多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

インスタントラーメン

即席麺試食記(379) 看板に偽りあり サンヨー食品 サッポロ一番濃厚札幌味噌ラーメン


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カップ麺レビューは、正直「食べなくなってしまった」ことで頻度が大幅に下がっている。これまでなら、休日の昼食に採用することもあるのだが、付近のコンビニで手に取るのはやはり定番。スーパー訪問も、それほど足しげくできる状態で無くなったので、新商品や話題製品にはどうしても疎くなってしまう。
そんな中で、多分コンビニで買った製品が、これである。
→メーカーHPからは記載が外れている。企業内HPでのJANコード検索でも引っかからず。

以前にも店舗ラーメン系の食レポでも書いたと思うのだが、「味噌ラーメンの調味が一番難しい」と考えている。それは、みそ自体が単純な調味料ではないからだ。甘口/辛口があるのみならず、米/麦/大豆と、原材料にも幅がある。発酵食品ならではのうまみも感じられるのだが、奥行きを出すのはなかなか難しいと考えている。
「濃厚」という文言に引かれたのは言うまでもない。その文字から連想される、サッポロ一番の味噌ラーメンをはるかに凌駕する、うまいうまいで箸が止まらない感想が述べられるだろう、と踏んでいたからである。

だが。結果的に「これのどこが濃厚なのか?」という感想が最後までまとわりついてしまった。麺は、味に負けまいとしてなのか、かなりの太麺で攻めてきた。ここは一応及第点だった。実際、麺のコシや歯ごたえは、「よく頑張りました」といえるものだ。
だが、スープがいただけない。いや、決してまずくはないし、むしろ評価は高い。だが「これで濃厚」とドヤ顔してしまってはいけないのではないか、と感じたのだ。ドロドロしている、まるで3日くらい煮込んだかのようなみそ汁の中に麺が入っている、くらいの濃厚さを期待した私が過剰に期待しすぎたのか?塩辛さも控えめだったことで、ますますぼんやりとした印象にとらわれる。
具材は、謎肉の謎っぽさがうさん臭さを添加しているようで、評価に値せず。約半年ぶりの試食記だが、響かない一品になってしまった。

 購入店舗  コンビニ某店
 麺    8.0/10   スープ   8.0/10    具材  7.0/10    総合計 23.0/30
 価格補正  なし       合計   23.0/30     格付け   B+(濃厚ではないのでリピートはない)

即席麺試食記(378) たまげる! EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ 3.5 倍


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カップ麺レビューは、正直「食べなくなってしまった」ことで頻度が大幅に下がっている。そもそも、スーパー巡りがやや下位に位置してしまっている現状では、買い物自体に出かけることも減っている。
それでも、と勇気を振り絞って訪れたのが、109シネマズエキスポシティに訪れた際に立ち寄った、イズミヤ ららぽーとEXPOCITY店だ。
ららぽーと内ということもあるのだが、出店がイズミヤというところに驚く。自社モールの核店舗に納まることの多いイオンは当然お呼びでないし、傘下に入っているダイエーでも今ではこの規模を埋められない。残るはIYということになるのだが、地元立地を生かした選択肢は今後どう出てくるか、課題といえる。
店内をブラウジングしていて、目に留まったのが、「わかめ3.5倍のわかめラーメン」である。以前「麺なしのわかめラーメン」が話題を呼んだ、「入れすぎじゃね?」といえる圧倒的な具材の量で勝負に出た。→商品情報はこちら。麺なしの方は、従来製品の4.5倍入っていたらしい

味はいつもの通りのワカメラーメンなのだが……
いやはや、わかめがいつまで経ってもなくならない!3.5倍は伊達ではない。わかめと麺を同時に食べないとバランスが悪くなるし、当然、麺だけが先になくなってカップの中は、わかめスープと化した。
正直言って、「過ぎたるは及ばざるがごとし」な具材量であり、2.5倍程度でちょうど釣り合いがとれるかな、と感じた。
ここ最近、エースコックがイロモノ路線を走りだしているのは、そうでもしないと生き残れないからかな、とも思うし、定番化は無理でも、話題になればそれでいい、というような一種投げやりな姿勢と見えなくもない。
企画や面白さとしては買えるが、一回食べたら「もうたくさん」となる商品に仕立てたのはちょっぴり失敗だったように思う。

 購入店舗 イズミヤ ららぽーとEXPOCITY店
 麺    7.5/10   スープ   8.0/10    具材  7.5/10    総合計 23.0/30
 価格補正  なし       合計   23.0/30     格付け   A(わかめ好きには堪えられない)

即席麺試食記(377) うーん、これじゃない 日清麺NIPPON 京都こってり鶏白湯


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転職して、旗日(いわゆる日祝)が休業になって、今までできなかったことがかなりできるようになっていた。土曜夜からのヒトカラ、日曜日の映画鑑賞。
ところが、緊急事態宣言発出後の私の行動範囲は一気に狭められた。確かに出掛けなくて=お金を使わなくて済むことはいいことなのかもしれないが、それは誰かの懐が温かくならないことも意味している。

こんな状態がいつまで続くのかは正直気になるところではあるのだが、かくして久しぶりの外出しない日曜日を体験してみた。
当然昼食は買いこんでいたカップ麺を実食。文言にやや不安を隠せなかった「日清麺NIPPON 京都こってり鶏白湯」をチョイスする。
どこにわだかまりを感じていたのか?京都ラーメンは、どちらかというと「横綱」的なすっきりしたスープを想起していたからである。鶏ガラが主張するやや澄んでいるスープに背油あたりがトッピングされるイメージだ。もちろん、「こってり」の代名詞は「天下一品」であるが、こちらは、しつこさのあまり感じられないスープだ。
おそらく、この二つのいいとこどりを目指したスープだったのだろうが、エキス分が過剰すぎて、ただただしつこいだけに映ってしまった。具材もねぎとささみだけ。麺は毎度の、ほぐれにくいノンフライめんで、食べる前段階でイライラしてしまうのも減点要素だ。

ヤマダイのご当地ラーメンシリーズを追う展開の日清なのだが、中上位価格帯の製品は、意外とうまくない(味ではなく、アプローチ)と感じることが多々ある。麺NIPPONシリーズも7タイプあるにはあるが、初代の近江ちゃんぽんはひっそり姿を消している。地方の面白いラーメンを発掘するコンセプトである方が、差別化ができるし、それがきっかけで全国に存在が知られることになると思うのだが、そこまで攻めた製品を作れないところに王者の苦悩を見て取った。

 購入店舗 ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   スープ   7.5/10    具材  7.0/10    総合計 22.0/30
 価格補正  なし       合計   22.0/30     格付け   B+(思ってたのと違う)

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