多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

鬼滅の刃

2023.2.12 「鬼滅の刃上弦終結」2回目はエキスポシティimaxを堪能。

今回の鬼滅の劇場版、正式タイトルは、
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』だ。
ワールドツアーと銘打っているのは理由があって、各国で舞台あいさつを兼ねた巡業を行う、というのである。
予告でもあるように、90か国以上で本作は上映される予定であり、前作「無限列車編」の大ヒットから割り引いたとしても、それ相応に観客を呼べるコンテンツになっていることは疑いようがない。

この映像美をIMAXで見なくては、となった時に選択肢は一つだった。日本最大級のスクリーンを誇る「109シネマズエキスポシティ」で鑑賞することだ。
ただ、ここでの鑑賞では、あまりいい思い出がない。3年前には向かっている最中に山田駅で携帯を壊してしまう失態を深く印象付けている。
それも踏まえて、十分に時間を取って現地に向かう。今回は、南茨木からアプローチ。
予定していた場所も空いていて、最後部に近い位置からの鑑賞がかなう。
全盛期の鬼滅・無限列車編や、すずとじの公開初期ではとてもじゃないが、押さえられない場所。ニンマリしながら観客動向をデータに落とし込む。

今作の特徴は、高年齢層のカップルや男性ペアも普通にやってきていることである。前作は全世代型ではあったけれど、孫に連れられて見てみたら……的な映画ファンの需要を喚起しているように思う。もちろん、20代30代カップルもそれなりに来訪。朝イチ回でもあり、ほぼほぼいっぱい、はさすがに無理だったが、それでも4割強の埋まり具合。

当然のように無限城の描写に傾注するのだが、いやはや、本当にこの作画をテレビ版レベルで済ませようとしたのか、と思わざるを得ない。それなりに資金も出ているだろうし、手を抜いていない、あるいは手をかけるべき場所には惜しみなく手数を入れているところは刀鍛冶編の初回放送版と見るにしても上手く御せていると思う。逆に言うと、スクリーンで見せても全然落ちない熱量に感服することしきりである。
というわけで映画は、満足度一杯だった。ただ、この後、少しだけ事故が発生する。

2023.2.5 スクリーンで見ないでどうする?「鬼滅の刃上弦集結」編集版鑑賞記

今回の鬼滅の劇場版、正式タイトルは、
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』だ。
ワールドツアーと銘打っているのは理由があって、各国で舞台あいさつを兼ねた巡業を行う、というのである。
予告でもあるように、90か国以上で本作は上映される予定であり、前作「無限列車編」の大ヒットから割り引いたとしても、それ相応に観客を呼べるコンテンツになっていることは疑いようがない。

ただ、ネット界隈やアンチ勢は、「テレビでやったことの打ち直し」「4月まで待てばテレビで見られる」刀鍛冶の里編の先行上映に異を唱えるものであふれかえっていた。当然レビューも☆1だらけ。だが、その解釈は本作をきっちり見れば、的外れであることに気が付くはずである。
そう断言できるのは、ズバリ、「刀鍛冶の里編」の初回放送分(おそらく初回放送は1時間拡大枠。CM入りのアイキャッチを確認できなかったので、もしかすると、初回はCMインサートなしで放送するかもしれない)の、恐怖してしまうくらいの映像表現があるからだ。上弦が集結する無限城。無限城そのものは、一度、テレビ版でも表現されていたわけだが、それを見知っている者からしても、今回の描写は、100倍精緻になっている、といっても言い過ぎではないだろう。CG作画の恐ろしいばかりの手数の凄さを実感できるからである。
これを初見で、自宅のそれほど大きくないテレビ画面(自宅で見る場合、明かりをつけてみざるを得ない)で見たとしても、そこまで感動できるかどうかはわからない。画面サイズに感動の度合いは比例すると考えれば、大きなスクリーンで見れば、私のようにわなわなと震えるくらいの畏敬の念を抱ける。
タイトルにもしたが、期間限定といえるIMAXで見れば、遊郭編のバトルでの炎の表現、無限城の奥行きの深さ、全てにマシマシの感情が植え付けられるはずである。
「テレビ版のアップデート」であることから、本作については、採点対象外とする。それでも、大画面で見る鬼殺隊や柱の奮闘ぶり、無限城の気の遠くなるような造形、全てに満足すること請け合いである。

いや、やりたいことはわかるけど……

時間はややかかってしまったが、2700万人越え/371億を優に超えている「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」。
テレビアニメーション初放送が2019年、漫画単行本発売開始が2015年ということで考えると、確かにかなりの国民がこの漫画・アニメ・映画に触れたといえるわけで、時々聞くラジオの中でも、パーソナリティーがドはまりしているだの、泣けるだのと言った言質を耳にすることがいまだに起こっている。

2020年10月公開の映画も気が付けば間もなく半年。さすがに初動のころの勢いはなく、水をあけられた2位をキープはしているが、週間20万人程度と大幅に落ち着いてしまい、4月予定のコナン新作(去年公開予定の新作)のころには、さすがに公開終了しているのではないか、と思ったりする。

その鬼滅の刃のコラボっぷりは、例えばダイドードリンコの経常利益を数倍に押し上げたり、回転すしチェーンの収益アップに寄与したり、と「組めば必ず当たる」稀有なコンテンツにまで昇華している。
→ダイドーの缶コーヒーに関連した、「鬼滅の泉」さんサイトの記事を貼る。
蒸気機関車の前面に「無限」とプレートを付けて列車を運行すれば、それだけで予約が殺到、竈門家ゆかりとされる神社も観光客の来訪で盛況。だが、これで終わりではなかった。

→「よもやよもや」(煉獄杏寿郎)の、トミカとのコラボが記事になっている。

種車は、炭治郎/禰豆子は、兄弟ということもあり、炭治郎がトヨタ86、禰豆子がスバルBRZ。善逸は、「雷」=電気、という連想で日産LEAF。ここまではモチーフ選定としてわかりやすいのだが、伊之助のスバルフォレスタの画像を見て、腹抱えて笑ってしまった。ネットでは「猪突猛進なんだからプリウスでないと」と、結構ウイットのきいたコメントも見られたのだが、骨太で、伊之助らしい車種といえなくもない。尚、サンバートラックの、キッチンカー仕様は、カナヲモチーフ。

いや。
まあ、わかるよ。
「こうまでして売りたい」という気持ちは。
でもね。
彼らが自動車に乗るなんてシチュエーションはどこにもない。むしろ、この二次創作が、リアルに発展しそうでむしろ怖い(このカラーリングの86を売りに出したら、トヨタさん、見直します!!)。
ものが売れにくくなっている現代にあって、コラボが堅いのはわからないでもないが、節操というものを感じられなくなっている現実に少し頭を抱えてしまっている。
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