時間はややかかってしまったが、2700万人越え/371億を優に超えている「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」。
テレビアニメーション初放送が2019年、漫画単行本発売開始が2015年ということで考えると、確かにかなりの国民がこの漫画・アニメ・映画に触れたといえるわけで、時々聞くラジオの中でも、パーソナリティーがドはまりしているだの、泣けるだのと言った言質を耳にすることがいまだに起こっている。

2020年10月公開の映画も気が付けば間もなく半年。さすがに初動のころの勢いはなく、水をあけられた2位をキープはしているが、週間20万人程度と大幅に落ち着いてしまい、4月予定のコナン新作(去年公開予定の新作)のころには、さすがに公開終了しているのではないか、と思ったりする。

その鬼滅の刃のコラボっぷりは、例えばダイドードリンコの経常利益を数倍に押し上げたり、回転すしチェーンの収益アップに寄与したり、と「組めば必ず当たる」稀有なコンテンツにまで昇華している。
→ダイドーの缶コーヒーに関連した、「鬼滅の泉」さんサイトの記事を貼る。
蒸気機関車の前面に「無限」とプレートを付けて列車を運行すれば、それだけで予約が殺到、竈門家ゆかりとされる神社も観光客の来訪で盛況。だが、これで終わりではなかった。

→「よもやよもや」(煉獄杏寿郎)の、トミカとのコラボが記事になっている。

種車は、炭治郎/禰豆子は、兄弟ということもあり、炭治郎がトヨタ86、禰豆子がスバルBRZ。善逸は、「雷」=電気、という連想で日産LEAF。ここまではモチーフ選定としてわかりやすいのだが、伊之助のスバルフォレスタの画像を見て、腹抱えて笑ってしまった。ネットでは「猪突猛進なんだからプリウスでないと」と、結構ウイットのきいたコメントも見られたのだが、骨太で、伊之助らしい車種といえなくもない。尚、サンバートラックの、キッチンカー仕様は、カナヲモチーフ。

いや。
まあ、わかるよ。
「こうまでして売りたい」という気持ちは。
でもね。
彼らが自動車に乗るなんてシチュエーションはどこにもない。むしろ、この二次創作が、リアルに発展しそうでむしろ怖い(このカラーリングの86を売りに出したら、トヨタさん、見直します!!)。
ものが売れにくくなっている現代にあって、コラボが堅いのはわからないでもないが、節操というものを感じられなくなっている現実に少し頭を抱えてしまっている。