じっとりと頬を濡らして、「空の青さを知る人よ」を見終わる。
ここから1時間以上間が空く。願ったりかなったり、で当方は少し早めの昼食にあり付く。久しぶりのカツどんだったが、なかなかおいしかった。

昨日10/26は、公開100日目だったそうだ。実は当初無理してでも行く気になっていたのだが、21時公開の「グランドエスケープフルバージョン」に出会うために、ほぼ何もかもすっ飛ばしてパソコンにかぶりついたのだった。
結果は……言うまでもない。鳥肌が立つ、なんてものではない。PVには、新作カットも挿入。中でもラストシーンは、もはや「その結末しかないですよね」といいたくなる〆を持ってこられて、喜ばしい半面、当たり前すぎて意気消沈する。
だが……
私も物書きの端くれ。いま仕上げつつある帆高の島での生活編は11月までには仕上げたいところだ。

話が脱線した。
回数を見るごとに、号泣ポイントが前に前に移動している。ラストシーンはそれほどでもなくなりつつあるのに、グランドエスケープ……帆高が陽菜を追い求めるシーン、あのアツいセリフあたりで堪えられなくなりつつある。
帆高に感情移入することが難しかった序盤の鑑賞回。そこにあるのは、帆高がやはりそれなりに犯罪を犯していることに寄る部分が大きかったとみる。それにもまして、やはりストーリーがストレートすぎて、時系列の混濁もなく、いわば中盤の中だるみも影響している。
でも、それらを完全に回収した後半、ラスト。もうこの作品が生涯ベストにしてもいいくらいの心境に至っている。館内は、70人程度が参集。それでも、10代後半から20代前半の集まりの良さに少し胸をなでおろす。やっぱり、この手の作品は、とうの立ち過ぎた私らみたいなおっさんが支持するのではなく、まっとうな、未来ある若い人たちに支持されないといけないと思う。