テレビに釘付けになった今日の夜。
美馬の初回の乱調で「あ、昨日の流れは止まっていないな」と感じていたのだがここで無失点に踏みとどまる。
その裏の攻撃は、途中まで一回の表と似たような展開。しかし、昨日の一種の立役者でもある、坂本のエラーで先制をした楽天。その後も、2回にきっちりタイムリーで追加点を上げた。
昨日の記事では、「巨人の逆転もありえる」という風に書いたわけだが、それは、打線のつながりが戻ってきた、という、打って勝つというイメージが戻りつつあるからこそ。ところが、2回以外、美馬はヒットを許さず、6回でマウンドを降りる。このピッチングをされたのでは、反撃の糸口すらつかめない。
その後、則本−田中という、ペナントレース中では考えられない最強リレーで、見事創設9年目での日本一を獲得。今までの監督経験で初めて星野氏が宙に舞ったのである。
解説陣の面々は、「今年の野球は記録にも記憶にも残る」などといって、絶賛の嵐なのである(BSも、ANB系もどちらも)。だが、巨人サイドからすると、「ホント最悪の幕切れ」といわざるを得ない。
何しろ、田中に土をつけた「だけ」しか収穫がないからである。それどころか、基軸の先発陣が最終戦でほぼ投壊。来年まで引きずるほどのダメージはないと思いたいが、杉内の2戦続けてのKOに覇気のない澤村の投球。もちろん戦犯は打撃陣もである。
確かに快刀乱麻のピッチングに翻弄されたと擁護するしかないのだが、おそらく、その力を出させたのは「田中を負けさせた」事に対するところから出ているのだろうと思う。
勝負は時の運である。短期決戦ならなおさらである。調子がよくなかった巨人が、総合力で勝る楽天に勝てなかった・・・。その結果が3勝4敗と言う数字になって現れていると思う。
東北が熱い一年であったことはいまさら私が言うまでもない。今年を境に大きく変わるかもしれない東北に力を与えた野球のすごさを再認識することしきりである。最後になったが、楽天と、チームの応援団各位には、最高の一夜になったことをお慶び申し上げる次第である。
美馬の初回の乱調で「あ、昨日の流れは止まっていないな」と感じていたのだがここで無失点に踏みとどまる。
その裏の攻撃は、途中まで一回の表と似たような展開。しかし、昨日の一種の立役者でもある、坂本のエラーで先制をした楽天。その後も、2回にきっちりタイムリーで追加点を上げた。
昨日の記事では、「巨人の逆転もありえる」という風に書いたわけだが、それは、打線のつながりが戻ってきた、という、打って勝つというイメージが戻りつつあるからこそ。ところが、2回以外、美馬はヒットを許さず、6回でマウンドを降りる。このピッチングをされたのでは、反撃の糸口すらつかめない。
その後、則本−田中という、ペナントレース中では考えられない最強リレーで、見事創設9年目での日本一を獲得。今までの監督経験で初めて星野氏が宙に舞ったのである。
解説陣の面々は、「今年の野球は記録にも記憶にも残る」などといって、絶賛の嵐なのである(BSも、ANB系もどちらも)。だが、巨人サイドからすると、「ホント最悪の幕切れ」といわざるを得ない。
何しろ、田中に土をつけた「だけ」しか収穫がないからである。それどころか、基軸の先発陣が最終戦でほぼ投壊。来年まで引きずるほどのダメージはないと思いたいが、杉内の2戦続けてのKOに覇気のない澤村の投球。もちろん戦犯は打撃陣もである。
確かに快刀乱麻のピッチングに翻弄されたと擁護するしかないのだが、おそらく、その力を出させたのは「田中を負けさせた」事に対するところから出ているのだろうと思う。
勝負は時の運である。短期決戦ならなおさらである。調子がよくなかった巨人が、総合力で勝る楽天に勝てなかった・・・。その結果が3勝4敗と言う数字になって現れていると思う。
東北が熱い一年であったことはいまさら私が言うまでもない。今年を境に大きく変わるかもしれない東北に力を与えた野球のすごさを再認識することしきりである。最後になったが、楽天と、チームの応援団各位には、最高の一夜になったことをお慶び申し上げる次第である。