多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

解析

本日は、拙ブログにご訪問いただきありがとうございます。

「天気の子」答え合わせ記事がうまくPV上げにも寄与しているこのときだからこそ!!
当方の本質である、「解析」という側面で「天気の子」そして、「君の名は。」を見ていただきたいと思いまして、本記事を作成した次第であります。

・内容(全記事、リンクを張ってあります)
○「君の名は。」
(1)序盤から噴出する謎に迫る
(2)「繭五郎の大火」がもたらす伏線効果
(3)10月2日を俯瞰する
(4)ご神体にまつわる二つの謎
(5)一葉のかけた言葉の重さ
(6)アナログ手法採用の謎
(7)飛騨旅行の日程はこれで決まり
(8)噴出! 小ネタ集 その1 その2
(9)二人の流した涙のわけ
(10)2013.10.4の「二人の瀧」問題
(11)二人の書いた「てのひら」の文字
(12)町長までもが宮水家でまとめられている奇跡
(13)髪を切った三葉の心境に迫る
(14)風鈴の音色の意味するところ
(15)三葉の目が映し出した矛盾
(16)彼らの恋愛観を探る
(17)年表との相違点を探る その1
(18)年表との相違点を探る その2
(19)難関・二人の入れ替わり劇をたどる
(20)三葉の生死を深掘る
<結論>総集編
<完全回答>解析厨が遂に完全回答を見つけ出す!!
<番外編>カタワレ時を徹底解析する

○天気の子
こちらは、11タイトルまでプロローグに直リンが張ってあるのでそちらをご覧ください。
プロローグ
追加はこちらから。
12.「お彼岸」の持つ意味
13.小ネタ集 その1
14.小ネタ集 その2

「天気の子」徹底解析(12) 「お彼岸」の持つ意味

「三葉、四葉、ムスビってしっとるか?」
三葉の祖母・一葉の語りである。このムスビこそ、三葉にとってのムスバレルべき相手……瀧の存在をも示唆している。

この作品にもスピリチュアルな言葉は頻出している。
占い師の場面でも「晴れ女」「雨女」の定義として、雨女は龍神系、晴れ女は稲荷系とされている。
天気の巫女の取材をした先でも同様である。だが、一番のパワーワードは何といっても、立花 冨美のいった「お彼岸」である。

前作「君の名は。」でも、この死生観に関わる場所として、糸守にあったご神体が描かれている。「ここから先はかくりょ」「あの世のことやわ」「彼岸に戻るには、あんたらの一等大切なモンをお供えせにゃいかんよ」。
そのためのアイテムが口噛み酒だったわけだが、「天気の子」では、迎え火を使うことで先祖を招き入れる、という日本の風習を取り入れている。

そして冨美はこういう。
「あの煙に乗って、あの人は向こう岸から帰ってくるんだよ」(p.138)
帆高の「向こう岸?」に反応した冨美は畳みかけるように、
「お彼岸。空の上は別の世界。昔からね。」(劇中セリフ)。

空の上は別の世界……陽菜が見た、魚のような物体が乱舞し、雨をつかさどる龍のような雲の存在が冒頭で謳われるわけだが、このセリフがかなり重要な意味を放っているのである。
そして場面は「天気の巫女」の解説となる、住職の語りがインサートされていく。曰く「天気はまさに天の気分」「人間は、天の気分に振り回されぬようしがみつくだけの存在」「それでも、天気をコントロールできる巫女の存在は、世界各地に存在していた」「天気を差配することには代償が必要だった」など。

住職の言葉は裏打ちでしかない。「悲しい運命があっての」の後は、須賀と夏美しか知らない(後に動画を見せられて陽菜は知ってしまうのだが)。そう。ここでも監督は「人柱」という言葉をあえて出さずに陽菜の口からそれを言わせるのだ。
「空と繋がった」陽菜の存在。そして誕生日に人柱となって"彼岸"にいく陽菜。「本来なら死んだはず」の彼岸から連れ戻すという行為に帆高を募らせることになるわけだが、これって、瀧の行動原理とよくは似ていないだろうか?

瀧は「死んでいなくなっているはず」の彼女・三葉に逢い、「助けたかった」「生きていてほしかった」と慟哭するのだが、実際には死んでいない。だから、あの時空を超えた5次元の2013.10.4に逢えているのだ。
帆高と陽菜の場合は、同じ時間軸。だが、今回は「高さ」を使ったのだ。帆高は、成層圏ギリギリいっぱいまで放り出され、陽菜はといえば、上空2000m付近で何事もなく(雲から滑り落ちることも、落下することもなく)たたずんでいる。
そしてグランドエスケープ。彼岸から連れ戻すなど常人ができるはずのない芸当を帆高はやってのけ、陽菜も本来なら戻ることのない人柱という運命から逃れるのだ。

「彼岸から帰ってくる」。
ここで二人とも「死んでいるのでは」という推理も成り立つのだが、実際には、あんな上空に放り出され、あまつさえ、パラシュートも何もない状態でほぼ無傷(打撲・骨折などは一切していない)で帰還できることにファンタジー的な側面を見出してしまう。

解析結果:
空の上にある別の世界という意味合いの「彼岸」。そこに行ってしまった陽菜を連れもどせた帆高も、実際一度彼岸に行っている可能性は高い。つまり、彼岸で二人は再び出会い、お互いの想いを強くしたのだと思う。

「天気の子」徹底解析 (11) 偽ブランドの意味を探る

特別協力をしたメーカーの製品が、そのものずばり出て来るのが、新海監督作品の一つの面白味である。
前前作「言の葉の庭」から出まくっている、サントリー系の製品は、前作「君の名は。」では、缶コーヒーのBOSSの自販機・レインボーマウンテン・CCレモン、なっちゃんオレンジ、酒類では、珍しいプレモルの瓶ビール、同じく缶ビール、トリスも登場していた。

「天気の子」では、それまでクレジットされていなかったサントリーが堂々とエントリー。わかっているだけで、これだけ出ている。
・天然水 2リットルペット+500ml(事務所冷蔵保存)+280mlペット(お台場初仕事時帆高持参)
・CCレモン 歓迎会席上で登場/500PET空きボトルは空き缶入れから
・プレミアムモルツ 随所で登場/屋外広告では神宮球場
・缶コーヒー プレボスの空き缶、レインボーマウンテンの空き缶(飲用シーンなし)
・BOSS自販機 「アタミビル」前など ※現実は赤い方w
・伊右衛門 500ペットが映り込み
・pepsi  神宮球場向かって左側のスポンサー表示/アタミビル自販機
・Maker's Mark 須賀が飲んでいたバーボン(中の人がCM出演繋がり)
・サントリー角瓶 帆高が「お天気お届け」のサイト設計しているときに映り込み。
・ビル(!!) 東京テレポート駅至近にある本社(サントリーワールドヘッドクォーターズ)が映っている。

これだけ現実社会と繋がっているのに、二つの見たことのないブランドに心当たりはないだろうか?
ひとつは、須賀の事務所に初めて来た帆高に、投げてよこすビール。「夏龍」だったと記憶している。そしてもう一つが、帆高の歓迎会で出てきた缶チューハイの「ゆめここち」である。
前者は嘘まるだしだし、龍繋がりの可能性は否定しないので、その流れかと思った。
ところが後者の方は不可解なのである。サントリーが缶チューハイを出していないわけではないからである。
サントリーのラインアップは、「−196℃」「ストロングゼロ」「カロリ。」あたりが思い浮かぶ。そしてひらがななら「ほろよい」がそうである。
しかもさらに驚愕の事実が出てきた。夏美と須賀がバーカウンターで飲んで異常気象や帆高について議論するシーン。須賀は、きっちりサントリー繋がりとわかるのだが、夏美が飲んでいるのがビンの形状からジャックダニエルと推測されているようなのだが、今、ジャックダニエルはサントリーの手を離れている。
→今の輸入代理店はアサヒ。確かに「以前」は、サントリー系だったが、2013年1月に移管されている

ビール、缶チューハイ、そしてウィスキー。なんで「夏美」が絡むとサントリーが作っていない(関係していない)ブランドが冠されるのか?

<仮説>
モノと演じる声優の関連性があるとするならば、現実的に本田翼に自社製品を飲まれると困るから、あえて架空の製品を出した。

当初、「ほろよい」というネーミングが映画の表現上まずい(例えば地上波放送の際)のかな、と考えたりもしたのだが、夏美絡み=本田翼に飲ませるのは具合が悪い、と思った可能性はかなりある、と見た。で、本田翼のWIKIを見ると、彼女は「アサヒ」の「缶チューハイ/発泡酒」のCMには出ているのだが、サントリーには関わっていない。

あれ?これって答えが出てしまったかもしれない。

<解析結果>
夏美が飲む、夏龍にゆめごこち。演じる本田翼がサントリー以外の製品のキャラを演じているとなると、サントリー製の製品を飲んでしまうとここに矛盾が生じてしまう。よってあえて「サントリーで作っていない」架空のブランドを冠する必要があったとみる。ジャックダニエルを飲むのは、本田翼がアサヒ系の製品のキャラになっているため、アサヒ扱いのウィスキーを飲ませた可能性もあるし、まったくの架空ブランドの可能性も捨てきれない。

ハイ。ここまで解析できました。なんで夏美絡みで偽ブランドにする必要があったのか?よもやの、演じる3次元の方に忖度した結果の可能性は高いと考えている。
尚「本田翼」は本名で、HONDAのバイクの意匠でもあった翼のマークが名づけのルーツとして、紹介されている(本人WIKI参照)。そして、本人は、HONDAのCMには出ている。彼女がHONDA車を操ることに異論はないといえる。まさか、とは思うが、このHONDA繋がりのキャスティングも考えようによってはありえる。ちなみに、須賀役の小栗旬は、直近でトヨタ車のイメージキャラクターになっている(2012年なのだがw)。彼がホンダ車を「運転していない」(少なくとも画面上走行していない)のはそのあたりも影響しているのかもしれない。
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