多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

どん兵衛

即席麺試食記(373) これはこれだが… 日清のどん兵衛 あさりとはまぐりのW貝だしうどん 


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カップヌードル・新味の強烈デビューで、かすんでしまっているかのようなほかの新商品だが、もちろん、出さないわけにはいかない。
決算公告は、意外にも、利益が上がっていなかった由。おかげで株価は少し下落傾向にあるが、『まんぷく』効果が出てくるのは今期。

ほかのチーム……どん兵衛もUFOも、切磋琢磨している。そこから出てきたのが、今回実食した「あさりとはまぐりのw貝だしうどん」だった。→製品HPはこちら

スープはやる気満々の液体!だが、その反動は当然のように具材に現れる。立派な固形物の無い頼りなさ抜群のラインアップ。ということは、かなりスープに原価がかかっているとみるべきだ。
いつものようにお湯を入れ、規定時間で液体スープを投入。
一口目の印象は「塩味うどんだからだけど、しょっぱい」ということだった。エキス分が勝って、塩味が感じにくくなるかと思いきや、それが逆に出た格好だ。ただ、食べていくうちに、口が塩味に慣れてくると、二枚貝特有のいい出汁を感じられてくる。「癖になりそう」とまでの中毒性はないが、おとなしく、上品な味である。

総評ということになると、俄然「おすすめですぜ」と持ち上げるまでには至らない。たまにしょうゆベースの味に飽きた時に食べるのがちょうどいいと思う。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   8.0/10    具材  6.5/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B+(飽きた時の変わり種)

即席麺試食記(368) しっかり豚汁 日清どん兵衛 豚汁うどん


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またしても、カップ麺系のレビューの間隔が少し空いてしまっている。
理由は言うまでもなく「食べていない」ことによるものが大きいのだが、新製品に接する機会が極端に減ったことが大きいと思っている。

それでも、カップ麺売り場を作る担当の「想い」が感じられるこの店舗。日清の出した豚汁うどんを採用したことは同等の製品であるマルちゃんの方を選ばなかったことにもつながる。
日清の当該製品のHPはこちら。

もちろんみそ仕立てのうどん。これ自体に少しだけ違和感を感じていたのだが、食べ始めると、それは全くの杞憂だったことに気づかされる。
まずスープを一口。「これだよ」とうなってしまう。しっかり豚汁らしさが醸し出されている。カップみそ汁でもここまでの味の再現ができていない商品もありえるだけに、カップ麺でここまではしてやったり。
具材も、油揚げ、豚肉、にんじん、ねぎ、ゴボウと量的な面を除いても色とりどりで悪くない。やはり、風味の上でもごぼうの存在は欠かせないだけに、入れられただけで勝負はほぼ決まったようなものだった。
麺は、安定の「日清うどん麺」。もちろんいつも通りで納得する。

相変わらず、安定感が半端ない日清の製品開発。もちろん、ハズレがないわけではないし、実際、定番化するのは年数品種しかないことを思えば、この程度でも残らないというのだから、なんと贅沢なことかと思う。

 購入店 ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.0/10   スープ   8.0/10    具材  7.5/10    総合計 23.5/30
 価格補正  なし     合計   23.5/30     格付け   A(豚汁の再現度がいい)

即席麺試食記(296) 「まとも」が一番 日清どん兵衛焼うどん 旨塩だれ ゆず胡椒仕立て 


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バレンタインデー絡みの「チョコ味焼そば」とかの際物…「痛麺」が棚から消えて、カップ麺売り場にも、普段のラインアップが戻ってきた。
その機を逃さず、日清は立て続けに新商品をぶつけてきている。機を見るに敏なところは、さすがは大手と言いたくなるところだ。

以前、焼うどん系の商品を食したわけだが、その大幅なリニューアルに驚きもし、ちょっと自信がついたのか、と思ったりもしていた。
そこへ降ってわいた、今回の新商品。→メーカーHPの商品情報はこちら。「ゆず胡椒仕立て」という文言にビビッと来た。

ゆず胡椒の特徴といえば、奥ゆかしい辛みと、ゆずの風味が食欲をそそり、それでいて食材の旨みを引き立てる点である。
特に鶏ベースの料理店ではよく見かけるわけであり、以前にも食した、ラーメン店でこの調味料を出された時にあまりのマッチぶりに驚いたのを覚えている。

かといってゆず胡椒が前面に出てしまうような味付け具合ではあまりにも味気ない。そう思って、ゆず胡椒なしでまずは食べてみる。
ウンチクとして書かれている「ローストガーリックの風味と旨みをきかせた」部分が気になったわけだが、これがどうして、なかなかうまい具合に仕上がっている。塩味焼うどんって淡白なイメージになりがちだが、どっしりとしたコクも感じられ、ゆず胡椒なしでも十分ありである。
さあ。基礎的な部分はできている。ここで別添えのゆず胡椒を少しだけ。

うはっっっっっwwww
もうそのまま。うまくなるのだ。独特の辛みも追加されるので、スパイシーさも兼ね備えてくる。たしかにノーマルだとパンチのきかない部分もあるのだが、ゆず胡椒が入ったことで、一気にステージが上がる。
そこで一気に投入。もうカップの中がゆず胡椒ワールドに満たされる。もちろん、「わき役」の位置は決して変化しない。それでいて、主役たる麺や旨塩だれを邪魔することは無く、引き立っている。

ああ、と思い知らされる。
この製品を「君の名は。」に例えると、ゆず胡椒は一葉を演じた市原悦子氏なのだ。彼女の採用は、本当に偶然なのか必然なのかは知らないが、彼女無くしてはあの作品は輝きを放たなかっただろうし、作品の印象も違ったものになっただろう。老獪な演者がまさに「日本昔ばなし」で培った演技力を存分に発揮したからこそ、ムスビのもつ意味も、我々に深く語りかけてくるのだ。
カップ麺を映画作品に例えるのはやや荒唐無稽と言えるが、それくらい、この味付けにゆず胡椒は欠かせない。いや、欠かせなくしたのはメーカーたる日清のせいでもある。


旨い、とただ感じるだけでなく、とうとうカップ麺レビューにまで…ちょっと大げさなレビューになってしまったことは最後にお詫びしておく。

 購入店  ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.0/10   ソース   8.5/10    具材  7.5/10    総合計 24.0/30
 価格補正  なし      合計   24.0/30     格付け   A+(このアレンジができるところがさすが)

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