前日から配布のはじまった「芹澤朋也のものがたり」。ゲットした幾人かのフォロワー氏によると、劇場内は、びっくりするくらい女性陣の来訪が多かったようだ。
「はて?」と、当方は首をかしげる。確かに演じているのは神木隆之介だ。彼がCVをやって外れる作品の方が少ないくらいだ(もっとも、メアリ、とかゴニョゴニョ)。
しかも、当初は「私が演じるのは立花瀧以外にはない」とまで言い切っていたらしい。それでも彼に当て書きしたかのような性格の芹澤がそこに現れた時、多くの女性ファンが彼の魅力や人となりに胸を射抜かれたことは、そののちの草太と芹澤(そうせり)、芹澤と環(せりたま)二次が勃興しまくったことからも明らかだった。
かくして、当方も公式二次、と言っていい当掌編をゲットしようと画策。「すずめ三昧」と銘打ち、当初の計画では、梅田一番で上映されるすずめの朝イチ回、その後のコナン新作露払い映画を見て再度すずめの2回目を見る予定にしていた。
カラオケオールは、それなりの成績を上げられて、満足して引き上げる。当然のように正装に着替えて梅田一番に乗り込む。
朝イチ回であるせいか、入りは4割にも満たない程度(でも700人超キャパなので、250人は来場している)なのに、女性ペアや女性のみグループの比率が半端ないのだ。これには面食らった。梅田一番は、構造上自席より後ろの状況がわからないけれど、その入れ込み具合は本当に想定外だった。男女比は、2:1で女性優位。平均年齢は、30代前半とする。
数ある劇場の中でここを選んだ理由は、ひとえに、あの最速上映が、盛っている可能性というものに少しだけ疑念を抱いていたからだ。ほかの劇場に気兼ねなく鳴らせる深夜時間帯。だから、当方ははっきり言って「これは深夜時間だからできた芸当」と思っていた節があった。
ところが、だ。
その疑念はあっという間に払しょくされる。初ミミズのシーンはもとより、全てにおいて音響が半端ないのである。そして、ご存知TCX仕様のスクリーンは、没入感が半端ない。あの初見は、少なくとも「これが通常営業ですが、何か?」と思えるような設定になっていたのだった。
若干寝不足の心身状態で見る子すずめと今鈴芽のツーショットは、前段の椅子を抱えて歩み寄るシーンから、子すずめのセリフ、抱き寄せて二人して涙にくれるシーンで完全にノックアウトされる。もうボロボロである。
鑑賞を終え、一番を出て、すぐさま、チケットを買おうと思った私に天啓が降りてきた。
「はて?」と、当方は首をかしげる。確かに演じているのは神木隆之介だ。彼がCVをやって外れる作品の方が少ないくらいだ(もっとも、メアリ、とかゴニョゴニョ)。
しかも、当初は「私が演じるのは立花瀧以外にはない」とまで言い切っていたらしい。それでも彼に当て書きしたかのような性格の芹澤がそこに現れた時、多くの女性ファンが彼の魅力や人となりに胸を射抜かれたことは、そののちの草太と芹澤(そうせり)、芹澤と環(せりたま)二次が勃興しまくったことからも明らかだった。
かくして、当方も公式二次、と言っていい当掌編をゲットしようと画策。「すずめ三昧」と銘打ち、当初の計画では、梅田一番で上映されるすずめの朝イチ回、その後のコナン新作露払い映画を見て再度すずめの2回目を見る予定にしていた。
カラオケオールは、それなりの成績を上げられて、満足して引き上げる。当然のように正装に着替えて梅田一番に乗り込む。
朝イチ回であるせいか、入りは4割にも満たない程度(でも700人超キャパなので、250人は来場している)なのに、女性ペアや女性のみグループの比率が半端ないのだ。これには面食らった。梅田一番は、構造上自席より後ろの状況がわからないけれど、その入れ込み具合は本当に想定外だった。男女比は、2:1で女性優位。平均年齢は、30代前半とする。
数ある劇場の中でここを選んだ理由は、ひとえに、あの最速上映が、盛っている可能性というものに少しだけ疑念を抱いていたからだ。ほかの劇場に気兼ねなく鳴らせる深夜時間帯。だから、当方ははっきり言って「これは深夜時間だからできた芸当」と思っていた節があった。
ところが、だ。
その疑念はあっという間に払しょくされる。初ミミズのシーンはもとより、全てにおいて音響が半端ないのである。そして、ご存知TCX仕様のスクリーンは、没入感が半端ない。あの初見は、少なくとも「これが通常営業ですが、何か?」と思えるような設定になっていたのだった。
若干寝不足の心身状態で見る子すずめと今鈴芽のツーショットは、前段の椅子を抱えて歩み寄るシーンから、子すずめのセリフ、抱き寄せて二人して涙にくれるシーンで完全にノックアウトされる。もうボロボロである。
鑑賞を終え、一番を出て、すぐさま、チケットを買おうと思った私に天啓が降りてきた。