多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

政治

アベガーの行く末を案じる52歳最後の日

ちょっとだけ、私が「いやな予感」を抱いていたのは偽らざる事実だ。
2週連続の病院訪問。ただ検査結果を聞きに行くだけなら、秘書官あたりで十分だ。深刻なものでなければ……。
だから、というわけではないが、ちょびっとばかり、売りで入っていたFXは、綺麗に大幅プラスをもたらしてくれた。そう。木曜日深夜のドル円のV字回復とそれにつられた買いにのせられた人たちを手玉にとれたのだ。(ちなみに、午後イチで付けた106.94円を頭にあっという間に106円割れ。105.20まで実に1円70銭のくだりっぱなし。)

まあ、成功体験をここでひけらかすのが目的ではない。
任期を全うできるかどうかが8/17の時点で怪しくなった、という予想ができていた識者(政界内部含めて) がどの程度いただろうか?それどころかやめろコールを日夜激しくしているパヨク界隈は、意外なほどに静かだった。
それはここまでの結末を予想できていなかったからだ。まさに政治は一寸先は闇。
でも、辞めさせることに傾注している界隈は、いざ辞めるとなると、恨み節とも「やめないで~~」とも取れるヘンテコな叫びをツイッターにあげている。
→その最たるものが、高校に風評被害を与え続けている芸人のこのつぶやき
要約すると、「("´_ゝ`)フーン」と無関心を装っているようで、攻撃相手がフィールドから急に去ることに戸惑いを隠しきれていない様子がうかがえる。飯の種(ちやほやしてくれるお仲間と、バカにするネトウヨとのバトルが見れるんだもの、面白いに決まっている)が居なくなるんだからそうなる。
普通なら「#安倍辞めろ」までやってきた張本人なのだから、どういう結末であれ本懐を遂げたんだから大喜びするのが筋だ。私だって、今の野盗のトンデモ野郎が辞任するか、失職したらやんやの喝さいを浴びせるところだ。ところがそれがない。本文では「喜びも感慨もない」となっている。攻撃対象が姿を消すとどうなるのか……いみじくもこの芸人はその心情を露呈してしまったようだ。

口汚く安倍辞めろ!!と言い募っていたアベガーパヨクたちは、両手でも足りないくらい思い浮かぶ。彼らは「アベ憎し」が行動原理になってしまっている。アベが居なくなった後の世界を思い浮かべられないかわいそうな人たちなのだ。
任期を全うできなくて、むしろよかったのかもしれない。だってあと1年近くアベガーを言い続けないといけなかったんだから。
次が誰になるか、で彼らの言質がどう変わるのか、目が離せない。

しっくりこない候補者たちに愕然。

東京都知事選が公示された。


と事実を述べるにとどめたくなるような、一切かかわりたくない候補者たちの顔ぶれを見て唖然とするほかはない。

緑のタヌキこと小池現都知事は、カタカナ語を使うことがステータスといわんばかりのずれた感覚だし、野党揃い踏みで支援されている宇都宮氏は赤っぽい発言のオンパレード。ベクレテいるのは自分の脳だけにしてほしいメロリンは、有権者に便宜供与をうかがわせる公約で甘く誘うし、在特会という汚点を隠している極右は都政とは関係のない方向に攻撃を仕掛けるありさま。NHKがどこかに行ってしまった人はこれまた政治に未練たらたらのホリエモン傘下で出馬するし、唯一まともだと目される小野氏は線が弱くて支持が広まっている風には見えない。今回その他有象無象にドクター中松(病床中)やマック赤坂(区議で活躍中)もいないので、精細を欠くとは言うものの、この6人以外が大量獲得できるような素地も見当たらない。

とにかく「小池都政」を変えようとしない自民党のやり方は今の国政のように、消極的支持が当選を生むという構図でしかない。
そうは言っても、その昔、美濃部都政は、ばりっばりの赤っぽい施策を次々実現。もちろん、のちの肥大化していく東京を御せる舵取りとは言えないものばかりで、結果的にインフラの大幅な立ち遅れは土地収用の難しさなども相まって失策とされている。唯一の反小池としての宇都宮氏だが、こういった都政になることは十分に考えられる。

東京が止まれば、日本は急ブレーキがかかる。あるいは東京から逃げ出してしまう企業も少なからず出てくるだろう。そうならない候補者が今までロクに仕事をしていないと思われる小池氏だけというのが日本の政治の層の薄さを露呈させてしまっている。
盛り上がらない都知事選。このままでいいのだろうか?

日本全国自粛が実現したこれからを予想する。

コロナウィルスに対応するうえで、避けなければいけない「集近閉」(いわゆる、3密よりはこっちの方が、どういう密なのかがわかりやすいし、何よりあの主席もDISれるのが大きい)を確実なものにするため、とうとう全国に対して緊急事態宣言がなされ、事実上、すべての企業活動が停止に追い込まれる事態となっている。

例えば、映画館は、これまでなら宣言の出された都道府県以外なら営業自粛とまではならなかったが、今回の宣言のせいで、たとえ数人レベルの発症した県でも営業はまかりならんとなる。夜の外出も基本できなくなるし、飲食は、客単価の高くなる夜の営業がほぼ壊滅的になり、基礎的な経費の支払いにも事欠く始末になることは必定である。
遊興施設も同様。パチ屋がほぼ全面的に閉まりそうな気配であり、それでも「自粛?なにそれ」で営業を強行する店舗に客が押し寄せる未来しか描けない。

強制力のない自粛が蔓延する事態。今までなら、自然災害で被災地だけに「行くのやめとこう」だったわけだが、今度は全国的に影響が広がる。訪日外国人も壊滅的であり、その彼らが落としていく金で経済が回っていたことも事実。そう言った要素が無くなれば当然日本経済はガタガタになる。
それを見越しての「ほぼ全員10万円給付」につながるわけなのだが、これだけでも足りているとは思えない。ロックダウンに限りなく近い現象が及ぼす影響は軽く見積もるべきではない。

さて、当方のへなちょこ予想を開陳していきたい。
コロナウィルスの蔓延・終息宣言を出すのが当方は「7月」と見ている。
散発的に患者はこれからも出てくるだろうが、抑え込めると判断した時点で出されると思うのだ。具体的には、確認患者数が急減したタイミングからさらに2週間。そこから、確認患者数が全国で数人レベルに落ち着いたときがそのタイミングだと思っている。東京での自粛はそのかわり少し伸びるかもしれない。
そしてこれは重要なのだが、今回の給付と別にもう一段の給付や経済刺激策を政府は取る。納税者に死なれては困るからだ。また、反政府側に寝返った時の怖さを彼らは知っているという側面もある。額の大小はあるが、仕事ができなくなる期間が相応に伸びれば、それに対応する予算も増えてしまう。108兆円では、せいぜいマイナスがプラスマイナスゼロに持っていけるかどうかでしかないともいえる。
倒産ももちろん増えるだろうけど、失業者はそれほど増えないとみている。それは、安い賃金の代名詞でもあった外国人労働者の代わりを邦人がやるようになっていくからである。グローバル化の盲点が図らずも見えたことで、国内回帰が経済界の中で潮流になれば、「きつくても仕事があるだけまし」な人たちを取り込むことは難しくないとみている。もちろん、賃金は相対的に上がってしまうが、「やってこない・当てにできない」リスクをとるより、金で済むリスクの方が妥当だと思うのだ。国富が国外に流出しない点も大きい。
インバウンドの復活は当面望めないとみる。一番の"お得意先"だった中国の急回復が望めないからだ。全世界的な人の移動も2021年初頭までは減少傾向になるだろうし、そんな中でのオリンピックができて初めてプラス要因といえる。ただ、来年のオリンピック開催可能かどうかは当方も懐疑的である。

国際的な観点で言えば、確実に中国の世界的な地位は大きく毀損した。初期対応のまずさは日本もお互い様だが、彼らの隠ぺい体質や、くすぶっている反体制の炎が一気に白日の下にさらされる可能性は2020年代に確実に起こる。それがもたらす中国の分裂は見ものだし、今までやりたい放題だったかの国の凋落ぶりは見てみたい。それは一党独裁国家の終焉でもある。
アメリカはどうだろうか?今回感染爆発の象徴みたいになってしまったわけだが、中国に責任転嫁するだけでは足りないと思う。要するに舐めてかかりすぎていたわけで、その責任はいくら金で誤魔化したところで変わらない。欧米の中国に向かう怨嗟はただ「謝れ」というだけではこと足りないと集近閉氏は思い知らされるだろう。

中国という市場亡きあとの世界がどこに目を向けるか?と考えると、どうしてもまだ生活水準の上げ余地のある東南アジアの国々ということになるだろう。具体的にはベトナムやバングラディシュ、人口が膨大であるインドもその中に入ってくるだろう。中国が唾をつけたアフリカの国々は、金の切れ目が縁の切れ目、となり、急速に中国化から離れていくだろうし、その後をヨーロッパや日本が席巻することになるだろう。

何かが変わっていく令和時代。昭和初頭の大恐慌、平成初期のバブル崩壊、そして今回のコロナショック。また失われた○○年とならないように、日本は財務省などと言うけち臭い省庁の言いなりにならず、バシバシお金をつぎ込む政策を打ち出すべき時に来ていると思う。
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ