ツイッターで最初この動画が流された時は、この公設秘書ではないが、「ワイワイ騒いで楽しそうだな」という感想しかわかない。
不思議なことに、議員がしゃべっているそばからマイクをひったくり、野次った聴衆にまくしたてるさまを、議員は全く注意もしない。主従関係が逆転している、もしくは「議員は傀儡で、秘書が本体」なのではないか、と勘ぐってしまう。
→ようつべより。
内ゲバワロタ、で終わらせるつもりにしたかったのだが、この動画をみるにつけて、今現在の反政府勢力の劣化ぶりと先行きを案じてしまったというのが偽らざるところである。
遠い昔ではない。55年体制が出来上がった当時の野党(社会党や民社党など)は、今のようなグダグダではなかった。のちにおたかさんブームといわれる、土井たか子氏の台頭が発生するときまでは、与野党ともに、一体化して国家運営に取り組んでいたと感じられる部分が多い。党利党略に集中するのではなく国家の利益を最優先にしていたから、意見はかみ合い、与党側も譲るべきは譲り、いい意味で切磋琢磨していた。
ところが今はどうだ。だいたい自分の党の不祥事に毅然とした態度も取れない、犯罪者集団といってもおかしくないものたちが野党に所属している。しかも始末の悪いことに、党首が自分の疑惑(それも国籍というたったそれだけのこと)にきっちりとした説明も釈明もせず逃げ続けている。親分がこのありさまでは、下々に示しがつくはずがない。与党批判をしても、すべて「お前に言う資格なし」と即座にブーメランとして帰ってきてしまうという始末。党名ロンダリングし、女性代表で心機一転を図った民進党は今や死に体である。
その流れをくむ人たちのおバカぶりは、時折動画にもなったり、ツイッターでバカっぷりをいかんなく発揮したりするのが習わしとなっているのだが(そう言えば、こんなつぶやきをした議員さん、そろそろ議員辞職はお決まりになられたでしょうか)、昔そこまで醜態をさらした野党議員はほとんど知らない。それはそういう醜聞がなかったのと同時に、身の処し方が昔の人は綺麗だったからに他ならない。
次の選挙で政権交代をするということを宣言する議員に「今がんばれ」と頓珍漢なことを言う聴衆。今がんばってもどうにもならないことがわかっていない。そして、そのどうにもならないことを言い募る聴衆に逆ギレする公設秘書。少なくともフォローすることができるのならよかったのだが、罵倒してしまっては元も子もない。その言い方も煽情的過ぎる。そりゃ、カチンとくる別の聴衆だっていることだろう。この低レベルの言動の応酬。これで議員が言った「次」を目指そうというのだから、よっぽど土台作りから入らないと、スタートラインに立つことすらおぼつかないとみる。
「浪速のエリカ」などと持ち上げられたのも今は昔。ただ管を巻いている(愚痴しか言えない)だけに成り下がった無所属の議員。それを支援する、低レベルな人々/公設秘書。お里・民度が知れる動画をご提供いただき、感謝しかない。
不思議なことに、議員がしゃべっているそばからマイクをひったくり、野次った聴衆にまくしたてるさまを、議員は全く注意もしない。主従関係が逆転している、もしくは「議員は傀儡で、秘書が本体」なのではないか、と勘ぐってしまう。
→ようつべより。
内ゲバワロタ、で終わらせるつもりにしたかったのだが、この動画をみるにつけて、今現在の反政府勢力の劣化ぶりと先行きを案じてしまったというのが偽らざるところである。
遠い昔ではない。55年体制が出来上がった当時の野党(社会党や民社党など)は、今のようなグダグダではなかった。のちにおたかさんブームといわれる、土井たか子氏の台頭が発生するときまでは、与野党ともに、一体化して国家運営に取り組んでいたと感じられる部分が多い。党利党略に集中するのではなく国家の利益を最優先にしていたから、意見はかみ合い、与党側も譲るべきは譲り、いい意味で切磋琢磨していた。
ところが今はどうだ。だいたい自分の党の不祥事に毅然とした態度も取れない、犯罪者集団といってもおかしくないものたちが野党に所属している。しかも始末の悪いことに、党首が自分の疑惑(それも国籍というたったそれだけのこと)にきっちりとした説明も釈明もせず逃げ続けている。親分がこのありさまでは、下々に示しがつくはずがない。与党批判をしても、すべて「お前に言う資格なし」と即座にブーメランとして帰ってきてしまうという始末。党名ロンダリングし、女性代表で心機一転を図った民進党は今や死に体である。
その流れをくむ人たちのおバカぶりは、時折動画にもなったり、ツイッターでバカっぷりをいかんなく発揮したりするのが習わしとなっているのだが(そう言えば、こんなつぶやきをした議員さん、そろそろ議員辞職はお決まりになられたでしょうか)、昔そこまで醜態をさらした野党議員はほとんど知らない。それはそういう醜聞がなかったのと同時に、身の処し方が昔の人は綺麗だったからに他ならない。
次の選挙で政権交代をするということを宣言する議員に「今がんばれ」と頓珍漢なことを言う聴衆。今がんばってもどうにもならないことがわかっていない。そして、そのどうにもならないことを言い募る聴衆に逆ギレする公設秘書。少なくともフォローすることができるのならよかったのだが、罵倒してしまっては元も子もない。その言い方も煽情的過ぎる。そりゃ、カチンとくる別の聴衆だっていることだろう。この低レベルの言動の応酬。これで議員が言った「次」を目指そうというのだから、よっぽど土台作りから入らないと、スタートラインに立つことすらおぼつかないとみる。
「浪速のエリカ」などと持ち上げられたのも今は昔。ただ管を巻いている(愚痴しか言えない)だけに成り下がった無所属の議員。それを支援する、低レベルな人々/公設秘書。お里・民度が知れる動画をご提供いただき、感謝しかない。