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辛坊キャスターの救出費用、自己負担するべき? に参加中!
自身が持っているレギュラー番組もかなぐり捨て、盲目のヨットマンに随伴する形で太平洋横断に挑んだ辛坊治郎氏。結果的に日本出発から5日目に、謎の物体(同じくヨットマンの堀江氏によると、ぶつかってきたのは海洋生物で、テレビ「ミヤネ屋」では「シャチ」と断言されていた)との衝突で、チャレンジ断念を余儀なくされた。

とはいうものの、実は、もしリタイアするのであれば、この短期間の航海で済んだことを奇禍とすべきであり、もう少し距離が離れていたとしたら、救助そのものも困難になっていただろうし、二人揃ってお亡くなり、という最悪の状況もあったと認識しておくべきである。
そういう過酷な航海を、ハンディのある方と一緒にすることに当方は最初から危惧していた。そもそもどうしてこの時期に太平洋横断なのか・・・。そして障害者と、8月に渡りきれていたという結果から見えてくるもの・・・。

そう。「24時間テレビ」の存在である。辛坊氏は日本テレビ系列のよみうりテレビに所属していたことがあり(現在フリー)、横断成功となれば格好のネタになる。勿論、たきつけた張本人も影にいることは明白だが、そして表向きは24時間テレビのことなどこれっぽっちも出ていないが、感のいい視聴者なら気付いていてもおかしくない。

さて、そうなってくると冒険という名を借りた「企画」の代償に税金が使われると言うのは、いささか過ぎた対応ではないか、と言う声が上がるのは当然である。
また、ご自身が、危険地帯のイラクに出向きまんまと人質にされてしまった日本人に対しては「自己責任」云々とコメントしていたことにも触れられ、今回のような冒険の失敗→救出も自己責任で、という声が上がるのも無理からぬところである。
「この国の国民」という、もって回った言い方しか出来ない、マスコミ人士である辛坊氏。勿論、かかった費用を救出者に請求するといったことは、公的機関である自衛隊や海上保安庁がしないのは当然であり、自己負担せよ、という声があっても無理な相談である。
今、彼に出来ること。それは、今までの暴言---故・中川昭一氏に対するものも含めて--をすべて謝罪し、コメンテーターとしての立ち位置を引退し、その上で私財を「この国の国民」のために使っていただくことだと思う。
よってネタに対する回答として、当方は、「別の方向・方法で社会に還元するべきであり、直接的な自己負担はしなくていいしするべきではない/再チャレンジはもとより、業界からの引退推奨」としたい。