多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

日清

即席麺試食記(366) 推して知るべし 日清 ラ王 焦がし醤油


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実にレビュー3カ月ぶり。

日清の新商品となれば、ほぼあたりは約束された、そう思っていた。しかし・・・コンセプトやパッケージングとは裏腹のあっけないまでの実食。
「みそでこれなら・・・」。まあ仕方ない。
日を置かずほぼ連チャンに近い形で食する。

「いいところから褒めましょう」。あ、また某俳句の先生の口癖がwwww
山椒を練り込んだ麺というのは、即席麺としては斬新だし、これが味にプラスに寄与するとはなかなか考えづらい。スープの味を焦がす方向にもっていったときに、淡泊すぎる麺ではアンバランスに感じたのだろうか?もちろん、山椒が前面に出張ってくるのではなく、隠し味的な作用にとどまっている。
醤油バージョンの具材も、それほど悪くは感じない。ほぼこの製品のために仕立てられたといってもいい肉そぼろは、味噌でも感じられたが、いい味付けになっている。ねぎ系の量も必要十分。

だが・・・
やはり、マー油でなんかすべて誤魔化されているように感じてしまう。焦がした、という感じが全く見掛けられない。苦みであるとか香ばしさであるとか。大袈裟なくらいの表現があってしかるべきなのに、どこかおとなしいし上品なのだ。
確かにラ王ブランドなので、思いっきり振り切ることをしなかったのだろうと思う。だが、それでは思いがストレートには伝わらない。「焦がしたら、うまかった」のに焦がしていないと感じられる、なんちゃってぶり。それでも、その部分に目をつぶれば、平均点くらいは十分ある。
そこが日清の日清たるゆえんだが、もう一回、とまでに手は伸びない。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   6.5/10    具材  8.0/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B(振り切れていてほしかった)

即席麺試食記(365) なんなんだよ、これ? 日清ラ王 焦がし味噌味


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スポンサードしている選手の大活躍は、読みで一字違いであり、今年の流行語大賞も狙える一角にあるフレーズを使ってCMに早くもフィードバックするなど、さすが、世界の日清だ、と我々即席めん愛好家も胸を張れる。
→これがそのCM。

錦織の時も、いろいろと応援製品を出したりしたものだが、今回の祝賀関係の製品は、どうあってもゲットしたいと思っている。

とここまではプラスのネタだったのだが…
この製品に少しだけ物申したい気分になっている。


さっそくレビューに行くのだが、「焦がしてない」のである。焦げた感じの黒っぽいマー油で色付けをしただけであり、味噌が焦げて、苦みというかむせかえるような複雑な味というものを全く感じられなかったのである。確かに「焦がしたら、うまかった」はわかるのだが、実際には焦がしていない。焦がしていないことは百歩譲るにしても、味噌味のスープのじつに平板ですんなりと流れてしまう調味具合。
マー油が入って色目的には焦げているように見えるが、結局焦がしているわけでもないので効果もいまいち。ぎりぎり肉そぼろあたりは味のつき具合がよかったのでなんとか食べること自体はできる。

看板に偽りあり…「いやいや、焦がしてますって」と言われても、それならば風味がほとんど感じられないのはどういうわけか?焦げた苦みがあってもよさそうなのにそれもないのはなぜか?突っ込みどころは満載である。
製品として間違いなく失敗の部類に入るラ王系。コンセプトは面白かったが、味が付いてきていないのでは、どうにもならない。まあ、麺に練り込んだ山椒であるとか少しこだわって作ったところは評価する。

 購入店 関西スーパー 大開店
 麺    8.0/10   スープ   6.5/10    具材  8.0/10    総合計 22.5/30
 価格補正  なし     合計   22.5/30     格付け   B(これはハズレと言い切れる)

即席麺試食記(360) 安定のコラボ 日清 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定柚子塩らーめん


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日清のラーメン店とのコラボ商品は、意外とはずれが少なく感じている。
私の中では、もう二度とこの会社の作ったコラボ製品には手出ししたくないと思えるこんなハズレを作ったり、毎度同じようなコンセプトで変わり映えのしないラインアップも食傷気味だったり、で面白く感じない。そんなメーカーだらけである。
そこへ持っていくと、例えば、季節定番化しつつある「えきそば」シリーズも安定しているし、ブランドを冠しているとはいえ、その再現度に度肝を抜かれたこの商品の凄さにも感服している。

その日清の「AFURI」ブランドのコラボ麺も、何タイトル目になるかわからないが、目にできたら意外と食べている印象を受ける。→直近の試食記がこちら
同じ柚子塩らーめんなのだが、今回はコロチャーを使った製品→当該製品のメーカーHPはこちら。
まあ、それだけといえなくもないが味にはハズレ感がないと思っているのでいざ実食。
スープは、やはりエキスだけではない、本物のゆず皮が入っているおかげで柚子の香りが最後まで持続するのが素晴らしい。成分量でいってもたったこれだけのはずだが、やはりすごい。スープが持つ、塩加減も、コクもうまみも、その香りが全く邪魔をせず、全てが主張している。
麺は全粒粉入り。以前ほど特殊感はなく、麺職人で培った麺製法がプラスに働いているのか、と思ってはいるが、物珍しさ感は薄らいだ。具材のチャーシューの数には感服。ここまで入っていたら何の文句もございません。

珍しく具材で高ポイントになった今回の試食だが、安定すぎるきらいもある。冒険しなくなって、同じメニューでしか責められなくなっているところも一考の余地はある。

 購入店 ダイエー 神戸三宮店
 麺    8.0/10   スープ   8.5/10    具材  7.5/10    総合計 24.0/30
 価格補正  なし     合計   24.0/30     格付け   A+(安定だが)
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