2013年の新語・流行語大賞の50アイテムがノミネートされた。
こちらが2013年の50アイテム。

いろいろと分析すると面白いのだが、テレビ番組、特にドラマ起源のものを見るだけでも面白い。
『じぇじぇじぇ』はいうまでもなく、おそらく朝の連ドラの概念を覆した名作『あまちゃん』の驚きの言葉だし、「倍返し」は『半沢直樹』で飛び出した言語。『あまロス』はあまちゃんロストシンドローム、すなわち、あまちゃん放送終了後にもう見られない事による喪失感が生み出した症候群でもある。
ビッグダディは子沢山一家のお父さん。元妻の転身振りなども物議をかもした。

政治系ではやはり『アベノミクス』の強さは歴然。『アホノミクス』も対であげられているが、これははっきり言って造語の活用形であり、しかも揶揄しているだけにあまりお勧めできない。『3本の矢』『集団的自衛権』とか、流行語にするべきではないようなものも入っている。

ネット系では『激おこプンプン丸』がエントリー。なんでもレベル15まであるらしい。(プンプン丸でレベル3)あほな写真投稿を続けるツイッターの投稿者を『バカッター』と揶揄するものも今年がピークと見られる。
意外なことに『ヘイトスピーチ』が上がっている。ネットではあまりにかまびすしいのだが、実社会では、一部の行動する国民に対する言葉のほうが十分ヘイトに映ると言う、間抜けな状況になっている。差別的な部分で言えば、麻生氏が放った「ナチスの手口に学んだら」も入っているが、これは流行すらしていないと思う。

いまだに続く東日本大震災の影響は『汚染水』五輪招致の際の安倍首相の言葉『コントロールされている(実際は英語で行っているもの)』にもいまだに色濃く残っているのも世相を反映したというべきだろう。
寒い/痛い系では『母さん助けて詐欺』。公募でオレオレに代わる言葉がこの程度。それどころか巧妙化するばかり。『DJポリス』は群集をまとめたと言う部分では評価もあるものの、これで丸く収まる日本であり続けられるのかは疑問。

と言うわけで、12/2の大賞設定前に印を打ってみたいと思う。
  ◎じぇじぇじぇ   驚きを表現するだけなので、どのシーンでも使える。
  ○アベノミクス   故・小渕首相の『株カブあがれぇ』ほどの痛さもなく、効果もあり。
  ▲倍返し     使う局面が限られる上に、顔芸込みでないと効果半減。
  △パズドラ    「パズル&ドラゴン」。ただの消しゲーにRPG要素を入れて大ヒット。
  ×お・も・て・な・し 個人的にはあまりすきではないこのプレゼン。五輪招致の影の功績者?
  以下、「今でしょ」「ふなっしー」「二刀流(日本ハム・大谷)」あたりがトップテンに入ると思われる。

流行語なんて、使われて、根付いてはじめて認められるものだと思っている。会話の中で使われる頻度の高い言葉が生き残りそうだが、果たして、5年後、これらの言葉が日本語として残っているかどうか・・・。