多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

上場廃止

「命日」に当たって思う事

2014年12月26日、一つの企業が市場から姿を消した。そして、再び、上場することはなくなっていることだろう。

会社更生法でも自己破産でもない、「完全子会社化」による上場廃止。言わずもがな、のダイエー(証券コード8263)のことである。

もちろん、会社自体がなくなったわけでも、明日から買い物ができなくなるといったような不便までを想起はしていないが、一時でも株主であった会社の、このような末路は、本当に考えつかない結末である。

実は、12/25木曜日が最終売買日であった。出来高もそこそこあったものの、最終価格は134円とか。1971年3月の大証二部上場の時の公募価格450円/初値気配値820円(今の貨幣価値に直すと、恐ろしい高値であることはお察しの通り)、東証一部上場をその1年後に果たすのだが、その時の価格1780円。5000円台になんなんとする株価をつけたこともあるだけに(4600円:2006/2/3)、経緯はどうあれ、市場から撤退することなど、この数年の間に想起できた人がどれだけいたか、聞いてみたいものである。

さて、市場から消える=過去の会社になることがほぼ確実となったダイエーという会社。しかし、80年代の快進撃を知るものからすれば、どこで間違ったのか、はこれからのダイエーの浮上を期待する観点から、欠くべからざる考察だと思っている。
「中の人」以上の立場でもあった人がそこに言及されている。そんな記事をプレジデントの中から見つけた。
http://president.jp/articles/-/14133記事の作成者である、恩地祥光は、回想本である、『中内功のかばん持ち』を上梓されているようであり、中内シンパの当方としては買い求めないといけない、と思っている。ちなみにamazonさんも入れときます。去年の発行だったようですね。
中内功のかばん持ち
恩地 祥光
プレジデント社
2013-08-30



中内氏が生きていたとしたらどんな言葉を出しておられたのか、を恩地氏ならではの推測で語っておられるのだが、私も、恐らくこのようなことを口にされたのではないかと思っている。だが、それは、今のダイエーにいたとしたら。の仮定のはなし。
むしろ、そういう、人に頭を下げるような、無様な会社にしたくはない、とばかりに、イオン化そのものを阻止すべく、方々立ち回っていた可能性もあるし、ダイエー主導で業界再編をもくろんだかもしれない。また、そのバイタリティは、突然死のためにぷつんと潰えたが、今でも生きておられたら、ここまでの"惨状"にはしていなかったと思う。

栄枯盛衰、驕れ者は久しからず…。物売りだけに徹してこれなかった、事業家の一面が大きかった中内氏。彼が拡げた大風呂敷に翻弄された従業員と、支え続けてきた株主に対する背徳。草葉の陰で、男泣きに泣いている彼の姿を思うとき、また一つ、昭和が終わった、と思わざるを得ない。

世が世なら…どこで間違えたんだろう…

1980年代、スーパー業界は、百貨店の売り上げを抜くというエポックメーキングな出来事に遭遇する。その先駆けを行っていたのがダイエーである。
しかし、1995年の阪神淡路大震災、その直前に行っていた、忠実屋とユニードの合併を端緒に、バブル期の遺産を抱えて、いったんは産業再生機構入りするなど、はっきり言ってこの時点で「死んでいた」と評されても仕方ない。

そう思うと、よくもまあ、市場から退場を宣告されずにここまでおめおめと生きながらえていたものだ、という風にも解釈できる。最悪の結果=民事再生法の適用を逃れてここまでやってこれたのだから、このまま細々とでも生きながらえるのでは、と高をくくっていた小生も、反省する部分が多々ある。

というわけで、ダイエーのイオン化は、とうとう現実のものになった。そして、それはいわば、引き返せない「片道切符」同然の状況であるといわざるを得ない。
何しろ屋号が消えると断言されているのである。仮に、黒字を生める企業になり、再上場できるとなったとしても、どんな社名で登録されるというのか…。
確かに2018年を目途に、なんていう文言が見られたのだが、遅かれ早かれ『なくなる』のは既定路線。しかも、完全に北海道と九州は地域のイオングループに飲まれることも決まっている。100店舗台前半になってしまい、完全に体力を奪われるこれからのダイエーに、上場などという言葉はとんでもなく似つかわしくない。

最盛期を知っている、そして、それからの右肩下がりにずっと随伴している当方としても、この結末が信じられないのと同時に、「世が世なら、当時のジャスコを食べていたかもしれないのに」と思わずにはいられない。
中内功、という人のカリスマがなくなってしまったら、存在価値すらも毀損する…強力なリーダーシップあればこその会社だったのだな、と感じると同時に、彼がもし生きていたとしたら、ここまでの悲劇的な結末にしてしまっていただろうか、と思わずにはいられない。

2014年12月26日・・・。上場廃止日はダイエーの「命日」である、とは言い過ぎだろうか…

ついに来るべき時が来たか…

今の当方の喫緊の話題は、なんといっても、いつ浦安駅前店がオープンするか、という一点だけである。
というわけで、毎日のようにニュースリリースを開けているのだが…今日もとりあえずはナシ…。
だが、人事異動に注目することとになった。
一応リンク貼りますが、参考程度にw

なぜか?イオン系の子会社に次々に放り出されている実態が浮き彫りになったからである。
中でも光洋といえば、一部地域では競合店にもなっている、食品スーパー。早々とイオン傘下にくだり、すでに完全子会社化。頭にイオンのロゴが鎮座ましましている事からも、依存度はかなりのものと推察される。

ダイエーが一種イオン系の人材センター的な役割を果たしていることから読み取れるのは、「いずれ飲み込むつもりでいる」ということの既成事実としての積み重ねをしている段階なのではないか、と思ったのである。
ところが、なんと、9/23付の日経にそれらしい記事が載っているというではないか!!
→も・ち・ろ・ん、「飛ばし」の可能性もあるが、こういう内容は、リークした=ほぼ本決まり、という場合が多く、しかも、もはやダイエーに体力自体が残っていないことも裏付けには十分なる。
記事はこちら。

しかも、9/24に記者会見まであるという。
完全子会社化→上場廃止…。こんな結末まで予想していなかった私も鈍だが、一抹の寂しさも同時に去来している。
「中の人」であり続けてきた20数年。本当に正念場を迎えたと思っている。
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