まあ、見ている方が胸糞悪くなるこんな討論会もないものである。
「在特会」(在日特権を許さない市民の会)の代表である、桜井氏と、橋下市長がまさかの会見。だが、のっけから誹謗中傷の嵐で、正直言って、こんなもの見たくも聞きたくもない。
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とはいうものの、私個人としては「想定の範囲内」であると考えている。
そもそも、在日特権は存在しており、それはおかしい、と声を上げる団体の意見をくみ取ろうとするのではなく、頭から「差別主義者」のレッテルを張ろうとすることだけに汲々とするばかりの橋下氏。意見がかみ合う余地が全くないとは思っていたが、最初っからけんか腰/聞く気なしの体で臨んだ橋下氏の印象が悪すぎる。

で、口を開けば『国政に出ろ』とか「国会議員に言え」などと、それこそ、自分はいったいどういう立場でこの会見を設定したのか、わからなくなるような発言ばかり。一応、「維新の党」とやらの代表でもあるはずなのに、ただの市長/弁護士として会っているという認識で会見しているとしか思えないような内容で、がっかりもしたところである。
当然、建設的な意見交換は一切なく、どっちも言いたいことを言い募るばかり。最後に呼んでおきながらの「帰れ」は致命的な汚点であるといってもいい。この一言で、今までの正論ぶっていたことすべてがご破算になってしまうこともわからないほどヒートアップしていたということなのだろう。

何とかにつける薬はないらしいし、何とかは死ななきゃ治らないともいう。最初っから「事」にしたがった橋下氏に乗せられる桜井氏も相当なものだが、正論であり、まだ落ち着いて意見を交換しようとする姿勢まで無視して何を言いたいのかわからないような支離滅裂な答弁しかできないようでは、まとめサイトのタイトルではないが、「涙目敗走」と書かれてしまうのも仕方のないところである。

仮に「圧力団体」に言わされているのだとしたら、それはそれで問題だが、本心からそう思っているのだとしたら、公党の代表としてもこの映像は未来永劫残ってしまう。そこまで計算しているとはとても思えないのだが…。かの国と係るとろくなことにならない「Kの法則」が橋下氏にも襲い掛かりそうな気がしてならない。