事故が起こる前兆は、実は、前後の時間のなさによるものだった。
「鬼滅」終わりの5分後にコナン映画がスタートする。入場の云々は別にして、少しだけ慌ててしまったのだ。それに、階段の傾斜が緩やかになっていることに気が付かず、一歩目からいきなり滑ってしまったのだ。
思いっきりつんのめる小生。おそらく階段で15段くらい滑り落ちる。傾斜が緩やかだったせいで額を打ち付けたものの、ひっくり返った当初は若干の恥ずかしさもあって出ようとする。
しかし、視界の異変に気が付く。そう。メガネが無くなっているのだ。これはさすがに慌てた。返す刀で階段周辺を探索。それほど踏まれている様子もなく、回収に成功するものの、今度はレンズが一個吹っ飛んでいる。これもヤバい。手さぐりで捜索すること数十秒。本当に奇跡的にレンズも見つかった。
カバンの中身をぶちまけずに済んだのは不幸中の幸いだった。とりあえず一旦IMAX劇場を出て、コナン上映箱である1番に向かう。
態勢を整えて座席に座り、打ち付けたであろう箇所をチェック。両脚はすりむいていて、流血もしている模様だったが、一番痛手を被ったのは左手だ。多分、一歩目の右足を滑ってしまったので、左に重心が傾いた結果だろう。手首の不調は思ったほどではなかったが、一番痛かったのは、中指を突き指したかのような症状を呈していることだった。結果的に折れてはいなかった模様で、記事作成時には、ちょっと曲がりにくい程度にまで復活している。
そんな打撲状態で見る映画もないもんだが、ここは、コナン新作の露払い的要素の大きい作品ということで見ることにする。映画鑑賞時に痛さでどうにもならなかったら、次に控える「すずめ」を止めて、帰宅→病院直行は視野に入っていた。
映画は、すでに放送された、テレビアニメ版の編集版でしかなく、ちゃんとミステリーを解決しようとしているストーリーになっており、映画的な演出なども当然なく、当たり前だが映像のアップデートもなされていない。
灰原哀という人物の秘密に迫る導入回、という部分が大きく、面白さはそれほど存在しない。落ちもそんなところだろう、というもので、めちゃくちゃ感心することでもない。
映画単独で評価するなら、75点が精いっぱいだが、テレビ再構成版という「鬼滅」と同じ成り立ちゆえ、ランキングには絡ませないことにする。
直近2作の「サッカーボール」演出回に辟易している当方が、コナン新作「黒鉄の魚影(サブマリン)」を見る確率は、かなり低い。灰原回であるわけだが、今回も、多分サッカーボールに浮力だの空気を付与させる役割だのに利用しそうな予感しかしていない。時間があったら、あるいは、灰原とコナンを100億カップルに仕立てたいと思えたら、一回くらいは鑑賞するかもしれない。いずれにせよ、すずめを死地に追いやるコナン新作は、あんまり推したくないというのが本心だ。
「鬼滅」終わりの5分後にコナン映画がスタートする。入場の云々は別にして、少しだけ慌ててしまったのだ。それに、階段の傾斜が緩やかになっていることに気が付かず、一歩目からいきなり滑ってしまったのだ。
思いっきりつんのめる小生。おそらく階段で15段くらい滑り落ちる。傾斜が緩やかだったせいで額を打ち付けたものの、ひっくり返った当初は若干の恥ずかしさもあって出ようとする。
しかし、視界の異変に気が付く。そう。メガネが無くなっているのだ。これはさすがに慌てた。返す刀で階段周辺を探索。それほど踏まれている様子もなく、回収に成功するものの、今度はレンズが一個吹っ飛んでいる。これもヤバい。手さぐりで捜索すること数十秒。本当に奇跡的にレンズも見つかった。
カバンの中身をぶちまけずに済んだのは不幸中の幸いだった。とりあえず一旦IMAX劇場を出て、コナン上映箱である1番に向かう。
態勢を整えて座席に座り、打ち付けたであろう箇所をチェック。両脚はすりむいていて、流血もしている模様だったが、一番痛手を被ったのは左手だ。多分、一歩目の右足を滑ってしまったので、左に重心が傾いた結果だろう。手首の不調は思ったほどではなかったが、一番痛かったのは、中指を突き指したかのような症状を呈していることだった。結果的に折れてはいなかった模様で、記事作成時には、ちょっと曲がりにくい程度にまで復活している。
そんな打撲状態で見る映画もないもんだが、ここは、コナン新作の露払い的要素の大きい作品ということで見ることにする。映画鑑賞時に痛さでどうにもならなかったら、次に控える「すずめ」を止めて、帰宅→病院直行は視野に入っていた。
映画は、すでに放送された、テレビアニメ版の編集版でしかなく、ちゃんとミステリーを解決しようとしているストーリーになっており、映画的な演出なども当然なく、当たり前だが映像のアップデートもなされていない。
灰原哀という人物の秘密に迫る導入回、という部分が大きく、面白さはそれほど存在しない。落ちもそんなところだろう、というもので、めちゃくちゃ感心することでもない。
映画単独で評価するなら、75点が精いっぱいだが、テレビ再構成版という「鬼滅」と同じ成り立ちゆえ、ランキングには絡ませないことにする。
直近2作の「サッカーボール」演出回に辟易している当方が、コナン新作「黒鉄の魚影(サブマリン)」を見る確率は、かなり低い。灰原回であるわけだが、今回も、多分サッカーボールに浮力だの空気を付与させる役割だのに利用しそうな予感しかしていない。時間があったら、あるいは、灰原とコナンを100億カップルに仕立てたいと思えたら、一回くらいは鑑賞するかもしれない。いずれにせよ、すずめを死地に追いやるコナン新作は、あんまり推したくないというのが本心だ。