すでに詳報されている通り、2020年の東京オリンピックのエンブレムに盗作の疑念がまとわりついていた件で、採用されたデザイナー氏が、取り下げると委員会に申し出たことで、白紙に戻る結果になった。
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決め手となったのは、プレゼンに使われた背景画像が、まんまパクリで、許諾申請をしていなかったこと。また、コピペ同然の手法で生み出されたものであることが判明したからである。
(筆者注:本日のNHKのニュース7では、その過程を報じていたが、当方をはじめとする、ネット住民は、数日前からその存在を知っており、特に空港の出発ロビーの背景画像を使った資料(羽田空港というではないですか。どうして自分で写真を撮れなかったんだろうか、ねぇ)では、出発ロビーなのにWelcome!の文字が入っていることを突っ込まれるなど、おかしな点も結構多かったりしていた)

要するに、エンブレムが仮に由緒正しき『オリジナル』だったとしても、そこに至る過程や、ほかの仕事内容で考えると、疑義が生じるのは当然の結末であり、使用取り消しに納得はしても裁判は続行するという、あの劇場のマークをデザインしたデザイナーは、むしろ、「あ、やっぱり盗用じゃン」とますます自信を深めたであろうことは想像に難くない。

それにしても、デザイナーという仕事は、本当にコピペや盗用で成り立つ代物なのだろうか?と考えた時に、彼のいろいろなデザイナー物()には原型が存在し、しかもかなりかっこ悪く改変されているという特徴があると指摘されている。
もちろん、あるものからインスパイアされたものが具現化し、デフォルメされ、思いもよらない変化をつけるから、デザイナーの仕事というものは「その発想はなかったわ」ということで、驚きをもって評価されるわけである。オリジナルだと言い張り、後付丸出しのアルファベット展開図まで用意する、他の仕事での非はすぐ認めるものの、エンブレムについては、一切模倣だ、盗用だという意見には与せず、強気一辺倒だった。そこにあるのは、間違いなく、組織委員会のお墨つき…後ろ盾があるから、言い逃れられるだろうという甘い考えが、結果的に、すべての仕事を根掘り葉掘り探られ、挙句そのすべてで原型が存在するという"ミラクル"が達成するという恐ろしさまで発覚してしまったところである。

「過ちては改むるに憚ることなかれ」は、ご存じ論語の一節である。
もし、盗用疑惑が発覚し、強気に出ていなかったとしたら、過去の仕事にまで言及されたかどうかは疑問である。ほぼ一か月間、私をはじめとするネット民にとってみれば、佐野氏はおもちゃでもあったわけで、ここまで遊ばれることになろうは思いもよらなかっただろう。
→やはり、この盗人(トート)バッグPOPの作り手と言い、2ちゃんねるには本職もいるということがうかがい知れる結果にもなっている。

ネットをばかにしていた取り巻き連中も息しているかどうかわからないが、これで、闇から闇に決まっていくことがなくなっていくということは、透明性が出ていいと思う。一人のデザイナーの天国と地獄の1か月余り。ぶっちゃけNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げてもらいたい心境であるwwwwwww