あえて私が、「○○キノコ目」と書いているのは、10回目見ると、うまい事語句ができるからである。

それに向けてあと2回。東京にまで出てきて、見ないという選択はない。
それこそ、キチ縄さんがいれば、朝一を元気に飛ばせるところの新宿バルト9に突撃する。

これで劇場数は、OSシネマズ系2カ所、TOHOなんば、MOVIX京都、TOHO新宿に次いで6カ所目。遠征はあまり考えていないが、今後新規上映館が出てきたら考えなくもない。

朝から映画を見る層ってどんなだろうな、と思っていたのだが、なんのことはない。一応の祝日であり、まんべんなくお客は入っている。中でも、「ライオンキング」「ワンピーススタンピード」と大作がやってきていることもあって肩身の狭い箱割になっているところは否定しないのだが、カップルが15組オーバー、ソロも男性30人程度、女性10人弱で、中規模箱はいい感じに埋まってくれていた。平均年齢は、30代前半。ここに来て、若年層に刺さり始めたのかな、という感じがしてくる。

新海監督の「物理的瑕疵」を見つけることに傾注し始めているここからの鑑賞回だが、8/4に事前チェックした田端の差違部分については、見事に当方の勝利に終わっている。これについては、またぞろブログにあげていきたいと思っている。

それでも、「愛にできることはまだあるかい」からの一連の作劇/演出/スピード感は、新海氏の真骨頂だと思う。これができるから感動もできるし、名作認定もされやすいのだと思う。
もちろん、「♪せかいがぁーー」からは毎度おなじみの大号泣大会。何度見ても、ここでは涙腺が決壊してしまうんだろうな、というパブロフの犬状態になってしまうことは避けられないのではないか、と思う。

号泣して「なぁりたーーい」で感情が収束していく。もし新海作品がこれが初見だとしたら、そのインパクトは代えがたいと思う。「音楽の持つ力は偉大ですっ」は、とある名作映画のセリフなのだが、「天気の子」は、脚本の草稿段階からRADは関わっている。だから、シンクロ度が半端ないのである。
もし次回作があったら……もうそんな恐ろしい状況だけが渦巻いている。