2019.7.19。
前日の惨劇に打ち震えるあまり、公開初日の本作……天気の子を見ないでおこうという一部のフォロワー氏はともかく、全国一斉上映となった9時からの上映回は、程よい埋まり具合で推移したとみられている。

当方も何の予定もなければ、丸一日三昧にして、入り浸るつもりだったが、なんと資格試験がこの日に設定されてしまう。何とはなしに「こんなことになるのでは」と思っていたことが現実になってしまう。いやはや、コトダマの威力は絶大である……って、別の映画が混じってきたw

試験は滞りなく終わり、あとは合否を待つばかり。大阪の試験会場から一路西へ。
向かったのはOSシネマズ ミント神戸。よほどのことがない限り三宮20時はありえない、ので、若干の余裕を持たせたスケジュールにした。
その効果もあった。8時過ぎスタートなので、1300円で鑑賞できるのだ。もっとも、当方は事前購入を怠りない。
19時過ぎに会場入り。ほどなく「満席」表示が映される。そう。久しぶりに満員の観客とともにできるのだ。
そうなってくると一番乗りは欠かせない。19:50過ぎの入場開始と同時にエスカレーターを駆け上がり、8番スクリーンに陣取る。

初回の観客動向は素晴らしいデータとなった。さすがに10代前半層はいなかったが、20代前半〜60代を中心に全世代が見に来ている様相を呈していた。カップルも一定数居たし、やはりボッチが過半を占めていた。男女比は、男性ペア数が圧倒的で男性に軍配。3:2あたりで、「君の名は。」の二の舞になりそうな予感がプンプンする。平均年齢は30代後半。当方は、一番端の席にしたおかげで、二つ隣の外人客を避けられたのはよかった。

この作品は、実は採点を考え中である。
ツイのファーストは99点にしたのだが、それで足りるのかな、と言ったところである。
ちなみに大号泣までには至らず、そこが採点をするかしまいか悩ませている最大の論点である。
「FF14」の劇場版は、いきなり100点が出せた。それも初見である。それはストーリーがわかりやすいところもあるし、詰め込んでいない、直球が効いたと思っているのだが、「君の名は。」も、初回では、「あーきれいだなー」に心を奪われて、ストーリーが入ってこなかった部分がある。
本作も「天気をつかさどる巫女」の話が語られる場面があるのだが、ゲストキャラにしゃべらせたこともあり、重要度がどの程度かわかりにくかった。
一瞬の通過で終わらせるこれまでの作品の登場人物では、なんと、瀧三のみならず、テシサヤ四葉までもがセリフ有りで登場。香菜さんはなんとカナ役で幼女を演じ切るなど、情報量は半端ない。懸念した本田翼の演技は可もなく不可もなく。やや可寄りだとしておく。平泉成さんは、典型的な「演じないといけない俳優」さんだとわかったのが収穫だった。

とりあえず「祭り」は始まった。
初日レイト回では拍手こそ起きなかったが、満足度は高そうに見受けられた。ただ、先ほども言ったように情報量の多さが災いする可能性は否定できない。この面倒くささをどこまで自分のものにできるのか?
私と新海監督とのガチンコ勝負も幕を開けたといっていいだろう。