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世の中、長生きしていると、とんでもない事象というものには出合うものである。
紅白歌合戦といえば、日本を代表する、スター歌手の競演が見ものであり、最盛期には本当に「合戦」仕立ての登場順が仕組まれたりもしていた。が、ヒット曲の漸減と、「年末に見るべき番組がいっぱい出てきた」ことや、そもそも年越しライブなどを優先して、呼んでも出てこないグループなども散見されるなど、その昔の威光や威厳はどこかに行ってしまったようである。
それを象徴するかのように、紅組の出場者の大半を占めるのが、AKBグループ。ここまで多人数グループがひしめくと、何が何やらわからなくなってしまう。

そこへ飛び込んできたのが、声優ユニットであり、登場人物になりきり、歌や踊りを披露する、ラブライブ! に出てくる「μ's」というグループの紅白出場。声優というくくりでは、水樹奈々嬢がずっと出続けていたわけだが、今回、グループでは初という"快挙"でもある。

ここにきて、2010年代初頭のアニメーションでもある「ラブライブ!」が持ち上げられるのにはわけがある。Eテレでの放送が決定していることである。それにもまして、いまだに「ラブライバー」といわれる、ファンのアツさは他の追随を許さないものがある。
→ラブライバーとは、こんな人たちですwww NAVER まとめより

そりゃ、青春の一ページに、没入できる趣味や嗜好対象があることは、すこぶる健全である。それが、周囲からドン引きされようと、我が道を突き進む姿は、一種の猛者の風格さえ漂わせている。まあ、私はここまでのめり込みませんけどね。

          あ、ラーメン批評でしたね。

久しく放置していた「もう一品」であるうま辛豚骨ラーメンを手に取る。危うく賞味期限を大幅超過するところだったので、ほっと一息。
袋入りかやくにも、かやく入りスープにもにららしき野菜が。ていうか緑はニラだけという潔さ。これには恐れ入った。かなりかやく的にはアンバランスなのだが、食味や雰囲気はどうなのだろう…

麺は、一昔前のスーパーカップの麺をほうふつとさせるもの。カドメン仕様ではなく、ちょっと前のスタイルの麺にしたことで、原価を押さえようとしたのか…普通に考えると、あえて、ラインを変えるまでもないので、カドメンでやっちゃった方が大量生産でコスト的にも下がると思うのだが…
このラーメンの肝である「豚骨」と「うま辛」がどういうつながりになるのか、期待していたのだが、これが案外「面白い」組み合わせで納得してしまった。辛さの元は唐辛子系であり、コショウや豆板醤的な辛さではない。辛さの素を浮かび上がらせず、辛みだけを内包させている。イメージとしては、店頭に置いてある、サービスの「ニラ漬け」を投入して食べているような感覚である。
具材の大半を占めるニラは、彩の面からは高評価だが、食味の点では今一つ。そぼろに卵で、単調さをなくしたところは悪くないとみる。

「ハズレを見越して買ったら、そこそこ」だった時の満足感は、勢い評価を上げる。
これは、前回の「ラブライブ! 豚だし醤油ラーメン」の時の試食記の締めの言葉なのだが(こちらが記事全文)、実際、この2品、今までにない味覚の提供という点では、十分に成功している。コラボだったから、奇異な目で見られて、「どうせ、そんなにおいしくないんでしょ」という第一印象につながった部分は本当に残念としか言いようがないし、当方も味の面で甘く見ていたので、買い増しや買い置きをしなかった。
一期一会の企画もの。もちろんハズレ率は高いのが玉に瑕だが、ここまで商品力のある製品を出せるのなら、エースコック、まだまだ捨てたものではない。

 購入店舗  ダイエー 三宮駅前店(旧称時代に購入のため/現 神戸三宮店)

 麺  7.0/10    スープ 7.5/10    具材  7.0/10    総計  21.5点
 価格補正  +0.5     総合評価   22.0/30   格付け A-(侮れない出来)