もともと、監督としての押井守、という人の作品力であるとか、世界観であるとかは、当方が多感なる高校生時代に体感したのだが、それこそ脳天をガツンッッと殴られたかのような、衝撃と同時に忘れ得ぬものになっていた。
アニメーション映画としても当方の10指の中に入る、「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」は、それこそファンを二分するほどの論争を巻き起こしたものであり、今でも何かというとこの作品がひょっこり顔を出したりする。雌伏期を経て「攻殻機動隊」「スカイ・クロラ」などで再度脚光を浴びるようになる。
この端境期、と言える90年代前半からの数年間に関わってきたのが「パトレイバー」シリーズである。
そんな彼が、低予算ながら、実写で、実像化した98式イングラムを携えて、作り続けた短編は実に12本(公開回数は7回)。すべては2015年のGWに公開した「首都決戦」に昇華されるものだ、と思っていた。
ところが…その映画の内容たるや、散々、というより、当方も映画評で書かせてもらっているが、
「中途半端な正義と中途半端な悪が織りなす、中途半端なフィクション」
としか映らず、「1800円の価値はないな」となってしまっていた。
そのちょっと衝撃的な鑑賞のあとに舞い込んできたのはこんな記事だった。
→まさか、まさか、のディレクターズカット版の存在!!
このブログの最後には「見えている地雷を踏みかねない」とばかりに、行く可能性も示唆していたが、果たして、10/10、ひっそりと公開が始まっていた。
三連休を逃したことは正直痛い!だが、今回も期間限定となることは必至なので、今週中に見ないといけなくなっている(正確には来週にもやってはいるが、時間帯などから、今週を逃すと微妙になってしまう)。
とりあえず、押井オタ・パトレイバーオタが多いとみられる、Yahoo!レビューを見ると、「別物」「これをGWにやっとけよ」という意見が続出しているではないか!!
ムムム! これは期待できる。たぶん、27分間ほど伸びているようなので(119分と書かれている)、単なる埋め草ではなく、きっちりとした説明も付加されているのではないか、と思う。逆に、GW版がいかにそぎ落として、演出的に破たんしたのか、が手に取るようにわかるという部分では、双方を見て納得するためにも1800円は高くない、と考えたい。
一応、15日木曜日が本命なのだが…当方の映画評ブログも読まれていたりするので、期待して待っていてもらいたいところである。
アニメーション映画としても当方の10指の中に入る、「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」は、それこそファンを二分するほどの論争を巻き起こしたものであり、今でも何かというとこの作品がひょっこり顔を出したりする。雌伏期を経て「攻殻機動隊」「スカイ・クロラ」などで再度脚光を浴びるようになる。
この端境期、と言える90年代前半からの数年間に関わってきたのが「パトレイバー」シリーズである。
そんな彼が、低予算ながら、実写で、実像化した98式イングラムを携えて、作り続けた短編は実に12本(公開回数は7回)。すべては2015年のGWに公開した「首都決戦」に昇華されるものだ、と思っていた。
ところが…その映画の内容たるや、散々、というより、当方も映画評で書かせてもらっているが、
「中途半端な正義と中途半端な悪が織りなす、中途半端なフィクション」
としか映らず、「1800円の価値はないな」となってしまっていた。
そのちょっと衝撃的な鑑賞のあとに舞い込んできたのはこんな記事だった。
→まさか、まさか、のディレクターズカット版の存在!!
このブログの最後には「見えている地雷を踏みかねない」とばかりに、行く可能性も示唆していたが、果たして、10/10、ひっそりと公開が始まっていた。
三連休を逃したことは正直痛い!だが、今回も期間限定となることは必至なので、今週中に見ないといけなくなっている(正確には来週にもやってはいるが、時間帯などから、今週を逃すと微妙になってしまう)。
とりあえず、押井オタ・パトレイバーオタが多いとみられる、Yahoo!レビューを見ると、「別物」「これをGWにやっとけよ」という意見が続出しているではないか!!
ムムム! これは期待できる。たぶん、27分間ほど伸びているようなので(119分と書かれている)、単なる埋め草ではなく、きっちりとした説明も付加されているのではないか、と思う。逆に、GW版がいかにそぎ落として、演出的に破たんしたのか、が手に取るようにわかるという部分では、双方を見て納得するためにも1800円は高くない、と考えたい。
一応、15日木曜日が本命なのだが…当方の映画評ブログも読まれていたりするので、期待して待っていてもらいたいところである。