今まで幾多の映画を見送ってきた「天気の子」だが、そろそろ、興行も終盤戦に入ってきている。
止めを刺しに来た、「アナと雪の女王2」が、まさに記録的な興行を成し遂げたこの土日。データだけで言えば(出典:「興行成績を見守りたい!」)、土日で90万人弱。公開日を含む3日間で105万人越え。これを1.5倍すればほぼ実数に近づくのだが、160万人あたりを記録しそうで、これは、「天気の子」のオープニング115万人、「トイ・ストーリー4」の127万人をはるかに凌駕することは間違いない。そして、この驚異的な伸びから、「1000万人確実」「最終興収も150億想定」は何も大風呂敷ではないと思っている。ただ、彼らにも「SWラスト」「片隅」攻撃を交わせるほどの技量があるかは定かではない。

世の興行主・劇場支配人の選択は実に正しい。「入る」新作に割り振ることこそ、正義だからだ。
そして、売れもしない、古くなった作品には消えてもらうしかないのだ。
「果たして、天気の子もそんな旧作のたどった道を準えるのか?」
私の、”アナ雪公開後”の「天気の子」興行には興味があった。

果たして、今まで一度も当該作品を見ていなかった「TOHOシネマズ西宮OS」に来訪。最小箱の12番を、昼中回/一回あてがわれる。だが、当方が購入する11時過ぎの時点で、早くも△マーク。
それもそのはず。グループ/家族連れが押し寄せていたからだった。圧巻は、空いていなかったからだろう、A列に陣取った家族連れ。就学手前の男女3人に母親、という構成。一番前で見せることになったわけだが、彼ら3人には、素晴らしい情操教育になったものと思われる。
そんなわけで、わずか70人箱ながら、9割越えの着席率。家族連れは10組越え、グループも2組/6名。男女10代の兄弟と思しきカップルや女児ペアなども散見。平均は30代前半と、かなりの健闘ぶり。主対象層であるはずの20〜30代は比較的少なかった。尚、私の左隣には60代前半の女性ソロが陣取るも、エンドロール中に退席しよった。どうやら初見みたいだったが、「今頃ですか?」と聞きたくなった。

26回目にして『またしても』物理的瑕疵を見つけてしまい、修正案件がまた増えた。やっぱり、監督の眼の息届かないところで結構凡ミスはありまくっている。
12月1日までは何とか耐えられそうな「天気の子」の興行。年越しなるか、が最大の論点になりそうだ。