バリバリの昭和生まれであり、平成ジャンプしてしまった私だが、それでも後悔していないのは、自分の生き方に満足しているからに他ならない。
薄給に耐えられずあの会社と袂を分かってしまったが、それは、今までの自分が「それでいい」と思っていたから。だが、可処分所得の少なさにとうとう悲鳴を上げたのだった。

それから約3か月。有給分の半ばボーナスが7月/8月のオタ活を支えてくれている。
そして惜しむことなくそれを突っ込めている。以前の私なら、「新幹線で2週連続上京」など、仕事であってもなかった事態である。
だから、今回、「一日」で終わらせたくなかったということもあって、2日目の「若おかみ」「キミコエ」に突入するのだった。

「若おかみ界のキチ縄」こと、当方のフォロワー氏もC96参戦後にトリウッドに。抜け目がないともいえるが、あの人いきれの中で目当てのものを購い、返す刀で下北沢、というのが正直バイタリティーありすぎで恐れ入る。
私の知る限り「若おかみあるところフォロワー氏あり」であり、遠征した回数は数えきれない。ぶっちゃけ、そのお金でそこそこいいものが買えるレベル。だが、やはり追うべき対象が出た時のオタクの突っ込み度合いは、常人の思考を軽々越えてくる、ということだろうか……

私としては、久しぶりに、この2回目でそこまでの感情の発露が見いだせなかった。それは別に面白くなかったとか、すでに知っているから、ではなく、恐らく「天気の子」の余韻に精神が冒され、おっこに寄り添えなかったからではないか、と思ったりする。
それでもラストの舞いのシーン。あれだけ反目し合っていた織子と真月が、笑みを浮かべながら最後向かい合うワンカットで、二人の仲は絶ちがたい友情で結ばれたのかな、を想起させてくれる。それを芝居だけで見せるのだから、高坂監督、やはりおそるべしである。