多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

自動車

2015.11.4 東京モーターショー観覧記(10) 相変わらず導線ベタ トヨタ編

車のデザインは、そこそこできても、こういう展示会で会場のブースをデザインできないのはどうしてだろう…
2013年のモーターショーの時も、下手に順路を設定してしまったおかげでむしろ混雑が発生する事態に。てんやわんやというより、滞留する人込みを、うまく流せないようなルート設定にしているところに、ブースのデザインやら、導線の配置やらが破たんしているといわざるを得ない。

今回も、それほど目玉車種がいたわけではなく(ライトスポーツのコンセプトカーも、「これは走りそうじゃん」を想起させない、間抜けな面構えであり、RX−Visionの足元にも及ばない)、むしろ今年は、前回のFCVフィーバーを鑑みて、新機軸の技術革新めいた提案はせずじまい。
次期プリウスも初お目見えといったところだが、キープコンセプトで目新しさはほぼ皆無。それなのに、会場は立錐の余地がなく、相変わらず順路設定をしているのにごった返している惨状。
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結局、ほかのブースでやっていない、順路設定をしているトヨタだけが大混雑に見舞われるという、不条理な事態。でも、これは至極当然であり、しっかりロープで区切るとか、立ち止まらせないといった工夫をしない限り、トヨタの導線ベタはこれからもついて回ることになるだろう。
現行車種すべてを展示しないと気が済まなくなっているあたりにも、柔軟性というか、「売りたいモノ/代表的車種だけで十分でしょ」と、開き直れないところも日本を代表するメーカーの抱えるジレンマでもあろう。

2015.11.4 東京モーターショー観覧記(9) 今年は一味違う? ダイハツ編

何年もみてきている、モーターショーの中にあって、コンセプトカーが実際に具現化した、という事例は、実のところ結構ある。
スズキのハスラーも、2013年のショーで初めてお目見えしたわけだが、いつも軽自動車専業でもある当社のブースを見ると、コンセプトカーが「売る気のない」「作ってみました」程度の仕上がりばかりで、うんざりすることこの上ない。

今年もそんな「そもそも実現不可能だろwww」という、低床の軽とかが展示。
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あーあー、いつもの「できるものならやってみぃ」と突っ込みどころ満載のコンセプトカーでお茶を濁すのか、と思いきや、今年はちょっと様子が違っていた。

なんか市販車っぽいスタイリングの「D−base」の完成度の高さに少し胸をなでおろす。おそらく、ミラ後継と目される車種だろうが、軽自動車の発展度合いはせいぜい限られているだけに、キープコンセプトながら、これなら十分にやっていけそうである。
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ちなみに、不格好で私的にはあまりしっくり来ていない現行の「WAKE」。Wikiによると、2013年のコンセプトカー「DEKADEKA」のリファイン版だそうだ。HDDに残っていたのでプロトタイプをご覧あれ。
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観音開きで、「これはない」と一刀両断してしまいたくなる車種だったが、コンセプトカーの顔の方がすっきり収まっているように感じるのは私だけだろうか?

2015.11.4 東京モーターショー観覧記(8) 動の展示はいい スバル編

実は、今回、一枚しか写真に収めていなかったことに気が付いたスバル。
もちろん、それほど取り立てて、良いコンセプトカーがあったとかがないというところが原因しているわけだが、今回、このメーカーは、面白い展示に打って出た。

それが、会場内をライブ中継で結ぶという、今までどこかがやってもよかったであろう、印象的な展示である。
ステージでの大仰な演出も実際演者にかかる負担とコストが見合わなくなっているとみられる。なので、しゃべられるコンパニオン(レポーターなどの経験者)に、マイクを持たせて、車の特徴を上げていきながら現行車種を紹介するという、きわめてベーシックな、そして「スバルを知ってもらおう」という初心者にもやさしめの展示に仕向けている。

今回唯一の写真は、クロスオーバー系のコンセプトカー。リファイン次第では売りたいと思わせるフォルムで結構印象的。ここに立っているMCとの掛け合いが、レポーターとの動的な解説につながっている。
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要するに、現行車種をよく知ってもらいたい、というのが今回のスバルのコンセプトだった、というのが実際で、国内ではいまだ知名度が低いブランドを正しく告知しようとする動きに、納得することしばしである。

もっとも、観覧者の邪魔になるという点があるところは若干のマイナスポイント。そう何度も取れる手法でもないだけに、次回の演出は、考えものだろう。
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