多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

インスタントラーメン

即席麺試食記(382) ほっほう。ヤマダイニュータッチ名代富士そば 紅生姜天そば


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ヤマダイ系の製品は、基本的に凄麺しか食べていなかったように思う(安価系にも手は出しているけど、関西での流通量が少ないのであまり買えていない)。ラーメンメインというイメージであり、和風麺は少ないと感じていた。だから、ラインアップとしてこれを見つけた時小躍りし、即籠の中に納まったのは当然といえば当然だ。

その実食をするのだが。
私が東京のソウルフードと指名してやまないのが、富士そばの「もり」である。絶対一食はこれを食べないと気が済まない。思い立って食べられるほど、都内の主要ターミナルのみならず、そこそこに店舗網もあるのだ(フタ裏情報だと、2020.8末時点で130店舗)。店内に入ると、常に演歌が有線でかかっていて、それは創業者のコンセプトでもあるらしい。
作詞も手掛けられるという会長。秘話もありますんで、リンクを踏んでいただけると

そんな店舗の一大ヒットメニューを落としこんだのがこの製品だ。→製品HPはこちら。まず天ぷらを入れないで麺をすする。うん!ノンフライめんながらストレートなそばは、それだけでやる気と本気度を感じる。だしも芳醇な香りが食欲をそそる。わかめの香りも全体を盛り上げてくれる。さあ、それでは天ぷら投入。
あ、なるほど。天ぷらが入ったことでコクは追加されるが、天ぷらなしで食べた時のような強調された感はどこかに行ってしまう。つまりバランス重視で全体が整っているのだ。この調味ができるためには、実際の富士そばの監修もあるだろうが、メーカーとして最大限の努力がうかがえた。
期間限定(製造終了=定番ならず)なのはちょっと惜しいところだが、一期一会でこの製品を拾えたのは本当によかったと思っている。

 購入店舗  イズミヤ 西宮ガーデンズ店
 麺    8.5/10   スープ   8.5/10    具材  8.0/10    総合計 25.0/30
 価格補正 なし        合計   25.0/30     格付け   AA(リピートしたい!)

即席麺試食記(381) ヤマダイ ニュータッチ凄麺 冬の塩らーめん


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カップ麺メーカーも四季を意識した製品を多く送り出す。東洋水産は「四季物語」シリーズを長らくやっていたし、夏には激辛麺、冬には煮込み系の麺類など、様々な工夫を凝らしてくる。
ヤマダイ系の凄麺シリーズも、ご多分に漏れず冬対応の商品を送り出している。それが今回食べた「冬の塩らーめん」である。
メーカーHP情報はこちら。通年商品ではないため、まさに一期一会だったw

麺は相も変わらずの凄麺。何か特別なことがあるわけではなかったが、具材はキューブ状になっている大量の白菜がお湯をかけるとともに崩れていく。
お湯入れ5分。凄麺は総じて早めに食べようとすると、麺がほぐれてくれないので、しっかり時間を取って麺をほぐし、あと入れのスープ、そしてトウガラシが主成分のスパイスを入れていざ、実食。

塩ベースなのですっきりした透明感のあるスープかと思いきや、やや白濁したもの。ふたにも「濃厚な背脂塩味」と書かれていたのだが、これはこれで味わい深い。特に唐辛子メインのスパイスが見事にスープを引き立ててくれる。
具材は白菜とニラしかなく、肉系がないところはやや残念だったが、白菜は結構大量に入っており、麺に飽きた時のアクセントにもなっている。

ヤマダイ系は「フタの裏ばなし」がいい味を出しているのだが、この冬限定の塩らーめんは、驚くなかれ、16年間も売られ続けているのだ。特別な誂えのスープに原価が取られているからこその肉系のない具材と考えると、やはり、このメーカーは、やりたいことと原価の使い方のマッチングがすごいと思う。また凄麺を好きになってしまった。

 購入店舗  イズミヤ 西宮ガーデンズ店
 麺    8.0/10   スープ   9.0/10    具材  7.0/10    総合計 24.0/30
 価格補正 なし        合計   24.0/30     格付け   A+(季節限定がもったいない)

即席麺試食記(380) まずは手始めに。セコマ 小海老天そば


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セコマ……セイコーマートは、知る人ぞ知る、そして、北海道民なら切っても切れないインフラとしてのコンビニエンスストアである。
Wikipediaのセイコーマートのページはこちら

購入したのは、イズミヤの西宮ガーデンズ店。「セコマ」の表記に脊椎反射して購入した。北海道民がこよなく愛する、セイコーマートのPBの出来は、さすがに現地に行かないと食せないか、と思っていただけに、買えるとなればぐずぐずしていられない。もう一品……山わさび塩ラーメンもスタンバイしているのだが、これは"地雷"との評判もあるので、よほど食べるものが無くなった時に食することにしたい。

さて、気になる製品の方だが、この手の「小海老天ぷら」を具材にしているといえば、当方も一時期狂ったように食べていた◯旨(エースコック)の小海老天そばだ。先ごろリニューアルしていることもあり、またぞろ食べなくては、なのだが、この製品と比べると、うまさの際立ちが一目瞭然なのだ。
セコマの方は、スープのエッジがなかなか効いている。これにはびっくりした。「鰹と煮干しの旨みだし」といううたい文句は、北海道=昆布 と想定している向きからすると、意外と思える組み合わせだが、定番の組み合わせはそばつゆとしては理に適っている。
さらに驚くのが、価格はともかく(セコマでは100円らしい)、麺の質感が全然チープでないのだ。この仕立てぶりは、当然ロット数が起因していると思うし、PBといえども手を抜かない・行き届いている感をほうふつとさせる。
具材は若干残念な部分(量は不満)もありこそすれ、この価格で食べられるのであれば、全然ありである。
大手コンビニはカップ麺大手と組んでPBを作ることが多い。だが、そこまで大きくないメーカーに作ってもらっている割には、ハズレ感が一切なかった。これは拾いものである。

 購入店舗  イズミヤ 西宮ガーデンズ店
 麺    8.0/10   スープ   8.0/10    具材  7.0/10    総合計 23.0/30
 価格補正  +0.5       合計   23.5/30     格付け   A(価格以上の出来栄え)

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