多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

きみの声をとどけたい

2020.8.30 14回目か! 「きみの声をとどけたい」鑑賞記

想定以上でも以下でもなかった「南極料理人」を終える。
そして大本命のこの映画である。
→予告編だけでもドゾー


さて、私の第一評はこちらである

このときの得点は93点。
実はいろいろと細かい減点が積み重なってのものだった。
ただ、「いい作品なのに入らない」事態に忸怩たる思いでいた。だから、トリウッドの異常と言えるロングランの最終上映、公開一周年の応援上映、2019年のアニメーション映画特集を組んだトリウッドで二回、と、詰める時は是が非でも見に行く体になってしまっている。

その原動力はどこから来るのか?ひとえに終盤の、なぎさの号泣シーンがあるからだ、と断言する。
そして「音楽の力は偉大ですっ!」(あやめ)を体現したあのクライマックスシーンの持つ破壊力。歌詞に意味を乙葉があそこまで込められるのだ。
大須シネマが一種の「キミコエ聖地」になるかどうかはわからない。だけど、3年前公開され大ヒットに程遠い映画に12人も参集するのだ。
日曜日なので、関係者が来るかと思いきや誰も来ず。もちろん正装は私だけ。しかしこの作品だけは襟を正して見るしかないのだ。

この作品で唯一うまく御せていないと感じているのはなぎさと紫音のファーストコンタクトのあとの二人の会話である。
基本聞き役のなぎさだが、彼女に不法侵入したこと、ラジオを勝手に動かしたことの罪の意識を感じにくいのだ。また、腹を立てた紫音の深層もつかみにくい。もっとうまいやり方もあったとは感じているが、枝葉末節にまで手当てするほどでもない(本筋と違う)という感覚なのだろうか?
でも、だから93点なのに当方の胸を劈くのだと思う。この作品より「上手に」描いている作品は五万とある。それでも私の心をとらえて離さないのは、やはりNOWONAIRの初々しさと、しっかりとしたキャラクター造成、なにより一切手抜きを感じられない演技がそこにあるからだと思う。

「Wishes Come True」の破壊力にまたしても打ちのめされ、「キボウノカケラ」で前を向けるクロージングの凄さ。ツイッターでは「一生、全身全霊をもってこの作品を推していく」とまで宣言させたのだ。特別な一本。これが見つかっただけでも、映画鑑賞を趣味にできてよかったと思っている。

映画鑑賞記録を振り返る(2) ほぼ一年後のこの作品は私に「推し」を教えてくれた 

2016年から2017年中ごろまで、当方の鑑賞記録は「君の名は。」一色に彩られる。
そもそも、今まで複数回観た作品も皆無で、しかも月に一回は必ず劇場に行くという習慣めいたものまでできてしまう。
11月前後から、興行成績にも興味を持つようになっていく。そして、明けて2017年。今まで一度もしたことのない元日鑑賞もしてしまうのだが、このあたりで当方の君縄ブームは頂点に達する。

2017年のGW以後、上映する館も減り気味になり、しかし、劇場に向かう足取りは止めることなく続いていく。
そして、私は、アメリカのチャット「Discord」でこの作品を紹介される。正確には「この作品、売れると思います?」という提示だったように思う。
→今やこの作品を知ったことがスクリーンに座り続けることを決めた一作になったと思っている。予告編はこちら。

あれだけ映画館で見ていたにもかかわらず、劇場で予告を見た記憶がなかったこの作品。しかし、本編を見て驚きを隠せなかった。
声優ユニットとして活動を開始したNow On Airのデビュー作にして、全員がそのキャラを存分に生かした作劇で、「これがデビュー作か?!」と正直思ったほど。 キャラデザ原案には、「ひそまそ」でもその名が知られることになる青木俊直氏、キャラデザには「からかい上手の高木さん」の高野綾氏を、音楽には、「響け!ユーフォニアム」でも担当した松田彬人氏を起用。
ストーリーは、高二の多感な時期を迎えた幼馴染4人の元にやってくる一人のいわくありげな少女と、彼女たちの「ラジオを作る」ことに共感する二人の掛け合いによるひと夏の想い出が軸になっているのだが、ストーリー上の8月31日、寺の境内で催される最初で最後の"コンサート"がここまでの感動を呼ぶとは思いもよらなかった。

製作はMADHOUSE。のちの「若おかみ」「ノゲノラゼロ」「よりもい」などを作ったスタジオであり、その昔で言えば「YAWARA!」といった名作も手掛けているほど。その安定した作風と、湘南の街並みの見事なマッチングがこの作品を下支えしている。

これほどの作品を見ておきながら、一向に動員が伸びないまま。おそらく劇場公開確定実績は数万人/金額的に億いっているかいないかくらいだろう。
私は臍を噛む。「ここまでの作品なのにどうして見てもらえないのか……」。そこからの私の活動は決まったも同然だった。
映画はダメでも、メンバーはずっと推せるではないか!!だから当方は可能な限り彼女たちを追い続けることにしたのだ。ロケ地にもなったバーでのミニライブ、初アルバムを引っ提げてのファーストワンマンライブにもはせ参じた。

そこまでさせたのは、主役でもあった行合なぎさ役の片平美那嬢の泣きの演技があるからである。決してうまくはない。しかし、「伝わる」のだ。初見で私はこの操演につかまされた。それはそこになぎさがいると認識できたからでもある。
これから何十本もアニメ映画は見ていくことになるだろうが、「忘れ得ぬ一本」としてこの作品は記憶に留まることは間違いない。

2019.8.10-12 お盆のトリウッド2DAYS めちゃ泣けた! キミコエ2回目

トリウッドで見る「きみの声をとどけたい」。
今更なのだが、この劇場が、ここまでこの作品に肩入れした経緯を知りたいところである。
何しろ、公開2番手で上映するも、実際数カ月に及ぶロングラン。しかも、その上映途上で生原画を来場者に配るという太っ腹ぶり。それが2018年と、年をまたいででもやり続けていたというのだから驚く。

リバイバルに至った経緯はよく知らない。だが、この作品はトリウッドにしてみれば破格の待遇でかけられ続けているといってもいい。
「若おかみ」「ここさけ」「さよ朝」。この4タイトルなら、ぶっちゃけ一番売れていない作品であることは明らかである。(順に、3.1億/11.2億/3.5億。億はあっただろうが、数値が全く不明)
だが、それこそ憑りつかれたようにかけ続ける。そしてそれに呼応するファンたち。私の中ではベスト5に入る傑作のままなのだが、いつまでそれが続くだろうか……

トリウッドで見る、これが最後、ということになるやもしれないとなると、全体的にウルウルが止まらなくなる。さすがに序盤の紫音との初エンカシーンは少し笑ってみさせてもらったが、それから先の、各個人の想いがわかってくると、おいそれと笑って済ませなくなっていく。

朱音さんの声が聞こえてくるラジオの録音テープ。ここですら、平和で何の問題もなかった日ノ坂の喫茶店「アクアマリン」の日常が垣間見られて少し感極まる。
そしていよいよ夏休みの最終週。アクアマリンの取り壊しからの一連の流れは、やはり涙を禁じえない。何度も言っているのだが、登場人物の渾身の芝居で泣かされるとは夢にも思っていなかった。だが、その泣きの演技が、片平美那という新人声優の、そして所属するNow On Airを推したくなってしまう原動力になったことは、たった一つの演技なのに凄いことだと思う。

朱音さんが転院のため、ハイエースにのせられるシーンから、すでに涙腺がやばい。実は、ここまでの状況に立ち至ったのは、はじめてである。
流れるジングル、なぎさの声。すべてが丸く収まりつつある6人。ただ一人、紫音の救済だけが済んでいない。それがあの名曲で施されようとしている。

もうセリフの段階から、ズルズルの当方。完全に自我が崩壊する5分間。嗚咽すら漏らしていたんではないかとさえ思う。それでも、境内に駆け込む紫音をこの目に焼き付ける。曲の持つ感情の高揚、感動を促す合唱。すべてにおいて美しすぎるクライマックスでもある。

これが正当に評価されない。そんなバカなことがあるものか?広告宣伝、劇場営業などなど、全てに中途半端であり、実際の内容とのかい離が激しすぎた結果といえなくもない。
そんな名作を埋もれさせないトリウッド。この劇場には感謝しかない。
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