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ヤマダイ系の製品は、基本的に凄麺しか食べていなかったように思う(安価系にも手は出しているけど、関西での流通量が少ないのであまり買えていない)。ラーメンメインというイメージであり、和風麺は少ないと感じていた。だから、ラインアップとしてこれを見つけた時小躍りし、即籠の中に納まったのは当然といえば当然だ。
その実食をするのだが。
私が東京のソウルフードと指名してやまないのが、富士そばの「もり」である。絶対一食はこれを食べないと気が済まない。思い立って食べられるほど、都内の主要ターミナルのみならず、そこそこに店舗網もあるのだ(フタ裏情報だと、2020.8末時点で130店舗)。店内に入ると、常に演歌が有線でかかっていて、それは創業者のコンセプトでもあるらしい。
→作詞も手掛けられるという会長。秘話もありますんで、リンクを踏んでいただけると。
そんな店舗の一大ヒットメニューを落としこんだのがこの製品だ。→製品HPはこちら。まず天ぷらを入れないで麺をすする。うん!ノンフライめんながらストレートなそばは、それだけでやる気と本気度を感じる。だしも芳醇な香りが食欲をそそる。わかめの香りも全体を盛り上げてくれる。さあ、それでは天ぷら投入。
あ、なるほど。天ぷらが入ったことでコクは追加されるが、天ぷらなしで食べた時のような強調された感はどこかに行ってしまう。つまりバランス重視で全体が整っているのだ。この調味ができるためには、実際の富士そばの監修もあるだろうが、メーカーとして最大限の努力がうかがえた。
期間限定(製造終了=定番ならず)なのはちょっと惜しいところだが、一期一会でこの製品を拾えたのは本当によかったと思っている。
購入店舗 イズミヤ 西宮ガーデンズ店
麺 8.5/10 スープ 8.5/10 具材 8.0/10 総合計 25.0/30
価格補正 なし 合計 25.0/30 格付け AA(リピートしたい!)