料なども焼失した可能性が極めて高い。
ものは復元できるかもだが、人の命やその人の醸し出す画風やタッチはその人独自のものであり、再現は不可能だろう。いくら端役のペーペーであっても、死すべき命などあろうはずがない。まして、理不尽にその命が奪われたとなればその代償は償ってもらわないと残されたものにとっても気が晴れない。

一人の犯行でここまで"殺せる"事の恐ろしさ。被害にあわれたのがたまたま著名アニメーションスタジオということで、海外にも情報が拡散しているが、このことをもってしても、テロの手段には思いもかけないコモディティが主役になるということをまざまざと思い知らされた。
失ったものの大きさに愕然とする一日だったわけだが、彼らの死を無駄に終わらせないような、何らかの方策が必要になってくるだろう。その部分では、いわゆる不可抗力の部分があっても、政府が大量殺人事件と認識して、原因究明を表明したのは素早かった。
注目は「誰」が巻き込まれたか。それ次第で当方の記事も様変わりすることになるだろう。