多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

日清食品

即席麺試食記(315) かなり微妙 日清 麺職人 沖縄そば


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日清の製品なのだが、「これじゃない」感がいっぱい出てきて、げんなりしてしまっている。

と、冒頭で言ってしまいたくなるほど、今回の特製麺職人は、やはり作り込が圧倒的に足りないと感じてしまう。
麺は平打ちで、そこは現地を模した部分もあるのだが、麺の滑らかさというか、麺職人シリーズ独特の持ち味が若干削がれているように思う。
そしてダメダメなのはやはりスープである。かつおだしの塩味スープなのはいいのだが、全体的に手数は少なく感じる。端的に言えば塩味が勝ってしまい、現地で食べたような、深みも味わいも打ち消される。
具材も高レベルは期待できず、いつもの麺職人。ぎりぎり紅ショウガが入っていたので、色味にもスープにもアクセントになってくれたのが幸いした。

雰囲気だけの沖縄そば。実際、「これが沖縄の味だぁ…」と誤認してもらっては困る。麺がどうこう、スープがダメダメ、以前の問題である。
こういう製品なのだ、と理解して食べるしか評しようがない。

それにしても…
少し外れ度合いが上がってきている。当たり前だが、打数も多いから、凡打の山の中にクリーンヒットがあることは否定しない。それでも、チャンスの時に打ってくれないヒーローには辛辣な評価しか下されない。
粗製乱造/なんでも飛びつく、という一時期のパチ・スロメーカーのような拙速を止めるだけで未来に冠するブランドを作りえる素質はあるだけに、一層の奮起をお願いしたいところである。

 購入店  ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   スープ 6.0/10    具材  6.0/10    総合計 19.5/30
 価格補正  なし     合計   19.5/30     格付け   C(別物として、でないと)

即席麺試食記(314) 劣化パクリでは 日清焼そばUFOビッグ わさマヨ地獄


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すべてにワサビを絡ませてあることに感動してしまったこの製品。ソースにも、マヨネーズにも、ふりかけにも。だから、あちこちから「違う感触」がひょこひょこ出てくるので退屈しない。

「あー、棚を占拠して売れてるんだなー、うらやましいなぁ…」
一応グループ企業の製品とはいえ、少しやっかんだのだろうか、日清が、ビッグな焼きそばで、同じワサビ風味の製品を出してきた。→製品HPはこちら
名付けて「わさマヨ地獄」。25.9g=地獄の少々お寒い語呂合わせもあって、表装には、緑色の鬼たちが奮闘しているさまが見て取れる。

だが、価格は普通レベル。少しだけいやな予感がよぎる。
ふたを開けてそれは現実のものとなる。ソース焼きそばにマヨたっぷり、という何の変哲もない構成だったからだ。

具材は数えるほどのキャベツだけ。ソース味とはいえ、基本が成ってなかったらヤバかったが、そこまでではない。
そして鳴り物入りのマヨ投入。だが、一気に投入→撹拌で、確かに刺激は前半来るが、後半になるにしたがって沈静化していく。いつもの「熱に成分が負ける」状況が展開される。
辛みのなくなった、マヨ塗れる焼きそば…それがおいしいと思えるのか、どうか。ただ「辛い」だけであり、実際単調。3つの味の要素にワサビを入れてある製品と比べるのが間違っている。

マヨラーでない私としては、麺に対してマヨネーズの量がやはり過剰に映る。一気に投入はやはり後々を考えると考えものである。

 購入店  ダイエー 神戸三宮店
 麺    7.5/10   ソース・味付け 6.5/10    具材  6.0/10    総合計 20.0/30
 価格補正  なし     合計   20.0/30     格付け   B-(劣化パクリはご勘弁)

即席麺試食記(308) やればできる? 日清 焼きそば 鶴橋風月


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カップ麺業界にとって、夏は、焼きそばのシーズンでもある。
まあ普通に考えればわかりそうなことでもある。夏の暑いさなかに、汁そばは、暑苦しい。でもラインは止められない。だったら、湯切りする焼きそばを作ればいい…。

そう簡単な話でもないのだろうが、この時期、確かに焼きそばをはじめとする汁なしそばは結構棚を占領する。もちろん、いろいろな名店とコラボした製品も軒を連ねる。

日清が組んだのは、関西では相応の知名度もある「鶴橋風月」というお好み焼き店である。
→CMも観たのですが、劇場で…一般のスポットでもあまり流れないせいもあって、YouTube上ではなし。因みにナレーションは渋谷天外。ウム。ここで「片隅」系の人が出てくるとはww

風月自体は当方はあまり店舗には入らない。いわゆるチェーン店/オペレーション化したところが気に入らないところもあるし、何より高いw粉モンは廉価で食べられるのが大阪人としては納得いくところなのだが、こうも高いと店をもうけさせているよう。
だから、あんまりコラボした製品ということもあって、少なくとも当たりとは感じずにいた。
製品HPはこちら

ところが、そういう期待していなかった製品がいい食感を出すと評価ががぜん上がってしまうところが面白い。
麺は「太麺堂々」をほうふつとさせるようなかなりの太さ。もちろん、焼きそば用にしつらえてあるとはいえ、歯ごたえも食べごたえもばっちり。
そして期待していなかった具材も、イカ/豚混入の「ミックス」にしてある。量はそれほどではないものの、「入っている」とは実感できる必要最小限は入っている。
特筆すべきであり、ぜひとも味わっていただきたいのがソースである。鉄板で焼いたかのような風味があたりに漂い、「ああ、焼きそば食べてる」と実感できるソースは本当に久しぶりだ。

焼きそばは、確かにスープそばほど手の込んだ仕掛けは必要ない。その半面、ソースしか手の入れようがなく、ここで失敗するとすべてが陰鬱な実食になってしまう。
ふりかけもなく「大丈夫かいな」と思った当製品だったが、満足度はかなりあった。たまぁにヒットを打つから、困ったものである。

 購入店  ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.5/10   ソース・味付け 8.0/10    具材  7.5/10    総合計 24.0/30
 価格補正  なし     合計   24.0/30     格付け   A(ソースの味わいには感動)

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