多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

解析下書き

「天気の子」徹底解析 小ネタ集 その2

※改訂・追加情報
2019.12.2 3項目追加してます。
2019.12.7 さらに3項目追加しています。
2019.12.12 あまりに多くなったので、2記事に分けました。
2020.2.21 さらに2項目追加しました。
2020.6.30 1項目を修正しました。

一応、前半部分でおかしなところは上げてみた。
それでは後半戦だ。

 屬役所仕事」な人たちが日曜日に動くのか?<2019.12.7 追加>
陽菜の家に、高井と佐々木巡査が訪問したのは、どう考えても、2021/8/21の18時ごろ。帆高のスマホが時刻を表示しているからすぐわかる。問題は、このセリフだ。
「明日、児童相談所の人たちともう一度来るって」(p.173)
2021/8/21は土曜日。すなわち翌日は日曜日なのだ。児童相談所が年中無休、それこそ子供たちの未来を護るコンビニよろしく24時間365日稼働しているなんて、どんな世界線なのか、と思ってしまう。
緊急性の少ない、子どもだけでの生活(それも困窮している風には見えない)者を日曜日に保護しに来るというのは、「なんで今さら」という具合にしか受け取れない。

⊆造六系列ではない「首都危機」シーン。そしてこれまたミス描写を見つける
「一緒に逃げよう!」からの首都危機BGMが流れるシーンは、一気の場面展開を促す急転直下の部分だ。だが、それであるがゆえにいろいろ突っ込みきれずに終わらせてしまっている部分がある。
ライブ映像と銘打たれている時刻は21時。このシーンでは暴風雨にはなっているが、雪になる気配はない。ところが、帆高たちの足取りを追うと、時刻や雪の降り始めるタイミングに疑念が生じるのである。
・帆高たちが池袋で立ち往生した山手線を捨てたのが19:45
・宿を回りまくる帆高たち。20:30頃に数軒目。ラブホや安宿街に立ち入ったのは、21時前後とするのが妥当
・地下道で雪を見つけるタイミングは、よって21時になっているかどうかの時間帯
あれだけの暴風雨が突如しとしと降る雪に切り替わることが、気象界では絶対にありえないと断言する。それも数十分、多く見積もっても1時間で風雨がおさまり、雪になるという状況はおかしい。
現に後の職質シーンでは、そこそこに風もあり、雪も降っている状態。台風の目の中に入ったように急に風雨がおさまることはありえないのである。

C啾淇質→「お願いっ」→雷直撃の怪<2019.12.12 追記>
池袋の路上で大立ち回りを演じるほだひなたち。ここも突っ込みどころ満載である。
・なんで取り囲まなかった? 
人数が多ければ多いほど、警察は、対する人員を増やして対応する。今回、子どもとはいえ、3人に対して、初期対応した警官は二人。「銃を所持している」という無線まで受けているなら、その時点で応援を呼んで、逃げられないように人の圧力をかけるべきだった。のらりくらりと時間を使って、応援が来た時に一気に捕獲するのだ。このやり方は、すでにYouTubeなどでも、パヨクさんたちがしっかりと動画に収めて、公開しているので「あーなるほど」とご理解いただけるだろう。
・人定質問が早すぎる
「フードをちょっと上げてもらえる?」
実は警官は、指名手配/危険人物の顔をおぼろげながら記憶できている。帆高はこの時点で、かなりのお尋ね者になっていたと考えられるわけで、あの質問によって「顔バレ=人知れず手配されている」と悟ったのだろう。
それが帆高の逃走を誘発したとも考えられるわけで、やはり手順というものは大事であると知らされる。
・雷がトラックを直撃する謎
陽菜の「お願いっ」に呼応した雷。閃光一発、駐車してあったトラックに見事ヒットし大爆発を誘引させる。
でも、トラック(1.5t程度)の車高は、人間の身長よりやや高い2メートル強。付近を高層ビルが立ち並び、避雷針も林立しているような場所で、それらに影響されず、トラックを狙い撃ちできる雷の性能は、あまりによすぎる。
そもそも陽菜の「お願いっ」は何に対する天へのお願いなのか、よくわかっていない。そして、その答えが落雷だったのかどうかもわからない。
確かにあの落雷で現場はカオス状態になり、警官もそちらに気を取られたおかげでラブホに避難はできた。でもなんとはなく、このあたりの脚本は困りに困った様子がうかがえる。
※当方の見解
すでに当方は、「陽菜は晴れ女ではなく雨女」だと看破している。→当該解析記事はこちら
もし、彼女が「晴れ女」であれば、天候を悪化させる方向の雷を誘発することは不可能である。そして、雷は、雨を降らせることや、悪天候を象徴している。彼女の属性が雨女だからこそ、雷が呼べたとすると、「晴れ女なのに雷を呼べるのか」という疑問に立ち入らなくて済む。
尚、当方も、別のファンの方に言われて確認したのだが、HUMAXの看板に、「君の名は。」の三葉が愛用していたノートに描かれていた、パイプくわえて二足直立しているハリネズミが描かれていたので、チェックしていただきたい。

い△離薀屮曚亮付が通った背景<2019.12.7 付記>
「一泊2万八千円ね」
門前払いを受け続けて訪れた宿屋は数知れず。しかし、とあるラブホで奇跡が起きる。
家出少年3人を受け入れたのだ。尚、部屋は8階だが、扉には「413」がかかれており、ここも修正必須箇所となる。
この後警察に踏み込まれるわけだが、これは当然宿サイドのタレこみがなくては成立しない(池袋での大立ち回りがどこまで高井達につながっているのかはわからないし、そもそも新宿で拾った銃に絡む事件で池袋署の刑事が動くのはおかしくないか?)。泊めたことには違いないが、その後連絡をしているのは間違いない。
もちろん路頭に迷う/下手したら死んでいたかもしれない状況下にあって保護同然で泊めたラブホサイドを責める気はない。ただそれならばなぜ警察に連絡したのかは気になるところだ。

ス單靴好天に変わる瞬間をだれも記録していないのか?
大雨特別警報が出された首都圏。我々はこんなナレーションを聞いたはずである。
「気象庁は、この異常な天候が今後も数週間は続くだろうとの見通しを発表し---」(p.180)
実際画面上では、東京を中心にまるで台風が居座ったかのような恐ろしい渦巻きが描かれていて、この報道がそれほど大げさでないことを示している。
だが……
そんなことを言っていた数時間後には、「数カ月ぶりでしょうか」「東京都心の気温は25度を超え」「久しぶりの夏が、戻ってきました」……
昨日の暴風雨、また雪が降ったことなどすっかり忘れ去られてしまっている。もちろん、昨日自分たち(気象庁の発表だから、としらばっくれるだろうが)が報道したこともなかったかのような論調だ。
この唐突な晴れ間、そして2021.8.22 16時過ぎからの大豪雨。すべてが科学的に説明できないし、このあたりは、説明を放棄したかのようなストーリー建てになっている。

Α崟欧貊」の夢を何人が見たのか?
SNS上では、2021.8.22、一転晴れた様子の短文ツイートが流れていくのだが、そのうち何人かが晴れ女の夢を見た、と投稿している。
実は全員が全員ではないし、#(ハッシュタグ)も設定はされていたが、そこまでではなかった様子である。
しかし、凪/須賀/萌花まではほぼ確定しているし、夏美も下手するとあの微笑みで「そうなの」と感情を共有している風にも受け取れる。
つまり、陽菜と関わったものが見たと考えるなら、晴れ女ビジネスに依頼をした人たちが見たというのは考え過ぎだろうか?
これは、かなりの情報精査が必要である。あの投稿をした人が晴れ女ビジネスに関わっているかどうかを確認しないといけないからだ。
まあこれは円盤待ちということにしたい。

Д疋灰皀織錙爾了計表記がバラバラすぎるし、時間設定もおかしい<2019.12.7 追加 12.12 修正>
帆高は、山手線の線路を代々木に向けてひた走る。新宿が目の前にやってきたとき、そして、代々木駅に向かおうとして、左に描かれている、新海作品には欠かせない「ドコモビル」の時計表記が実にバラバラなのである。
時間帯を設定するために必要なのは、誰あろう、凪である。
佐々木巡査のファインプレーで、二人目・アヤネが来たのが14:40なのだ。この後、着替えをして、二人して……カナと凪が児童相談所を脱出するのだが、場所が新宿にある児童相談所(実際の住所は東京都新宿区北新宿4-6-1)。このまま、何の障害もなく、代々木会館に行けたとして、小学生の足でなら、一時間程度。サッカー選手としても鳴らしていただろうから、全区間ロングランで、30分程度で着いていたかもしれない。まあ、ここは大事をとって1時間としようか。
どんなに遅くても、16時には代々木会館に着き、帆高や須賀の乱闘を目の当たりにして、唯一動けていた安井が帆高に立ちふさがるのを認めて、踊り込んだといえる。
となると、須賀と帆高が会話したのは、15時40分ごろ。帆高が線路内を走ってほぼ数駅分(確定は、高田馬場、新大久保、新宿/目白も入っているだろう)を走破したのは、画面上では数分だが、実際には30分以上はかかっているとみられる。尚、最長距離で考えると、目白−代々木間は4.3キロ。帆高のペースで走っているとすればかかっても40分くらいだろうとみる。線路内侵入は15時くらい。いずれにしても、昼下がりであるはずだ。
ところが、初めに見えてくるドコモタワーの時計は、12:25頃を差しているのに、代々木に対峙しようとしたときの時刻は10時か、11時(実に中途半端な位置に短針がいる)で、時間が戻ってしまっている。
時系列通りなら、最初の時計表記は15:45、二番目は、長針をそのままとするなら、16:00なら、何とか納得できる。2番目の方が巻き戻っているだけに、ここは間違いなく修正をかけていただかないといけない。
尚、土砂降りになった瞬間に、ドコモビルの時計が映るのだが、このときの時刻は4時ちょうどくらい。結末はほぼ時系列通りだったと判断できる。

┐ーい、がれきはどこ行ったぁ―――wwwww<2019.12.12 追加>
これは、すでに2回目くらいで気が付いていた小ネタである。
帆高と須賀、警官隊が大立ち回りをするフロア。どう見たって、屋上から数フロア下である。たまたま拳銃がそこにあった=ほだひなが逃げ込んだフロアと同一であるということにしたとしても、天井が抜けてしまっているならば、少なくとも、それ相応の量のがれきがないと絶対におかしい。
上から俯瞰で見た時の映像は、帆高が窓際に座り込み、相対するような形で須賀が立っている。掃除でもしたかのように、そこにはきれいな空間が現出しているのだ。
もちろん「え、演出ですやん」(震え声)と言いたいことはわかる。曲との尺を調整する意味合いもあって、非常階段が建て増しされていることも百歩譲る。それでも、抜けた天井の跡形もないというのだけは決して譲れない。

一瞬の作画ミスも見逃さない!!<2020.2.21 追加>
帆高と須賀が対峙しているところになだれ込む警官隊、高井と安井。
その後の立ち回りで人数が一人減っていることはすでに述べているのだが、高井の拳銃の向きが異様なことにお気付きだろうか?
須賀が「誤解ですって……」と述べているときに、あろうことか、高井は彼に銃口を向けているのだ。
実は、この件、3回目くらいからもやもやっとはしていたのだ。ただ、「須賀自体も容疑者だ」と高井も思っていてもおかしくない。とはいえ、拳銃を持っているのが帆高であることは確定しているし、帆高の後ろから見たアングルでも、高井は銃口を帆高に向けている。つまり、一瞬であるとはいえ、須賀に拳銃を向けた高井は明らかに見誤っているといえる。

陽菜さんの服問題<2020.2.21 追加/2020.6.30 修正>
「なかないで、ほだか」
といって、陽菜は人柱になっていく。ところが、彼女はバスローブから一種にしてすり抜け、カナトコ雲の上にあおむけに転がっているのだ。
素っ裸のはずの彼女が服を着ている。当初は「着ているのがパーカーではない」を論点にしていたのだが、彩色の加減で、パーカーがくすんだ色になっていることを確認。服を着てカナトコ雲に上がっている点のみを指摘する。ちなみに、本来長靴で出ているはずの彼女がスニーカーを履いていることは追記しておく。

陽菜を取り囲んでいたサカナたちの意図
いよいよクライマックス。帆高は、空中高く飛び上がり、そして落下していく。
「陽菜さーん」
帆高の怒鳴り。そして陽菜のいるカナトコ雲の上では、陽菜はサカナたちに取り囲まれているのだ。
この描写とよく似た場面が、かの名作のワンシーンと重なってくる。「風の谷のナウシカ」のラストシーンだ。
王蟲を止めようと体を張ったナウシカは、しかし怒りに我を忘れた集団にはねとばされる。だが、助けた子供の王蟲が彼女に寄り添い、その献身に周りが気付く。触覚が何本も伸び、彼女の体は中空に掲げられ、命を注がれて奇跡の復活を遂げる。「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」が具現化した瞬間だ。
では、陽菜の場合はどうか?陽菜の横たわった姿めがけてサカナの大群が次々に陽菜に取り付こうとしている。これが何を意味するのか?
人柱とするなら、彼女は、サカナたちの養分=補食される立場と考えるのが妥当だ。事実、サカナたちは透明になった陽菜の体をついばむようなしぐさをしている。あれが「食べている」と見るなら当たりである。
だが、サカナたちは、帆高の怒鳴りにあわてて散開している。加えて、陽菜の透明化も進行せず、元の体を取り戻す。
この一連の動きで、陽菜は「人柱」になり得なかったと判断できるのだ。帆高の闖入によって、陽菜は自分を取り戻したのだ。
そして、「重力が眠りにつく千年に一度の今日」、万有引力の法則なにするものぞ、二人のグランドエスケープが実現するのだ。

帆高が最初に飛び上がった場所はなぜ暗かったのか?
鳥居をくぐった帆高は、自分が天空にいると認識する。だが、そこは、陽菜が最初に天空に舞い上がったのとは違う、黒黒とした一種の闇の中に居るかのようだった。
陽菜との対比で比べてみるとわかる。オープニング。空に居た龍(のような雲たち)は、まるで喜ぶような声を上げていた。それは「おお、人柱候補がやってきたぞ」といわんばかりである。そんなこと、オープニングでばらすほど新海さんもばかではない。
ところが、帆高の場合は違う。天空に上がりこそしたが、それは彼を受け入れている、とは到底思えない背景であり、龍たちの怒っているかのようなうめき声にも表れている。そして、実際帆高は龍に飲みこまれている。

帆高が情念があったとはいえ、一種陽菜と同じように天気の子になりえたのかどうかはわからない。ただいえることは、彼にもそれなりの素養があった、ということである。そうでなければ上空に上がりようもないからである。

言わずもがな、の重力が思考停止する瞬間の多さ
田端駅そばの通路で、突風によって持ち上げられてしまう陽菜。だが、まるでスローモーションのように彼女はふうわりと降下し、着地する。この時点で、この作品は十二分にファンタジーだと見て取れるわけである。
そしてグランドエスケープ。ここも言うべきことはないだろう。もし本当に生身の人間なら、パラシュートもなしであのスピードで降下できるはずがない。

神津島に3クラスもあった謎
卒業式の黒板の落書き。3−3と大書きされてしまっている。神津島の人口で考えても高校生が3クラスも必要なほど高校生がいるはずもない(卒業式の人数でそれは十分証明できる)。設定ミスともいえるが、これが円盤で修正されるかどうかは見ものである。

保護観察処分とはいかなるものか?
はい。ここでWikipedia様のご登場である。→こちら
この表記によれば、帆高にも保護司なるボランティアが付いて、更生の手助けをしたとみられるのだ。
帆高が島から出ているそぶりがないので、保護司が身体ごと島に移り住んでいる可能性が高い。
それって、可能なことなのだろうか?
保護観察対象者と保護司が二人三脚で更生を目指すシーンしか思い浮かばないのだが、そうなるとボランティアといっている保護司にあまりにも負担が大きい。かといって、保護司の上司にあたる保護観察官が単身乗り込んでいるとも思えない。
まさか「保護司なしで適当に更生してね~~」なわけがない。ラスト付近は省略に次ぐ省略で突っ込みどころ満載である。

姐眦臺燭妨かう電車の閑散ぶり
この作品では、電車に乗っている風景とかは重要度が低いと思ったのか、同乗している人たちを積極的に書くことはしていない。前作「君の名は。」では、代々木を出る総武・中央緩行線の車内は立錐の余地もない雰囲気で描かれているが、今回一度たりとも満員電車が出てくることはない。
車内が描かれたのはいくつもあるが、この終盤の高島平に行く場面と、凪との初エンカウントのシーンでは、登場人物以外がかかれていないという奇妙な現象が現れる。しかも、高島平に向かう電車の中で、帆高は誰もいない車内で吊革につかまり立っている。
座らなかったのは、東京の変容ぶりをこの目に焼き付ける意味合いもあったとは思うが、彼がいくら責任感にとらわれたとはいっても、それをどうこうできる立場にはない。
そういえば!
そう。大人になった瀧も、閑散とした車内で座らず、扉に寄りかかり、右手を見ては「ずっと誰かを探している」と三葉を追い求めていた。座らない選択を瀧のみならず、帆高も選んでいることは単なる偶然だろうか?


私的には「いかなる名作も、矛盾を内包してこそ名作然としたものを感じ取れる」と考えている。天気の子もこれだけのツッコミどころがある作品だったとは、大半の人が気が付いてないんではないか、と思う。
いずれにせよ、そろそろ徹底解析も終わりにしたいところである。

「天気の子」徹底解析 小ネタ集 その一

※改訂・追加情報
2019.12.2 3項目追加してます。
2019.12.7 さらに3項目追加しています。
2019.12.12 あまりに多くなったので、2記事に分けました。

28回鑑賞も終わり、いろいろ気になるところが多すぎる作品になっている「天気の子」。
まあとにかくネタの宝庫である。あまりに多すぎて、とうとう2記事にする決断を下した。

.ープニング。数年後の代々木会館?<2019.12.12 追加>
タイトルがババーンと出てくる。そこには、陽菜が舞い上がった時の、晴れていく代々木界隈が映し出されるわけだが……代々木会館の屋上は、その時より、草が生い茂っている。
これは公式的に「2021年ではない代々木会館」であると謳われている。そうした意図をどう考えればいいのか、今のところ答えは出せていない。ちなみに陽菜が上空に上がったのは、2020年のこと。いろいろとつじつまが合わない部分もあったりする。

△気襪咾丸船上の木の葉は、どこから?
「非常に激しい雨が予想されます……」
そのアナウンスで船内に入っていく客と全く逆の動きをする帆高。彼は甲板に上がる階段を軽快に駆け上がる。
ぷわっという突風。顔を背ける帆高。だが!
なぜか木の葉がインサートされていたのである!!!
もうこれは解説のしようがない。海上を木の葉を保ったまま突風が吹いていた、というんなら、それもありだろう。だが、納得のいく説明がどこにもないので困ってしまうのだ。
1で壊れるライト
まあ確かに水の塊ってすごいパワーを持っている。言わずもがな、3.11の津波映像を持ちだすまでもない。だが、いくら水圧がすごいからといって、金属製の側面を破壊し、ガラスが割れてしまうほどの雨ってありえない。もちろん「それだけすごい圧がかかっていた」ということを言いたい/雨というよりむしろ水の塊 を表現するために出してきたんだろうけど、いきなり物理的におかしい現象が出てくるわけである。

い發Υ弁して。「アタミビル」描写でも瑕疵発見。
それは、なにも、置いてあるのがサントリーの自販機「ではない」ことではない。
帆高がうずくまっている遠目のシーン。エレベーターのボタンに注目である。当然誰も待っていないし、帆高が呼ぶために押すこともない。なのに、△を示すボタンは点灯しているのだ。
そして、それは、アメに施しを与え、自分はうずくまってまた寝入ってしまって後、スカウトマン木村に起こされる背景でも、確認できる。このタイミングでは、カゴ自体は1階にあることも確認できているのに、呼び出しボタンは点灯したままになっている。
「こ、故障しているんです」(震え声)で乗り切るのか、どうか?修正されていなかったら、それはそれで大問題である。

ァ屬み、3日連続でそれが夕食じゃん」
ホームレスと化した帆高が定宿状態にしたのがマクドナルド 西武新宿駅前店だ。ここに陽菜も勤めていたわけだが、実際「3日連続」帆高を認められるのか、というところが気になっている。クルーの制服で考えるとホール/フロント系に寄せているようだが、であるとしても、一杯やってくる客をピンポイントで認識できるとは思えない。
施しビックマック
当たり前だが、大手企業が「無料」で商品を作らせることはない。陽菜は、恐らく従業員割引を用いて商品を購入しているわけで、無料提供とは考えにくい。闇で作ることはできないはずで、無料と勘違いしている人が多いのには驚く。

Щ間的におかしい小学生の下校時刻/凪がバスに乗って通っている件
小学生の恋愛事情を目の当たりにするうぶな帆高なのだが、このあたりは問題ありありである。
凪の自宅は北区(田端)。なのにどういうわけか、新宿近辺の都バスに乗っている。小学校の校章の入った制服を着ていることから、もしかすると私立の小学校に通っている可能性は否定できないが、普通は学区に基づいた学校に通うはずである。母も死に、きょうだい二人で生活しているならなおさらだ。
ちなみに田端駅周辺にはいくつも小学校がある。南口至近には滝野川第4小学校があるし、そのものずばりの田端小学校もある。
ちょっとした可能性を考えるならこうなる。
・両親が健在時には、凪は学区を越えた私学に入学できていた=中流以上の家庭に育っていた
・父親がいなくなり、母一人で育てていたが、病気で倒れてからも、蓄財で何とか通えていた
・手持ちが乏しくなっている状況で、陽菜が稼いだ金(いうても20も取れるはずがなくせいぜい15くらい)で生活ができるレベルまでに落ちていたが、学費は何とか払えていた
とはいうものの、あの時間帯(13時ころ)に下校し、しかもアヤネ/カナに逢えるとは。まあ、伏線としての二人なのでこの登場は無理やりであってもしておかないといけないといったところか?

┘▲瓩伐颪┣瓩問題
須賀の事務所に転がり込んで、一定の成果を上げつつある帆高にとってのよりどころでもある、アメ。アタミビルでの初対面から、交流を深めているからこその、画面上2度目の対峙(アメへの施し)につながるわけだが、野良猫ってそう同じ場所に居るわけではない。ましてや、あっている場所は路地どころか、人通りすらないようなビルとビルの隙間。そこを縄張りにする/逢う場所を固定化していないとどだい出会うことなど無理なわけで、そこになった理由も経緯もわからない。またアメも警戒心を解いていることから、2度目とは考えにくい。最低でもあと数回はあっていないとあそこまでなつくことはないわけで、説明不足の部分はこんなところにも表れる。
またまた大問題!!「タオル」の描写問題
帆高は、発砲することで、陽菜を結果的に救い出すことに成功する。
傘も持たずにずぶ濡れの二人が転がり込む代々木会館。
息も荒々しい二人が描かれたのちに、たっぷり濡れたタオルを絞る姿の帆高が映る。
ところが、その絞っている姿を見ながら、陽菜は「きみぃ」と話しかけているのだが、それはタオルをぱっと広げた姿だった。そう。タオルはまるで瞬間移動したかのように陽菜の手元に異動していたのだった。
そして、「信じられない、気持ち悪い、最悪っっ」と吐き捨てて、タオルを帆高につき返す。タオルを持ちながら、銃に手をかけ、それを投げ捨てた帆高だが、その次の瞬間、どこにもタオルは描かれていないのだ。
・サコッシュの中にタオルが入っていた?
タオルを帆高につき返した、ということは、帆高の持ち物だと考える方がすっきりする。まだ二人は行きずり状態。「タオルありがとう」が図らずも捨て台詞になったとみるのが正しかろう。だが、あのサコッシュに銃も含めてタオルまでが入っているようにはどうしても見えない。
・タオルは陽菜の持ち物?
帆高がタオルを絞る姿が一発目に描かれるわけだが、女性が絞りきれるわけがない。陽菜が先に髪を拭き、それを帆高に渡した、自分がある程度拭いたところで絞った、とするのが妥当のようにも思う。そう。男子の濡れに比べて女性の髪の濡れは相当のものだと考えられる。
となると、帆高につき返してはいるが、タオルは陽菜が持っていていたものだ、と考えると、納得も行く。
・どこに消えた?
確かにタオルは小道具であり、別に伏線にも、のちのストーリーに絡みもしない。だが、あれだけのものが、たった数十秒でどこかに行ってしまうのはおかしい。銃を投げ捨てた次の瞬間にはなくなっているのだから。
※当方の結論
あくまでも当方の妄想、想像の域を出ないのだが……
    「新海氏は編集の過程でタオルの去就につじつまが合わないようにしてしまった」
説を上げたい。
当該部分の小節を参考にすると、p.72-74の8行目までの出来事である。ここには、実は「タオルで髪を拭いた」とか、「タオルを彼女から返された」といった文言は一言もないのだ。そもそも「タオル」の文字すら見当たらないのだ。
小説通りに進んでいたと仮定するなら、当初はこのまま(タオル無し)ストーリーは進んでいたはずだが、「ズブ濡れなのに拭かない描写がないのはおかしい」と気が付いて、タオルをインサートした。間を持たせる意味合いもあったろう。だが、もともとのプロットで「体を拭くタオルの存在」がなかったために、タオルは誰の持ち物かわからず、行方知れずにすらなってしまうというお粗末な描写になってしまったんだと思う。

そもそも「水の塊」は何を意味しているのか?
当方は、バケツではものたらず、「プールをひっくり返したような」と表現している水の塊の襲来事象。画面上では、帆高以外にも中学生くらいの男子2人がその場面に遭遇したことになっている。
小説の方では、p.83−85の3ページにわたって、当該事象にあった少年の発言記録が、夏美の取材メモという形で残されている。
ここでの彼の発言は重要だ。
「魚・・・・・・?」
隣りで友だちが呟いて、そうだ、と思いました。イルカとか鯨とか、それはそういう形に見えました。
(p.85より。「それ」には傍点あり)

実際ぼんやりと書かれていて実態がつかめないこの水の塊。解析もしたいところだが、意味を見出せないでいる。

ナンバープレートの怪<2019.12.12 追記>
作品世界で統一されているから、それほど目くじら立てることではないかもだが、「天気の子」では、すべての車両のナンバープレートの固体表記が、二桁−一桁の3桁表記になっている。最初に出てくるのが都バスで10−7。その後、モブ車両たちも同様に描かれている。尚、別作品だと、「ここさけ」「空の青さを知る人よ」では、4桁表示ながら、最後の数字が英字に変換されている。
須賀/夏美が乗るNONEは42−4。夏美号といえるピンクのスーパーカブは世田谷区 な707。
ところが警察車両を中心におそらく作画ミスと思われる点が散見されるのだ。
・「練馬800 す 45−8」ダブり問題
神宮外苑花火大会で指揮車と思しき車両のナンバープレートと、のちに出てくる高井刑事の乗った車両(2回)がダブっているのである。
・「袋5」車両ナンバープレートが2種類
ラブホから連行される帆高を乗せるパトカーとして、描かれる屋根の上にかかれた識別記号である「袋5」。これつまり、高井が乗る(専用車?)ことを意味しているのだが、代々木会館に到着し、格闘の末逮捕した須賀を乗せようとした「袋5」のナンバープレートは帆高追跡時に池袋署を出発した59−1が描かれている。
・夏美と帆高が抜かしたハイエースが5ナンバー/帆高が自転車を盗もうとした瞬間に映った軽が5ナンバー
モブ車両で「現在の日本にはありえない登録番号」になっている車両は頻出している。軽が5ナンバー表記/それも58×になっていないのはおかしい(画面上では524、だったと思う)。
ハイエースについては、5ナンバー車は現実世界でも実在はする。詳しくはググってもらいたいところだが、敢えて貨物車を乗用に転用するもの好きはほぼいない。しかも、当該車両はかなりの幅広で描かれている。修正はお願いしたいところだが、するならば3ナンバーが適当かと思われる。
・おいおい!トラックナンバー二回出現?<2019.12.12 追加>
「面倒だな」「鑑定医、いりますかね?」の後、走行シーンのあるパトカー。その後ろを走っているトラックのナンバープレートが71−2だった。
もうお分かりだろう。夏美のアクロバティックな運転を披露した際、危うく事故りそうになったトラックのナンバープレートも71−2なのだ。
・世界観で統一していなかったナンバープレート発見
線路上で活躍する、修理に使われる車両たち。このうちの一台(ニュース音声がかぶってきているタイミング)が、一桁・二ケタと、現実世界のナンバリングになっているのである。帆高が線路上を走っていることを見とがめられるはじめてのシーンでは、車両のナンバーは、94−8(ただし、特殊用途車両であるはずなのに登録番号は5ナンバーだったと記憶)で、準拠しているだけに、ここも修正をお願いしたいところだ。尚、帆高が警察署を出てきて、何台かの車をスリップさせるわけだが、タクシーが、どうにも怪しい表記になっている。「4桁」の可能性がかなりあるのだ。ここは一応保留にしておく。
すべて世界観と統一した表記になっている。
天野家の扇風機の奇形問題<2019.12.7 追加>
貧乏暮らしで当然クーラーなんかない天野家だが、唯一の涼をとるアイテムの扇風機の羽根の大きさが一枚だけ異様なほど小さいのだ。これはチョチョイのちょいで直してもらいたいところだ。

六本木ヒルズエレベーターでも!
「アタミビル」のエレベーターは、壊れていても仕方ないかもしれない。だが、同じ事象が六本木ヒルズのエレベーターでも起こっているとは信じがたい。
陽菜が下車するのはPH階。PHとは「ペントハウス」の意味であり、調べて驚いたのだが、六本木ヒルズ森タワーには塔屋自体が2フロアもあるのだ(これは調べて初めて分かった)。
ということは、陽菜が下りようとしているのはPH1の可能性もあるのだが、実は行き先表示ランプはついたままになっている。(到着階表記はPHだった)
ここは、実際の高層階エレベータを取材しないと正解がわからないところなので、一旦保留としておく。

「晴れ女ビジネス」ただ一つの汚点
なぜ汚点と書いたのか?
それは「ただ一人のためだけに晴れにしたこと」による。
では一つ一つ解説しよう(依頼シーン登場順)。
・結婚式
まあ晴れの門出、なんていうし、晴れた日差しの下で写真を撮りたい気持ちもわからないでもない。まあこのあたりはまだギリギリ許せるところである。
・流星群が見たい
これは公益性がかなりある。たしかに高校の天体観測部(?)的な依頼とはいうものの、この高校の部員のためだけではなく、他にも天体マニアあたりがこの晴れを待ち望んでいたかもしれない。
競馬ファンのお願いを聞く
赤字にもした通り、これが一番の"罪"である。まあ、夏競馬の時期に東京で開催しているのは小ネタ中の小ネタだが、まさしく競馬を操縦してしまったのであるから、とんでもない話である。尚このファンが推していた馬の名前は「シンカイオー」で間違いないw
ただ、この結論も、実際晴れたから勝てたのか、というとそうではない部分もある。むしろ天気より、馬場状態である。
あの局面で考えると、「出走馬がパドックを回っている」状態で依頼人はほだひなにあっている。それまで雨が降っているのは当然であり、出走直前に晴れにしたところで、重場場なのは変わらないはずである。
足元がぬかるんでいると実力を発揮できない馬がいることはすでに知られている。この依頼人、本来なら、「パンパン馬場(乾き切って、馬本来の実力が出せる)」を期待していたはずで、我々もそうなっていると勘違いしそうになる。だが、時系列で考えるとそうなっていないのだ。
晴れたのは天気だけで馬場はそのまま。「勝てたのは晴れにした天気のせいではない」とする説も俄然上がってくる。ただ、彼が「晴れたから突っ込んだれ」となって、恐らくその馬=低人気馬の単勝やその馬を頭にした3連単などを的中させているはずだから、一人のためといわれても仕方ない。
・夏コミを晴れにしたい
初見当時はマジでびっくりした。初代プリキュアが見られる(とはいっても、しゃべっているのはブラックだけで、しかもそのセリフが「ブラックバイトにも耐えて耐えて」と色繋がりでw尚、なんかCVがざーさんだったとか?)とは思っていなかったから、度肝を抜かれた(再現度も含めて)。尚、最後にクリプトンメディアのクレジットが流れるのだが、言わずもがな、このときに背景を通っていたミクさんに起因するものである(東映アニメーションも同様の理由)。コスプレイヤーにとっては、青空の下の撮影会はあってしかるべき。
・幼稚園の運動会
まあこれは異論の余地はなかろう。

特定の人間だけを儲けさせることに、「晴れにする(雨を止めさせる)」能力を使ってしまったのは確かに稼げたかもだが、天の怒りをかってしまったと考えられなくもない。ここはもう少し掘り下げてみても面白いかもしれない。

気が付いた?お札の番号
小道具系のミス描写が多いこの作品。実は、一万円札のナンバリングにもおかしな点を見つけてしまったのだ。
「お嬢ちゃん、かわいいからオマケ」で渡された2万円の下の万札の紙幣番号と、馬券師からもらった数万円の万札の一番上の番号が同一なのである。
これを最初に看破したのは10回目くらい。以後、書こう書こうと思ってかけていなかった。
そもそも同じ番号の万札が自分の手元に再びやってくるなんて、天文学的確率であるはずだ。「そ、その天文学的確率が、たまたま……」(震え声)って主張するんなら、それでもいいが、ここは素直に修正してもらいたいところだ。

ひとつのクライマックスといってもいい、花火大会までで突っ込みたいところはここまで出てくるのだ。そりゃ、2項目に分けたくもなるってなもんである。

「天気の子」徹底解析(12) 「お彼岸」の持つ意味

「三葉、四葉、ムスビってしっとるか?」
三葉の祖母・一葉の語りである。このムスビこそ、三葉にとってのムスバレルべき相手……瀧の存在をも示唆している。

この作品にもスピリチュアルな言葉は頻出している。
占い師の場面でも「晴れ女」「雨女」の定義として、雨女は龍神系、晴れ女は稲荷系とされている。
天気の巫女の取材をした先でも同様である。だが、一番のパワーワードは何といっても、立花 冨美のいった「お彼岸」である。

前作「君の名は。」でも、この死生観に関わる場所として、糸守にあったご神体が描かれている。「ここから先はかくりょ」「あの世のことやわ」「彼岸に戻るには、あんたらの一等大切なモンをお供えせにゃいかんよ」。
そのためのアイテムが口噛み酒だったわけだが、「天気の子」では、迎え火を使うことで先祖を招き入れる、という日本の風習を取り入れている。

そして冨美はこういう。
「あの煙に乗って、あの人は向こう岸から帰ってくるんだよ」(p.138)
帆高の「向こう岸?」に反応した冨美は畳みかけるように、
「お彼岸。空の上は別の世界。昔からね。」(劇中セリフ)。

空の上は別の世界……陽菜が見た、魚のような物体が乱舞し、雨をつかさどる龍のような雲の存在が冒頭で謳われるわけだが、このセリフがかなり重要な意味を放っているのである。
そして場面は「天気の巫女」の解説となる、住職の語りがインサートされていく。曰く「天気はまさに天の気分」「人間は、天の気分に振り回されぬようしがみつくだけの存在」「それでも、天気をコントロールできる巫女の存在は、世界各地に存在していた」「天気を差配することには代償が必要だった」など。

住職の言葉は裏打ちでしかない。「悲しい運命があっての」の後は、須賀と夏美しか知らない(後に動画を見せられて陽菜は知ってしまうのだが)。そう。ここでも監督は「人柱」という言葉をあえて出さずに陽菜の口からそれを言わせるのだ。
「空と繋がった」陽菜の存在。そして誕生日に人柱となって"彼岸"にいく陽菜。「本来なら死んだはず」の彼岸から連れ戻すという行為に帆高を募らせることになるわけだが、これって、瀧の行動原理とよくは似ていないだろうか?

瀧は「死んでいなくなっているはず」の彼女・三葉に逢い、「助けたかった」「生きていてほしかった」と慟哭するのだが、実際には死んでいない。だから、あの時空を超えた5次元の2013.10.4に逢えているのだ。
帆高と陽菜の場合は、同じ時間軸。だが、今回は「高さ」を使ったのだ。帆高は、成層圏ギリギリいっぱいまで放り出され、陽菜はといえば、上空2000m付近で何事もなく(雲から滑り落ちることも、落下することもなく)たたずんでいる。
そしてグランドエスケープ。彼岸から連れ戻すなど常人ができるはずのない芸当を帆高はやってのけ、陽菜も本来なら戻ることのない人柱という運命から逃れるのだ。

「彼岸から帰ってくる」。
ここで二人とも「死んでいるのでは」という推理も成り立つのだが、実際には、あんな上空に放り出され、あまつさえ、パラシュートも何もない状態でほぼ無傷(打撲・骨折などは一切していない)で帰還できることにファンタジー的な側面を見出してしまう。

解析結果:
空の上にある別の世界という意味合いの「彼岸」。そこに行ってしまった陽菜を連れもどせた帆高も、実際一度彼岸に行っている可能性は高い。つまり、彼岸で二人は再び出会い、お互いの想いを強くしたのだと思う。

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