2018年の夏アニメ映画の収穫、といえば、この作品…ペンギン・ハイウェイを見たことと言える。実際問題、2016年はともかく、2017/2018と、東宝が一番押したかった作品は、市井レベルでも案外な評価/評判にとどまっている(記事作成時点で「打ち上げ花火」は3.23点、「ミライ」は2.64点・もちろん得点はYahoo!映画のもの)。
しかし、この作品のかなりの作り込は近年の中でも突出している。クライマックスのペンギンパレードなどは、本当にカタルシスも感じるし、海の膨張・爆発シーンもなかなかの迫力だった。
そして何より、アオヤマの描写がオネショタたる一部のオタクたちをざわめかせる。未来には確実に何かを拗らせるその姿勢。彼の研究熱心ぶりがその後どう推移するのか、見ものである。
劇場で見る、ペンギンハイウェイはおそらくこれが最後、となれば、企画上映とはいえ参加することに意義がある。10/31、かくして、久しぶりのTOHOシネマズ梅田に向かう。
はせ参じてくれたのは20名弱。追っかけと思しき、重装備の30代男性の姿がかなり突出していたが、それを除いても、ほぼソロばかり。平均は40代前半。男女比は、やや男性優位とする。
突出した何かがあるとか、もっと言えば、凄い名作か、と言われると、そこまでの称号を与えるには心もとない感じがする。なにしろアオヤマのひと夏の想い出は、全て、霧散してしまったからである。"海"も、ペンギンも、そして「お姉さん」も…
それでも我々は、その思いを胸に生きていく。そこにたどり着けるから、感動するのだと思っている。そして、今回、とうとう初めて、「Good Night」の最中に大泣きとまではいかないが涙腺が大きく反応してしまった。もう観ることができない、という思いからか、それとも歌詞にしてやられたか…
その思いを胸に劇場を出る。明日からは11月。想いを新たに過ごしていこうと心に決める。
しかし、この作品のかなりの作り込は近年の中でも突出している。クライマックスのペンギンパレードなどは、本当にカタルシスも感じるし、海の膨張・爆発シーンもなかなかの迫力だった。
そして何より、アオヤマの描写がオネショタたる一部のオタクたちをざわめかせる。未来には確実に何かを拗らせるその姿勢。彼の研究熱心ぶりがその後どう推移するのか、見ものである。
劇場で見る、ペンギンハイウェイはおそらくこれが最後、となれば、企画上映とはいえ参加することに意義がある。10/31、かくして、久しぶりのTOHOシネマズ梅田に向かう。
はせ参じてくれたのは20名弱。追っかけと思しき、重装備の30代男性の姿がかなり突出していたが、それを除いても、ほぼソロばかり。平均は40代前半。男女比は、やや男性優位とする。
突出した何かがあるとか、もっと言えば、凄い名作か、と言われると、そこまでの称号を与えるには心もとない感じがする。なにしろアオヤマのひと夏の想い出は、全て、霧散してしまったからである。"海"も、ペンギンも、そして「お姉さん」も…
それでも我々は、その思いを胸に生きていく。そこにたどり着けるから、感動するのだと思っている。そして、今回、とうとう初めて、「Good Night」の最中に大泣きとまではいかないが涙腺が大きく反応してしまった。もう観ることができない、という思いからか、それとも歌詞にしてやられたか…
その思いを胸に劇場を出る。明日からは11月。想いを新たに過ごしていこうと心に決める。