オリンピック、バンザーイ、といえるのは、うまいこと連休が作られたことにある。日本で行われている、とはいっても、当方のテレビ視聴時間は、記事作成の2021年7月27日現在で30分あるかないか。物議をかもした開会式も、ダイジェスト含めて未見を通している。
とはいえ、ネットニュースやポータルサイトでの速報はチェック(勝手に号外を放り込んでくるのには辟易するが)するくらいはやらせてもらっている。
それにしても、マスコミのダブスタ・手のひら返しは、予想したこととはいえ、あまりに露骨すぎて、草どころか苔も生えない。地上波ぜんぶ、停波相当だと思えるほどの報道ぶりは、ますますマスコミ不信を確固なものにしただろうと思う。
そんな状況を尻目に、当方は、遂に大団円が見えた、「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」の最終上映に参加することにした。
今回観て19回目。もう一回見て20の大台に乗せて自身の中では完全終了と持っていく算段にしていた。
実は、7/22−29の一週間限定上映。初日にはせ参じたかったが、あっという間の埋まり具合。ほかの新作映画のこともあって、遠慮がちな箱割が災いした格好だ。恐れをなして、次の日にしたというのが実際である。
すでに既報の通り、本作の粘り強い興行の影に、女性陣のどぎついリピーターの存在というものは無視できない。それを如実に表す入れ込みデータとなった。
朝一のTOHO梅田3番。余裕の時間帯到着と思いきや、フライング入場は始まっていて、慌ててデータ取り。だが、そこからうかがえるのは「これって、男の子向けの映画だったよね? スイーツ映画と勘違いしてしまう館内なんですけど」と言いたくなるレベルだ。
なにしろ、同性ペアの比率がおかしいのだ。当方カウントで男性5組に対して、女性は27組?! ソロ客も、男性は30名強なのに女性は50人以上いるのだ。さすがに一時期組数の一定割合いた家族連れは、時間帯の早さが災いしてか、数組程度しか確認できなかった。結局のところ、男女比は1:2.5で圧倒的女性優位。平均年齢は30代後半と、比較的若く感じられる館内だった。
絶賛評しかないようにも感じられるが、大正時代の保線技術が今の新幹線より上回っている(一切の揺れが、通常時感じられない)、単線だったが、どこに行こうとしていたのか、車両の異常を一切無視し、止まらない暴走列車、そもそも途中駅の設定のなさ(これは原作でも描かれていないので仕方ない)、煉獄さんが乗り込むきっかけにもなった事件があるのに200人も乗り込んでくる隠ぺい体質などなど。突っ込みどころも相応にあるわけだけど、「こまけぇことはいいんだよ」で押し通した結果が400億オーバーなのだ。
私は常々【名作必ずしも完ぺきではない】と言い続けている。物理的瑕疵はどうあっても避けて通れない(100mも海面上昇する自然現象、とか)し、時代考証的なあってはならないことも批判の的になりえる。私は、特に実写映画での自動車の時代考証にはうるさい。時期的に居てはおかしい車種がいたり、平成初期のストーリーなのに車検シールが現行の小さいもののまま、とか。ここをしっかりやれている作品は信頼できる。
いつものようにいつものところで号泣大会。人数が多いと、やっぱり涙腺崩壊ポイントではすすり泣く声の多さに少し納得する。
とはいえ、ネットニュースやポータルサイトでの速報はチェック(勝手に号外を放り込んでくるのには辟易するが)するくらいはやらせてもらっている。
それにしても、マスコミのダブスタ・手のひら返しは、予想したこととはいえ、あまりに露骨すぎて、草どころか苔も生えない。地上波ぜんぶ、停波相当だと思えるほどの報道ぶりは、ますますマスコミ不信を確固なものにしただろうと思う。
そんな状況を尻目に、当方は、遂に大団円が見えた、「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」の最終上映に参加することにした。
今回観て19回目。もう一回見て20の大台に乗せて自身の中では完全終了と持っていく算段にしていた。
実は、7/22−29の一週間限定上映。初日にはせ参じたかったが、あっという間の埋まり具合。ほかの新作映画のこともあって、遠慮がちな箱割が災いした格好だ。恐れをなして、次の日にしたというのが実際である。
すでに既報の通り、本作の粘り強い興行の影に、女性陣のどぎついリピーターの存在というものは無視できない。それを如実に表す入れ込みデータとなった。
朝一のTOHO梅田3番。余裕の時間帯到着と思いきや、フライング入場は始まっていて、慌ててデータ取り。だが、そこからうかがえるのは「これって、男の子向けの映画だったよね? スイーツ映画と勘違いしてしまう館内なんですけど」と言いたくなるレベルだ。
なにしろ、同性ペアの比率がおかしいのだ。当方カウントで男性5組に対して、女性は27組?! ソロ客も、男性は30名強なのに女性は50人以上いるのだ。さすがに一時期組数の一定割合いた家族連れは、時間帯の早さが災いしてか、数組程度しか確認できなかった。結局のところ、男女比は1:2.5で圧倒的女性優位。平均年齢は30代後半と、比較的若く感じられる館内だった。
絶賛評しかないようにも感じられるが、大正時代の保線技術が今の新幹線より上回っている(一切の揺れが、通常時感じられない)、単線だったが、どこに行こうとしていたのか、車両の異常を一切無視し、止まらない暴走列車、そもそも途中駅の設定のなさ(これは原作でも描かれていないので仕方ない)、煉獄さんが乗り込むきっかけにもなった事件があるのに200人も乗り込んでくる隠ぺい体質などなど。突っ込みどころも相応にあるわけだけど、「こまけぇことはいいんだよ」で押し通した結果が400億オーバーなのだ。
私は常々【名作必ずしも完ぺきではない】と言い続けている。物理的瑕疵はどうあっても避けて通れない(100mも海面上昇する自然現象、とか)し、時代考証的なあってはならないことも批判の的になりえる。私は、特に実写映画での自動車の時代考証にはうるさい。時期的に居てはおかしい車種がいたり、平成初期のストーリーなのに車検シールが現行の小さいもののまま、とか。ここをしっかりやれている作品は信頼できる。
いつものようにいつものところで号泣大会。人数が多いと、やっぱり涙腺崩壊ポイントではすすり泣く声の多さに少し納得する。