多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

映画

2023年度 洋画実写ランキング

評価年度としている、昨年12月から今年11月末までで、鑑賞したタイトルは84タイトルとなった。
洋画実写は、去年より大幅増の25タイトルだった。観るタイトルが増えれば当然駄作に触れてしまう機会も増える。今年はそんな1年だった。

ーーー  クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男
ーーー  ニュー・シネマ・パラダイス(国際版)  
23位   フェイブルマンズ
22位   インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
21位   グランツーリスモ
20位   マッド・ハイジ
19位   シングフォーミー、ライル
18位   ザ・ホエール
17位   エンドロールのつづき
16位   SISU/不死身の男
15位   エブリシングエブリウェアオールアットワンス
14位   AIR
13位   ドリーム・ホース
12位   ザ・クリエイター 創造者
11位   テノール!人生はハーモニー
10位   パターン
9位   ジョン・ウィック コンセクエンス
8位   ワイルドスピード ファイアーブースト
7位   ミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONE     
6位   オットーという男     
5位   イコライザー THE FINAL
4位   ドミノ(2023)
3位   生きる LIVING
2位   パリタクシー
1位   RRR

洋画部門は、正直、一位と二位の間には、越えられない壁が大きく立ちはだかっている。別の言い方をすると、「RRR」の面白さを越える作品には今年巡り合えなかったといった方がいい。
総合ランキングで除外相当にしたのは、この作品がいると全てのランキングが変わってしまうからである。それぐらい異次元の面白さである。
そんな中にあって、ラストの大号泣タイトルが2位と3位を占めた。パリタクシーの良さを語ろうとするなら、フランスの戦後からの女性の立ち位置の変貌や男尊女卑の激しかったころの時代背景にまで思いをはせないと正しく伝わらないとさえ思う。生きるは、黒沢監督作を欧米風に翻案。それが落ち着きと雰囲気を醸し出してくれた。
15位以降の作品は、期待を裏切ってくれた作品が軒を連ねた。もはや胸糞映画になり下がった「グランツーリスモ」は、全ての関係者に謝ってほしいくらいのご都合主義映画だったし、「フェイブルマンズ」は、自分の自叙伝でござい、と高らかに言えなかったスピルバーグ氏の苦悩の方が勝ってしまう。インディは、この作品で終わらせるには、ハリソン君は歳を取りすぎた。それがストーリーの華やかさや溌剌さをそいでいるのがすべてだった。

2023年度 邦画実写ランキング

評価年度としている、昨年12月から今年11月末までで、鑑賞したタイトルは84タイトルとなった。
このうち、邦画実写は28タイトル。昨年からは3タイトル減ったが、それだけ、アニメ系への傾注が多めにあったからだと思う。

28位   近江商人、走る!
27位   おまえの罪を自白しろ     
26位   映画刀剣乱舞 黎明
25位   嘘八百 なにわ夢の陣
24位   探偵マリコの生涯で一番悲惨な日
23位   アナログ
22位   湯道
21位   せかいのおきく     
20位   最後まで行く
19位   こんにちは、母さん
18位   ラーゲリより愛をこめて
17位   わたしの幸せな結婚
16位   月の満ち欠け
15位   銀河鉄道の父
14位   シャイロックの子供たち
13位   Winny
12位   仕掛人・藤枝梅安(弐)
11位   首
10位   仕掛人・藤枝梅安(一)
9位   ゴジラ −1.0
8位   大名倒産
7位   キングダム 運命の炎
6位   沈黙の艦隊
5位   君は放課後インソムニア
4位   愛にイナズマ
3位   翔んで埼玉−琵琶湖より愛を込めて−
2位   ロストケア
1位   春に散る

今年度の邦画第一位は、「春に散る」である。これは揺るぎがない。横浜流星のボクサーと佐藤浩市のトレーナー。この融合の素晴らしさにこれを一位にしないでどうなる、となった。2位のロストケアは、案外評価はそれほどでもないと思われがちだが、長澤まさみの怪演にしてやられる。
今年の邦画の偏差の激しさはすごかった。特に山谷の薄い映画が多すぎたように思う。そのさいたるものが「アナログ」だ。確かに盛り上がれない内容だからというのは大きいだろうが、それをもっともっと感動作に仕上げてほしかった一本だ。「こんにちは、母さん」、「ラーゲリより愛を込めて」あたりも、家庭劇のようで、なんとはなしに突き動かされるものが全体的にない。前者は田中泯氏に、後者は一頭の子犬に心を揺さぶられる始末では、どうにもならない。邦画ダンラスになった「近江商人、走る!」は、今の現代に通じる様々な仕組みを作った近江商人をもっと称える内容だったらよかったのに、事実を追うばっかりで面白くなかった。しかし、滋賀題材の「翔んで埼玉」できっちりリベンジできているので、当方的にはちゃらである。

2022.12.1-2023.11.30までのランキング

評価年度としている、昨年12月から今年11月末までで、鑑賞したタイトルは84タイトルとなった。
コロナウィルスによる観客減少には一定の歯止めがかかり、それどころか、ワンピ映画が空前の大ヒット、それに続いたスラダンも100億突破と、東映系映画が大きく気を吐いた昨年の流れを止めずに済んでいる今年も、硬軟取り混ぜてなかなかにいい作品を鑑賞で来ているつもりである。
昨年同様、当記事で全体の順位を発表後、各ジャンルごとでの順位を出していきたいと思う。やっていれば観てしまう、結局ランキング上位になる"あの"作品を凌駕できる一本は現れるのか?
今回は、旧作と、前年公開作などを色分けすることにした。
緑字は、昨年(2022.12.1-12.31)見た作品、赤字は、評価対象期間外に初回上映された作品である。

−−−  クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男
ーーー  ニュー・シネマ・パラダイス(国際版)
ーーー  RRR
ーーー  ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
ーーー  名探偵コナン テレビ編集版 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン
79位   フェイブルマンズ
78位   近江商人、走る!
77位   インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
76位   グランツーリスモ
75位   おまえの罪を自白しろ     
74位   映画刀剣乱舞 黎明
73位   嘘八百 なにわ夢の陣
72位   探偵マリコの生涯で一番悲惨な日
71位   マッド・ハイジ
70位   シングフォーミー、ライル
69位   ザ・ホエール
68位   アナログ
67位   湯道
66位   せかいのおきく     
65位   エンドロールのつづき
64位   最後まで行く
63位   こんにちは、母さん
62位   ラーゲリより愛をこめて
61位   らくだい魔女 フウカと闇の魔女
60位   わたしの幸せな結婚
59位   月の満ち欠け
58位   銀河鉄道の父
57位   マイエレメント
56位   シャイロックの子供たち
55位   しん次元!クレヨンしんちゃん3D
54位   SISU/不死身の男
53位   エブリシングエブリウェアオールアットワンス
52位   駒田蒸留所へようこそ
51位   美少女戦士セーラームーンCosmos(前編)
50位   美少女戦士セーラームーンCosmos(後編)
49位   金の国水の国
48位   映画ドラえもん のび太と空の理想郷
47位   劇場版シティーハンター 天使の涙
46位   AIR
45位   Winny
44位   劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影
43位   仕掛人・藤枝梅安(弐)
42位   ドリーム・ホース
41位   響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト
40位   ライオン少年
39位   BLUE GIANT
38位   ザ・クリエイター 創造者
37位   首
36位   仕掛人・藤枝梅安(一)
35位   ゴジラ −1.0
34位   テノール!人生はハーモニー
33位   ザ・スーパーマリオブラザーズムービー
32位   大名倒産
31位   パターン
30位   キングダム 運命の炎
29位   映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ
28位   ジョン・ウィック コンセクエンス
27位   ワイルドスピード ファイアーブースト
26位   沈黙の艦隊
25位   劇場版 ポールプリンセス!!
24位   ミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONE     
23位    さよならの朝に約束の花をかざろう
22位   君は放課後インソムニア
21位   オットーという男     
20位   イコライザー THE FINAL
19位   北極百貨店のコンシェルジュさん
18位   五等分の花嫁∽
17位   ドミノ(2023)
16位   きみの声をとどけたい
15位   ガールズアンドパンツァー 最終章第4話
14位   愛にイナズマ
13位   かがみの孤城
12位   映画プリキュアオールスターズ F
11位   生きる LIVING
10位   翔んで埼玉−琵琶湖より愛を込めて−
9位   ロストケア
8位   アリスとテレスのまぼろし工場
7位   パリタクシー
6位   春に散る
5位    すずめの戸締まり
4位   鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
3位    映画大好きポンポさん
2位   【推しの子】Mother and Children
1位   君の名は。    

ポンポさんが一位で決まってしまうか、と思われたが、当方の永世名誉一位作を見てしまったから、当然のように一位は「君の名は。」になってしまう。だが、ランキング締め切り直前の「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」は、まさしくダークホース的な出来の良さで一気の上位ランクインとなった。
実写映画については、別格過ぎて100点という範疇で収まらない「RRR」をあえて圏外に追いやることで、洋画としての出来とかに言及したいと思う。
邦画実写の「春に散る」は、想定を大きく上回る出来の良さに見た本人がびっくりしてしまった。またしても、予告で見ると決めた作品が大当たりだった一本としてカウントされることになろう。
もちろんハズレも相応に出現している。当方との乖離がすごすぎ、期待を大きく裏切られたスピルバーグ氏の自伝的作品の「フェイブルマンズ」の残念ぶりが際立っている。その得点(75点)を大きく上回る最低(65点)を記録した「グランツーリスモ」が上位なのは、設定のダメダメぶりを人情ドラマで何とか踏みとどまらせてくれたことに依る部分が大きい。とうらぶの2本目も、終わってみれば中身の薄さに頭を抱える問題作だった。

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