10月の初見/11月の2回目鑑賞で完全に魅入られてしまっている「君の名は。」の世界観。
こんな純粋な恋愛をしてみたかったし、彼らがあの後、幸せな人生を歩んでいることを望まずにはいられない。
とは書き出してみたものの、2016年の"現実"は、実にどろどろしたものになってしまっている。
年末の風物詩になっている「流行語大賞」。毎年首をかしげたくなる言葉が選ばれるわけだが、今年はなんと
『保育園落ちた日本死ね』
が大賞こそ逃したもののトップテン入りする"怪挙"を成し遂げたのである。
この言葉を最初に聞いたときの当方の反応を探ってみる。
→「おーい、『落ちたの私だ』の人、出番ですよ」
少なくとも待機児童が多くなっていて、保育所の割り当てが受けられないことを憎んで「日本死ね」と言い放てたブログ主の語彙の少なさにはあきれ返る。だいたい、国としてのスケールの問題ではなく、地方自治体レベル。これが「○○市死ね」ではインパクトは少ない。そう思って国家レベルの問題にすり替えたのは、炎上商法としての資質を備えている。
しかし、こうしたネガティブワードを、国会で取り上げたからと言って、嬉々として授賞式に出席する野党議員の浅ましさに反吐が出る。
それまでさしたるアクセスも得ていない、弱小ブログがこの記事を投下しただけで凄いことになる。もちろん、その背景には野党議員のリプライなどの手厚い"支援"が見え隠れする。匿名性を利用した自作自演の可能性は今でも論じられるところだが(百田直樹氏も指摘/当方も関係者投稿を利用したと考えている)、アベ政治を許さない、の矛先としての少子化に一矢報いたい、とするなら、頓珍漢ながらアプローチしたところは褒められるべきところである。
と・は・い・え・・・
今回のベスト10を見ても、しっくりこないワードが軒を連ねる。「聖地巡礼」などは、とっくの昔にアニメーションが実在の都市・場所をモチーフにし始めてから行われていることであり、「らき☆すた」あたりが端緒とするともう10年近く前の話(今回の受賞は「バイトルドットコム」などを運営しているディップ株式会社の設置した、アニメーション関連のモチーフとしている場所を一覧にしてある「聖地巡礼マップ」が対象になっている模様)。
PPAPは後半の瞬間最大風速的な登場の仕方だったし、「盛り土」も使う場所が全くない。野球関連の「神ってる」がようやく日常的に使えるかな程度であり、これも日本シリーズ中の発言なので後半の言葉だ。
都知事選絡みの「○○によし」「カイヨー」とか、「パヨク」あたりが出てこないのもしゃくに障るが、「日本死ね」を選びたくなる選考委員の顔ぶれを見ると、サヨク・反日臭の漂う面子で納得もする。
数年前からそうだが、「はやっていない言葉」がどういう意図か知らないが選ばれている「流行語大賞」。大賞と名が付けば権威が得られる時代ではなくなりつつある”遺物”という感覚がない会社の選ぶ言葉に何の重みも感じない。無理やり「日本死ね」をねじ込んだ連中の”裏”を垣間見た気がする。
こんな純粋な恋愛をしてみたかったし、彼らがあの後、幸せな人生を歩んでいることを望まずにはいられない。
とは書き出してみたものの、2016年の"現実"は、実にどろどろしたものになってしまっている。
年末の風物詩になっている「流行語大賞」。毎年首をかしげたくなる言葉が選ばれるわけだが、今年はなんと
『保育園落ちた日本死ね』
が大賞こそ逃したもののトップテン入りする"怪挙"を成し遂げたのである。
この言葉を最初に聞いたときの当方の反応を探ってみる。
→「おーい、『落ちたの私だ』の人、出番ですよ」
少なくとも待機児童が多くなっていて、保育所の割り当てが受けられないことを憎んで「日本死ね」と言い放てたブログ主の語彙の少なさにはあきれ返る。だいたい、国としてのスケールの問題ではなく、地方自治体レベル。これが「○○市死ね」ではインパクトは少ない。そう思って国家レベルの問題にすり替えたのは、炎上商法としての資質を備えている。
しかし、こうしたネガティブワードを、国会で取り上げたからと言って、嬉々として授賞式に出席する野党議員の浅ましさに反吐が出る。
それまでさしたるアクセスも得ていない、弱小ブログがこの記事を投下しただけで凄いことになる。もちろん、その背景には野党議員のリプライなどの手厚い"支援"が見え隠れする。匿名性を利用した自作自演の可能性は今でも論じられるところだが(百田直樹氏も指摘/当方も関係者投稿を利用したと考えている)、アベ政治を許さない、の矛先としての少子化に一矢報いたい、とするなら、頓珍漢ながらアプローチしたところは褒められるべきところである。
と・は・い・え・・・
今回のベスト10を見ても、しっくりこないワードが軒を連ねる。「聖地巡礼」などは、とっくの昔にアニメーションが実在の都市・場所をモチーフにし始めてから行われていることであり、「らき☆すた」あたりが端緒とするともう10年近く前の話(今回の受賞は「バイトルドットコム」などを運営しているディップ株式会社の設置した、アニメーション関連のモチーフとしている場所を一覧にしてある「聖地巡礼マップ」が対象になっている模様)。
PPAPは後半の瞬間最大風速的な登場の仕方だったし、「盛り土」も使う場所が全くない。野球関連の「神ってる」がようやく日常的に使えるかな程度であり、これも日本シリーズ中の発言なので後半の言葉だ。
都知事選絡みの「○○によし」「カイヨー」とか、「パヨク」あたりが出てこないのもしゃくに障るが、「日本死ね」を選びたくなる選考委員の顔ぶれを見ると、サヨク・反日臭の漂う面子で納得もする。
数年前からそうだが、「はやっていない言葉」がどういう意図か知らないが選ばれている「流行語大賞」。大賞と名が付けば権威が得られる時代ではなくなりつつある”遺物”という感覚がない会社の選ぶ言葉に何の重みも感じない。無理やり「日本死ね」をねじ込んだ連中の”裏”を垣間見た気がする。