多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

星野源

「うちで踊ろう」問題は致命傷になるぜ

この動画が物議をかもしている。
あえて原版ではなく、解説動画を載せさせていただく。


この方……「世相のうっぷん晴らしチャンネル」さんの解説は、実に的を得ているし、当方の考え方と一緒である。
→うまく事象をとらえているし「アベのせいではないけど、安倍(とその取り巻き)の失策」ときっちり論破していらしゃるのだ。よかったらフォローしたってくださいませ。

この方が言っていることがそのまますぎて、私の出る幕はなくなってしまった感は強いのだが、こういうポカを時々安倍晋三一派はやらかす。それでも、支持率がそこそこあったのは、経済に対する手当て・政策がそれほど失敗しているわけではないからだ。
ところが、この、コロナウィルスが発生してからのすべての政策や指針には疑問符が次々に起こってしまう。全員に給付するのが手っ取り早いのに、条件を付けた30万円給付にするし、雇い止めに対する対策もあとになって政府の保証額を引き上げる「最初からしとけよ」状態。緊急事態宣言をしたら、お金に困る人も続出するのに、自分だけは優雅に過ごしてまーす♪アピール。僕自身はPCR検査にはかなり否定的なんだけど、政府が推奨しない理由をメッセージとして出すことはしていない。
厚生/財務/経済再生と、省庁間がせめぎ合う状況になっているから、柔軟に対応できないし、スピードも遅くなってしまう。そのうちに、コロナで死ぬ人より、経済で死ぬ人の方が増えることは間違いない。今日は生き延びれたけれども明日はどうなるかわからない状況の中で、自分だけいくら休日とは言っても寛がれてしまっては、怨嗟の声の方が大きくなってしまう、ひいては政治不信、政権不信に到達するのはあっという間だと断言する。実際、明日からのワイドショーは、この動画をしつこいくらいに取り上げ、「アベがこれでは」「緊張感無さ過ぎ」「ほかにやることあるだろ」といった批判一色に塗りつぶされるだろう。

麻生政権は、「漢字の読み間違え」「カップ麺の価格」で命脈が絶たれた。直近の政権交代といえる野田政権は「消費増税」が致命傷だった。7年近くの長期政権となった安倍政権が、よもや「動画投稿」でフィニッシュを迎える原因になったら、それはそれでエポックメーキングな出来事だろう。今回の動画投稿(星野源とのコラボという形ではあるが)が、安倍政権の終わりの始まりを告げたのではないか、とひそかに思っている。

2019.9.1 この日だから 引っ越し大名 鑑賞記

OSシネマズミント神戸では、「引っ越し大名!」はやってくれていなかった。
仕方ない、とばかりに系列の神戸ハーバーランドに移動。勢い込んでチケットを買ったまではよかったのだが、「引っ越し」のラストが17:40、なのに連チャンにしようと思った13回目の「天気の子」のスタートが17:20!!

連チャン鑑賞で初めてやらかした「ダブり」。仕方ないので、引っ越しは演者までを確認して退出、天気の子は、15分遅れくらいは確定なので、あえて座席に座らず見ることにした。

江戸時代における国替え=領地の異動は、大名に謀反を起こさせるための蓄財を防ぐ意味合いが大きく、参勤交代と並ぶ一種の財政出動、「公共投資」ともいえる。
その部分では江戸幕府の大名に力を持たせない政策は褒められるわけだが、では大名側はどうか、というと、そのための費用の捻出、準備等に無駄な労力を取られてしまう。時の政府のおかげで「前に進む善政」が敷きにくくなってしまうのである。

元は姫路を居城にしていた松平家に突如降りかかった国替え、しかも石高は減らされるという緊急事態。石高はすなわち、自分の家の大きさであり、減らされるとなると強烈なダウンサイジングを余儀なくされる。それでも費用も、期限もどんどん迫ってくる。
引っ越しに関わる総取締に選ばれたのは、しがない書庫番の星野源演じる武士。役付きなどどこ吹く風、の本好きの彼が、どうやって国難に立ち向かうのかが本作の見どころである。

ファーストインプレッションだが、大それた大仕掛けもなく、むしろ細かい銭勘定やトラブルをメインに描くと思っていたから、意外なことにすんなり流れた脚本には違和感というか、「これでいいの?」と思ってしまう部分が多かった。
傑出なのは、リストラの描写と、加増され、帰農してしまった藩士を迎えようとするシークエンスだ。姫路で農家やってくれ、などと言われるのが今までそしりの対象にしていた書庫番ともなれば、かなりの反発は出たはず。だが、それに対する描写はほぼなく、いかに彼が信頼を勝ち取ったのかが描かれる。そして10数年後に迎えに行くシーンも、彼らがどんな思いでそれに邁進していたのかを知らされ、しかも「帰らない」という人まで出てくる始末。藩と自分の生活の、どちらが大事かを見極めたからこその決断には感じ入る。
ラストの石碑のシーンは、「これでまとめるか」となる、監督の采配が光った。領主役である及川光博の感極まった演技は、こちらも胸をえぐられる。ミッチーといえば、「君は月夜に光り輝く」でも、死に至る娘の実の父親(離婚して母親の姓を名乗っていたので少し混乱した)役を演じたのだが、彼のあの演技は周りをつかむ、珠玉の演技だ。

ということで採点はおとなしめの89点にする。
星野源の芝居の安定ぶり(それほどいい意味では言っていない)がすべてであるようにも思うし、逆にこの役どころをキャラのバッチバチに立った俳優で演じるのは難しい。さらに言うなら、高畑充希演じる元引っ越し指南役の娘との絡みも、こうなることが前提なのだから、でこぼこコンビとしての星野のキャラクターが生かされないといけない。
つまり、キャスティングはほぼ満点なのだが、やっぱり全体像として輪郭がぼやけてしまうのである。時代劇のエンタメとしての役割は十分果たしているが、かといって名作とはとてもいいがたい。もっともっとドタバタしていることを期待していただけに、その部分でも満足度が低くなってしまったのは仕方ないか。

2018.7.28 思うところはみな同じ 「未来のミライ」鑑賞記

公開初日から行くべきだったか、という思いをしているのが、この「未来のミライ」だった。その理由は…
レビュー記事が酷評に次ぐ酷評だったからである。

どうせ口さがない、アンチの戯言だろう、と思っていたのだが、それにしては、★1や★2の量が多すぎる。昨年の今頃、といえば、「打ち上げ花火(略)」がこれまたトンデモレビュー数値をたたき出して騒然となっていたものだが、比べてみると、ほぼ同等、あるいは、今作の方がやや下に感じられる事態となっている。

さて、実は当方、「初細田」なのだ。スクリーンで対峙することも含めて、今までの作品にはどれにも触れていない。それゆえ、「ポスト宮崎」の急先鋒たる氏の作品の出来が市井の声では低評価なのが納得できなかった。
いずれ当方の名物コーナー「比較検討倶楽部」は、この作品を軸にいろいろな作品とたたかわせていくことになるとは思うのだが、それにしてもここまでひどい映画だったと思えるのか…

仕事が押してしまい、16時スタートのOSミント神戸3番にはギリギリの入場。しかし、白△で、ほぼ満席を感じ取る。隅っこの一席を認めて購入。三人並び席でとなり二人は女性ソロ二名だった。観客の中には、小学生レベルを連れた家族連れも散見。カップルも意外に多く、2週目土曜日と考えるなら、このくらいは入っていないと先が思いやられる。平均年齢は、大人層が大半であったこともあり、30代後半とする。いわゆる著名俳優の声を聞きに来たと思しきファン層は少なめだと推察する。

このストーリーの最大の欠点は・・・と、いきなりの書き出しなのだが、「4歳児」の描写がこれで正しいといえるのか、どうか、ということである。夏井先生風に言わせてもらうなら、「この作品の評価のポイントは、「好きくない」です」ということになるだろうか?
確かに妹ができて、そちらに気が向き、くんちゃんがないがしろにされることに反抗する気持ちもわからないではないし、男の子といえども嫉妬してしまうのもわかるような気がする。さて、それがわかったとして、ききわけのないくんちゃんがずぅっとそのままで居続けることに徐々に精神がむしばまれていく。まあ、時系列的には冬の出産から半年くらいが描かれているので(自転車のくだりで7カ月で、とかお父さんが言っているのも勘案)、人間的にくんちゃんが成長するのも無理といえば無理だし、いつまでもぐずり、自分を出しっぱなしにするしか、書きようがない。
だから正解なのだが、いちいち「もうわかったよ」と言いたくなる描写の応酬で、すべてのエピソードがくんちゃんむくれる→庭で異変→落ち着く という経緯をたどっているのだ。どこかで違う着地もあればよかったのだが、それもなく、挙句の果てに最後の「家出」のシークエンスのラストの落ちは、あきれてものも言えない状態にさせられる(パンツのところね、そこは誤解無きよう)。

「幼子主人公でやったろ」と思った監督氏のチャレンジ精神は正直に言って買う。それが成功するとかしないとかは二の次。「やる」ことに意義がある。現代を生きる、物も潤沢にあり、プラレールで遊び倒す鉄ちゃんのくんちゃん。基本今まで両親の愛を一身に受けていたのに、妹ができて奪われた思いにさせられるのはわからないでもない。だが「しつこい」のはちょっと違うと思う。
ラストに向かうシークエンスの「ネタばれ」箇所。未来から過去に降下していくわけだが、そこは時系列をしっかり整えていてほしかった。直近のはなしから戦時中に飛ぶわ、敢えてひいじいちゃんが結婚したときのエピソードまで挿入するわ…「それ、要りますか?」そこでの未来のセリフも余分。もっと早回しで見せるとか、おおっと思わせるだけにしておくべきで、敢えて回想的に全部を見せる必要性はない(他がそうなのだから)。
「ははーん、尺が余ったな」。あるいは「もっと説明しとかないとわからないお子様とかもいるだろうからな」というおせっかいのたまものとも受け取れるわけだが、こんな風にくどく見せる監督さんなのだろうか…

さて採点である。実は音楽が…なのだ。ここ最近、音に傾注した作品ばかりに気を取られていたこともあるせいか、劇伴は全く乗れなかった。絵のタッチは、まあ中の上クラス。新東京駅の地下深くに降りるシーンや、その逆に飛び上がっていくシーンの美麗ぶり、大きなエンジンの排気に顔をゆがめるくんちゃんの描写などは特筆すべきところだが、光る一手がぽつぽつでは、大きなプラスになりようがない。
声のキャスティングも、ぎりぎり許容範囲。萌歌嬢の未来ちゃんが見たかったのは偽らざるところ。ていうか、そこで監督、間違ってますわ。
ということで、70点(大まけにまけて)とする。配点の大半は、先ほども書いたが「難しい題材にチャレンジした」ことに対するものであり、だからこういう作風にせざるを得なかったと好意的に解釈した結果である。

家族のルーツに触れていくくんちゃん。ギリギリ駄作に落ちなかったところは、さすが自力で持ちこたえたとする。まあ興行的にはおそらくコナン越えは難しいとみるのだが、これから先のほかのアニメーション映画に触手が動かされている。
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