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カップ麺メーカーも四季を意識した製品を多く送り出す。東洋水産は「四季物語」シリーズを長らくやっていたし、夏には激辛麺、冬には煮込み系の麺類など、様々な工夫を凝らしてくる。
ヤマダイ系の凄麺シリーズも、ご多分に漏れず冬対応の商品を送り出している。それが今回食べた「冬の塩らーめん」である。
→メーカーHP情報はこちら。通年商品ではないため、まさに一期一会だったw
麺は相も変わらずの凄麺。何か特別なことがあるわけではなかったが、具材はキューブ状になっている大量の白菜がお湯をかけるとともに崩れていく。
お湯入れ5分。凄麺は総じて早めに食べようとすると、麺がほぐれてくれないので、しっかり時間を取って麺をほぐし、あと入れのスープ、そしてトウガラシが主成分のスパイスを入れていざ、実食。
塩ベースなのですっきりした透明感のあるスープかと思いきや、やや白濁したもの。ふたにも「濃厚な背脂塩味」と書かれていたのだが、これはこれで味わい深い。特に唐辛子メインのスパイスが見事にスープを引き立ててくれる。
具材は白菜とニラしかなく、肉系がないところはやや残念だったが、白菜は結構大量に入っており、麺に飽きた時のアクセントにもなっている。
ヤマダイ系は「フタの裏ばなし」がいい味を出しているのだが、この冬限定の塩らーめんは、驚くなかれ、16年間も売られ続けているのだ。特別な誂えのスープに原価が取られているからこその肉系のない具材と考えると、やはり、このメーカーは、やりたいことと原価の使い方のマッチングがすごいと思う。また凄麺を好きになってしまった。
購入店舗 イズミヤ 西宮ガーデンズ店
麺 8.0/10 スープ 9.0/10 具材 7.0/10 総合計 24.0/30
価格補正 なし 合計 24.0/30 格付け A+(季節限定がもったいない)