普通の日曜日の昼中回。先週は座席争奪戦が繰り広げられ、満席を連発した「天気の子」であっても、なかなか満タンには「期待だけ」にとどまらざるを得ないのか?

それでも、当方は、購入直前の埋まり具合に狂喜する。着席率95%、といっていいくらい空席が些少だったのだ。変な場所に座席をとるくらいなら、最前列(A列はいつでも予約できないフロート席)のBを選んでやれ、と思って、実行に移す。

ぶっちゃけ、もう「語らないといけない」箇所なんかない、と思っていたのだが、思った以上にまだまだ出てくる。ビフォーアフターの代々木会館については、小ネタ以上だと思っているので、追記する予定にしている。尚、警察車両のナンバーダブり問題は小ネタレベル、エレベーターのPH灯が消えていない問題とか、東京競馬場での夏競馬とか、ハイエースなのに5ナンバーであるとか、言いたいところはいっぱいあったりする。

それでも、ラブホのシークエンスで隣りのカップルがぐずりだしてしまうのに当方も反応。右隣の女性ペアもそこそこにぐずらせていた。
だが、その彼らを多分ドン引きさせていたであろう、「大丈夫」シークエンス。いやあ、本当にこの曲とあの映像。私のHPをゴリゴリ削ってくれる。もちろん、顔じゅう涙まみれである。

だから「愛にできることはまだあるかい」がかかっていても、「何もない僕たちに~」のところが神がかりすぎてここでまた涙腺が励起されるという末期症状w こうなると、座席から腰を浮かせるまでに相応の時間を要してしまう。

14回。世間では「アホちゃうか」といわれるレベルの鑑賞回数である。だが、その「アホ」といわれる回数みた映画がすでに4作目になったという現実。そして、それは数年前の私なら到底考えもつかない事実でもある。
日曜の度に入れ込みは追いかけたいし、当方も積みを止めるつもりはない。そして、興行主からしてみれば、まだ満席に近い稼働ができる作品を厚遇しないわけにはいかないはずだ。
この好循環があり続ける限り、「天気の子」の鑑賞環境はまだまだ「大丈夫だ」といえるのではないだろうか?