多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

改装

2015.8.29 誕生日に回ってみる 新生・ダイエー 神戸三宮店 B2F


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1階を堪能してから、B2ヘ。
ここは、初日と一部様変わりしている部分もあったので、その差分も含めて紹介しておく。
(8/27撮影分は、色を変えて紹介している。)

まず、エスカレーターを降り切ったところ。すでに「ダイエー」とは違うことを強調する看板が出迎える。
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まずはほぼ売り場配置の変わらなかった野菜関連の売り場から。
右手の平台には、地場野菜のオンパレード。変わり種野菜も多く、意外性が際立つ。
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今や、改装店舗の名物コーナーになりつつあるプチトマトバイキングは、入ってすぐ左手の、カットフルーツ加工場そばに。

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そして、飾り野菜。ぶっちゃけ、誰が買うんだろう…
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マツタケも結構な量の陳列。ただ、もう一つなのか、飛ぶように売れている気配はない。
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野菜コーナーを抜けると、今度は精肉コーナー。8/29は「焼き肉の日」ということで、元気いっぱいのマネキンが、試食販売も兼ねて、店中に響き渡る声で呼び込みをしていた。実際、さつま姫牛でのすき焼きを試食させていたのだが、とろけるような味と甘みは、たとえ試食用で若干レベルを上げているとはいっても、買いたくなる衝動に駆られる。
当方が「これはっっ」と思ったのは、部位売り。しかも、ホルモン系を小分けの入れ物にして売っているさまは、一般の精肉店でもやらない芸当。これができるのは、一頭丸ごとさばいている証拠。
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生ハムを冷蔵庫で恭しく飾る"展示"も、面積が増えた&取扱いしてますというアピール度満点。
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メインの通路には、高価格帯のブランド牛/豚/鶏を配置し、まるでそれ以外の肉はやっていないかのように錯覚させる手法は、現時点ではあたっている。ただ、これは鮮魚系も同じだが、高価格帯の弁当系は、動きが鈍く感じられた。

そして、一種B2の目玉、と言ってもいい鮮魚コーナー。ところが、8/27と8/29でレイアウトが変わっていることに気が付く。
まず、これが開店初日の中央のさばき場に置いてあったいけす。
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精肉コーナーを抜けてすぐに目についたのだが、8/29は、逆側に配置。中で捌きをしている作業員の頭の位置と、映り込んでいる背景で方向が変わっていることがわかる。
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いけすがあった跡地には、煮・焼き魚や、それに適した食材を販売。いけすを探してうろうろしているさなかに販売員が出してきたのは、ナナナント、金目の煮付け、お値段、3980円なり!!!びっくりして、価格を二度見したほどである。
塩干も手を抜いていない品ぞろえ。なんといっても「これを売らなきゃしょうがない」と言える、刺身系の充実ぶりは、オープン記念だからなのかもしれないが、なかなかなものだった。
そして、和日配のコーナーへ。こちらも、どうしてもメインストリートに目が行きがちになる。そんな中で目にしたのが、酒の肴好適品。
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アイテムを見比べるだけで、楽しくなってしまう。肉の赤、魚の白っぽさを認識している目にとって、この黄色系の塩辛などはまさに飛び込んでくる印象。
試食販売も精力的に行われており、8/29は、日清のチルドつけ麺をやっていた。8/27は、かねてつさんの、「ほぼ○○」シリーズが試食されていたが、ホタテは、味覚の面では、ほぼホタテとはほど遠い印象だったことは付け加えておく。

一般食料品系は、ペット飲料や紅茶などのし好品関係がB1に上がったこともあり、いわゆる「常温保存品」がメインとなっている。周りの冷ケースに圧迫される感じで、特にエンドの展開は、以前のB1の売り場よりは窮屈に感じられる部分もあった。
もっとも、通路は十分確保されており、お酒が1Fにあがった効果というものは感じられる。
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エスカレーター前には、紙系をはじめとする、日用消耗品がズラリ。B1に上がるエスカレーター前の踊り場から、店内を撮る。
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B2の感想:
今まで、食料品部門の売り上げの大半を占めていたのは、ドライと言われる、一般食料品群である。これはどこのお店でもそうであり、調理しないと食べられない、素材系の品群は、ともすれば、厄介者扱いされないとも限らない。ところが、今回の改装では、脇役化しつつあった素材系が主役に躍り出ている。特に「肉のダイエー」を印象付ける、精肉売り場の活気の良さには、並々ならぬ意欲を感じ取った。
一般食料品のコーナーはあまり、真剣に見てなかったのが若干心残りだが、変わった陳列などもあるやに聞いている。また日を改めて見て回りたいところだ。
<2015.9.11 付記>
脇筋なので書かなかったが、8/29当日に、とよすの社員らしき人がミックスおかきを陳列中。私の中で、一番のフェイバリットでもある「ハイカラット」の復活を強く熱弁。社員氏も感じ入った様子だった。
→CM/画像ともになく、残念。

シリーズ 飲みこまれるダイエー FSS2号店に潜む「一抹の不安」

私のマイフェイバリット店舗といえば、通勤途上に存在している、三宮駅前店(0622)になる。
ここが大改装を経て、店名まで変わるというので、ものすごいことが起ころうとしているのか、と思っていたのだが、果たして、赤羽(0754)のような、大失敗をこかないで済むのかな、と思わずにはいられない。

そう思う根拠はいくらでもある。
→赤羽同様、PDFの発表資料に目を通した。こちら。
.灰鵐咼紡亶海箸靴覆った1階
ワンストップショッピングが可能なダイエーにおいて、1階のフロアを「買い回りの場」として提供してしまっているところが今後に大きく影響しないか、気になるところである。焼き立てパンがあるところは悪くないが、ほかのカフェ系店舗とばっちり競合するという点はどうするのか見ものである。
∩攤擇B1に来ているのだが、これがミスマッチにならないか?
今回の見どころであり、浮沈をかけたといってもいいのが、B1に上がった惣菜系である。特に原価がかかっていると目される、インストアベーカリーを使ったサンドイッチ系である。当方の目論見では、かなりの高額設定になるものと予想され、最初はともかく、継続してやり続けられるのか、微妙なところである。量り売りなど、小分けして売れる商品は、それなりに需要はあるだろうが、赤羽でやったような、高価格帯の商品はどれも苦戦を強いられるだろう。
「安くなくなる」ダイエーに客が付くのか?
すでに赤羽でも体験したように、価格帯は、鮮度を上げたおかげで、どの商品群でも若干の値上がりは避けられない。唯一一般食料品はほぼ動かずだと思いたいが、今までのように、近隣の値下げに対抗して、こっちも対抗!!と言った、価格競争を仕掛ける側に立たない可能性は十分考えられる。ブランドイメージ死守のために「買ってくれる人だけを大事にする」「年金生活など、貧乏人には敷居が高くなる」ことが予想される店舗に、今までのような常連が付いてくれるのか、どうか…。
と捷盖薀后璽僉爾箸いθ妙な立ち位置
ともかぶる部分だが、安い商品は、トップバリュで占められ、ますます買いたいものがなくなっていく。こじゃれた結果、客の要求するレベルも上がってしまい、結果立ち行かなくなる売り場も出てこないとも限らない(たとえば量り売り惣菜にしても、衛生面でとやかく言い始める御仁が出てくる→対応できずあえなく閉鎖、となる可能性は十二分に考えられる)。開けてみてからという部分があるにせよ、三宮だからこそ、近隣にあるイカリや阪急オアシスと同等の店舗にするべきではなかったのに、と思わずにはいられない。
タ遊鑒颪吸収できるのかどうか
ハンドメイドで、作っていることをアピールするのは結構だが、当然その分人手はかかっている。鮮魚の対面など、いないと格好が付かない局面であり、ほかでも、そういった場面は散見されるだろう。改装後を見越して大量に採用した模様だが、売り上げがそれだけついてくるのかどうか…。私はかなり懐疑的である。改装費も含めて、今回の改装が、ダイエーの没落を一層早めないかと不安で仕方がない。

「一抹」どころか、かなり不安に思っている当方がいたりする。そりゃぁ、オープン後2週間くらいは開店景気が続くだろうが、赤羽同様、店のポテンシャルがわかった段階である1か月たてば、軌道に乗ったか外したか、がわかるところである。個人的には、旧の三宮駅前店がよかったのであり、今回のリニューアルで間違った方向に向かってしまう危険性は否定できない。
あまり売り上げにつながりそうにないボタニカル系ややたら高いジュースバーなど、東京都心でやるなら理解度も上がる業態が、泥臭い関西で受け入れられるのかどうか。一週間後に控えた開店を前に、不安がよぎる。

過去記事は面白きかな<その8> 10の誤算Υ存店の改修

今のダイエーが抱える、老朽店舗の去就問題。16年前の掲載誌では、「改修」という、内部の改装に言及するかにとどまっているが、実際、築40年以上ある店舗は、10指では到底足りない。
建て替えに至らず、閉鎖後、再出店もなく終了しそうな、八王子(0190)や立川(0181)などは、その典型例(八王子に至っては、晩年、全フロアを活用できず、上階を閉鎖して営業していたなど、建てたはいいが、有効活用もままならない状態になっていた)。逆に、密集しすぎていて、建て替えが難しい、今池(0127)は外観を含めて、大きく改装されている。金山(0762)、庄内(0758)、水無瀬(0759)など、建て替えがベストな選択だった店舗も増えてきているのだが、結果的に、店舗も店舗面積も減少傾向にあることは間違いない。

さて、実は、改装の現実や、どこまでの効果があったのかについては、逆にこの文章から読み取ることは難しい(対前年同月比のグラフもあるにはあるが、消費増税直前の駆け込み需要を体現している97年が基準だけに、改装効果が表れているかどうかの判断には乏しいし、もっと長いスパンで、個店の状況に注視すべきだった。全体像からの俯瞰では、個々の現象が全く見えない)。

改装、という点で言えば、赤羽店(0754)のドラスティックな改装−−−とは言っても、イオンの冠が付いている以上ダイエーの肝いりで改装したと思われない可能性もあり、如何にグループ入りがマイナスにイメージされるのかの典型例だろう−−−後の、不振ぶり、というか、支持されなさぶりにむしろ驚く。まだ建て替えて3年経つか経たないか、程度の店舗。普通は(改装などしなくても)もう少し一杯でもおかしくないし、大混雑は無理としても、そこそこに支持されているべきである。ところが、夕刻に訪れたにもかかわらず、商店街に人波はできておらず、わずか一か月足らずで早くも息切れ。コンセプト通りの売り場も活気は感じられず、挙句、チーズは見切りまくり状態。改装と客層がミスマッチを起こすとこうなるという悪い事例になってしまったようだ(ちなみに0号店とされる市川コルトンプラザ(0401)の事例がフィードバックされているわけだが、下町然とした赤羽と、ベイエリアの千葉とで、嗜好も何もかも変わるのに、どうしてこうなったのかは、疑問が残る)。

記事の内容は、改装した店舗に一応直撃取材はしているのだが、「妙にくどく説明過多で、供給側のおしつけのように受け取れる」とか、相変わらず、最後に一癖入れる傾向。それもそのはず、5番目/リストラを書いた人と同じ人が書いているのである。
ただ、今回ばっかりは、当時の会社の方針−−−食に重点を置いた改装が効果を出している−−−ということが非常に重要である。

この時点…1998年に、新業態も何もかもかなぐり捨てて、食品中心のスーパーに回帰する、という発表をしていたとしたら、ダイエーがここまでおちぶれることはなかったのではないか、と思うのである。
衣料品はファストファッションに、家電も量販店に食われてしまい、すべて一つの店舗で事が足りるGMSが、90年代終盤には「終わった業態」であることにどうして気が付かなかったのか、が、聡明で先見の明もあるはずのCEOの唯一の汚点である。もちろん、真似事みたいなこともしてはいるが(メディアバレー業態は、まさにこれ。もはや存在すらしていないと思われているかも?)、それでも、GMS偏重型出店は収まらなかった。

GMSに固執したことが、結果的にダイエーの体力をどんどん奪っていったのは間違いない。だから、小手先の改装ごときで、客足は戻っても、最終的な支持には至らず、近隣の安売り/新店に奪われていく、の繰り返しになっているのだと思う。

さて、地元であり、私自身も気になっている三宮駅前店(0622)の改装ももうすぐ。まるで閉店セールのような、棚も現出しており(B1F一般食料品・8/13確認)、クローズが16日であることも相まって、ますます「その日」が近づきつつある。



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