OMCカード利用で5パーセントの割引が存在していたダイエー。金がさの上がるものや、大量に購入するお歳暮など、下手すれば数千円は違っていたであろう顧客もほどほどいるはずである。
例えば税込み1万円でも500円の割引。日曜日に一気に買い物、というパターンでこの割引を最大限利用してきた顧客も相当数いるのではないかと思う。
ところが、ダイエーのイオンへの子会社化、クレジットカード会社のグループ離脱とイオン系の会社の進出で、この「OMCカードご優待」がいずれは消えてなくなるのは既定路線でもあった。そして、その日・・・2016年2月28日の最終回をもって、OMCカードの優待はなくなり、イオンカード所持者だけの特典(しかも、20/30日のお客様感謝デーのみ割引になるという事態)のみとなってしまうことになった。
こうなると確かに屋号はダイエーだが、完全にイオンに飲み込まれたも同然である。営業施策のことごとくがイオンに右に倣え。ぎりぎり、商品開発では、独自路線を維持できているが、それとていつまでもつのか、当方はかなり懐疑的である。
急減するはずの日曜日の売り上げを死守するべく、本社が打ち出した施策は「ハートポイントカード提示者は5月まで日曜日は5パーセントオフ」という「一時しのぎ」に走ったところである。
筆者注:「OMCカード」にポイントを貯め、ダブってしまうからとハートポイントを持っていなかった顧客は、作らないと5パーセントオフの特典は享受されない。逆に、今まで日曜日には割引のなかったハートポイント所持者の現金/他カード払いでも、割引は実施される。
実際の「日曜日の落ち込み」に関しては、データは取れていないので、何とも言えないが、現金主義で通してきている人にとっては、「お、なかなかやってくれるじゃないの」と感じているはずである。ちなみにカードを通すことで一品ごとに自動割引がかかる方式を取っているので、大量点数買いするとレシートがどえらい長さになってしまう。(カード優待は、いわば総計から5パーセント割り引くやり方を取っていたのだが、多分、見切りや値引きと同じ価格の訂正でやっている=利益を削っている、と推測している)
ゴールデンウィークを含めた5月まではこのやり方でどうなるか様子を見る。「6月からの新しい企画にもご期待」なんて言う文言が店内掲出ポスターにはあるが、この割引企画が滑らなければ、続行しそうな勢いを感じ取ってしまう(見事、つなぎは成功したか、どうか…3か月はそれを推し量るのに十分な期間ともみる)。
ともあれ、新体制はスタートした。関西圏を含めて、屋号が変わってしまった一部店舗にも寄ってみたいなとは思っている。
例えば税込み1万円でも500円の割引。日曜日に一気に買い物、というパターンでこの割引を最大限利用してきた顧客も相当数いるのではないかと思う。
ところが、ダイエーのイオンへの子会社化、クレジットカード会社のグループ離脱とイオン系の会社の進出で、この「OMCカードご優待」がいずれは消えてなくなるのは既定路線でもあった。そして、その日・・・2016年2月28日の最終回をもって、OMCカードの優待はなくなり、イオンカード所持者だけの特典(しかも、20/30日のお客様感謝デーのみ割引になるという事態)のみとなってしまうことになった。
こうなると確かに屋号はダイエーだが、完全にイオンに飲み込まれたも同然である。営業施策のことごとくがイオンに右に倣え。ぎりぎり、商品開発では、独自路線を維持できているが、それとていつまでもつのか、当方はかなり懐疑的である。
急減するはずの日曜日の売り上げを死守するべく、本社が打ち出した施策は「ハートポイントカード提示者は5月まで日曜日は5パーセントオフ」という「一時しのぎ」に走ったところである。
筆者注:「OMCカード」にポイントを貯め、ダブってしまうからとハートポイントを持っていなかった顧客は、作らないと5パーセントオフの特典は享受されない。逆に、今まで日曜日には割引のなかったハートポイント所持者の現金/他カード払いでも、割引は実施される。
実際の「日曜日の落ち込み」に関しては、データは取れていないので、何とも言えないが、現金主義で通してきている人にとっては、「お、なかなかやってくれるじゃないの」と感じているはずである。ちなみにカードを通すことで一品ごとに自動割引がかかる方式を取っているので、大量点数買いするとレシートがどえらい長さになってしまう。(カード優待は、いわば総計から5パーセント割り引くやり方を取っていたのだが、多分、見切りや値引きと同じ価格の訂正でやっている=利益を削っている、と推測している)
ゴールデンウィークを含めた5月まではこのやり方でどうなるか様子を見る。「6月からの新しい企画にもご期待」なんて言う文言が店内掲出ポスターにはあるが、この割引企画が滑らなければ、続行しそうな勢いを感じ取ってしまう(見事、つなぎは成功したか、どうか…3か月はそれを推し量るのに十分な期間ともみる)。
ともあれ、新体制はスタートした。関西圏を含めて、屋号が変わってしまった一部店舗にも寄ってみたいなとは思っている。