以前、当方は、「ブログPVで東京オリンピック寄付をしよう」と画策していた。
証拠ブログ記事。 ただし、当初はいわゆるPV稼ぎとして何がいいのか、と考え、「仮にF5アタックでもいいから話題になってくれれば」という意図があったのだが、結果的に急伸することはなかった

理由は、膨大になる運営費を一国民として陰ながら支えたいというおもいからだった。
ところが、五輪誘致の立役者と言ってもいい前知事は、数千万の不適切な資金の流れが判明して、辞任に追い込まれてしまう。
この時点では、当方はこの寄付自体を止めるつもりはなかったのだが…
次の知事が決まった瞬間、当方は、このPV寄付を一切白紙化すると再宣言するに至ったのである。

単に人間性の問題で、この人は信用ならない、と思っていたのだが、知事に就任してからの"奇行"には、もはやあきれるを通り越して、憤りすら感じる。特に民間外交と称して、外国に出かけることがあまりに多いことが問題視されている。
私の感覚で言うと、「なぜ東京都知事が、あちこち外遊する必要があるのか」「旅費をなぜ圧縮できないのか」という基本的かつ素朴な疑問がどうしても浮かんでしまう。

特に気になるのは、外遊の回数もさることながら、どうあっても「豪華でないといけない」と間違った観念を持っている彼の素養そのものである。
フライトは必ずといっていいほどファーストクラス、泊まればスイート、通訳に車両費、おつきの人も二桁が当たり前という豪華絢爛ぶり。もしこれがポケットマネーで催行されているのなら、誰も文句は言わないだろうが、すべて都民の納める税金で賄われている。
→当方もお勧め!!まだの人は、この人のブログの読者になることをお勧めします。Coffee氏のブログ記事で詳細がわかる。ちなみに今回のアメリカ訪問も、ファーストクラス/スイートというコースは変更していない

こうなってくると、「ファーストクラスに乗らないと変な病気にでもなる」かのような偏狂ぶりと言わざるを得ない。方や、動きが固定化され、できた血栓が死に至らしめるとされる恐ろしい「エコノミークラス症候群」。今回の知事のこの行動には、見事に対をなす「ファーストクラス症候群」と名付けてしまいたくなる。

いい加減リコールなり、公金支出の異常性をお恐れながら、と訴える気骨のある都民は出現しないのか、と思わずにはいられない。この知事で東京オリンピックは迎えたくない。