多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

33回目

2020.2.16 初「最終上映回鑑賞」 「天気の子」33回目鑑賞記

映画「君の名は。」は、国内上映記録は364日だそうだ。つまり、2016年8月26日から、翌2017年8月24日までが劇場公開された日であるとされている(それ以降は、いわゆる企画上映であり、間もなく挙行されるドリパスの上映も同様の扱い)。
この記録を「天気の子」は破ることはほぼ100%ないと断言できる。もちろん、「この世界の片隅に」の1000日オーバーなど望むべくもない。
ただ、私が言いたいのは、ここまで8カ月余り、追いかけられる映画というものはそうそうない。そして、関西はもとより、西日本でいったん最終上映となる当該作品の最終上映地が、近畿、しかも兵庫、さらに当方が行ける範囲内の劇場なら、出向かないという選択肢はない。

かくして、2020.2.16。「天気の子」に関してのメモリアルデーがまたしても刻まれることになった。
1917を見終わり、大久保駅の北口に。15分おきで出るバスは、それほど待たずに捕まえられた。陰欝な雨がしょぼつく中をバスはひた走り、「天郷」バス停で当方を下す。
時間はたっぷりあったので、敷地内ちょっと離れたところにある「ガスト」で腹ごしらえ。ここでフォロワー氏に連絡を取ると、身内の急病でキャンセルとの連絡が。
まあ、彼がどう動こうとも当方の意思に変わりはない。かくして33回目を目指すべくカナートホールに向かう。
時刻は開演30分前。だが、目の前でカップル二人組が相次いで購入に至っている。これは、と思い立って、当方も購入。11番目の整理券を得るに至る。その後も購入者は、ソロ/ペア/カップル/男性グループと引けも切らない。最終的に20人強の鑑賞となったわけだが、あの「1917」とほぼ同格の入れ込みというのに恐れ入った。男性やや優位/平均は30代後半になったのは、家族連れと、20代男性グループの来訪によるところが大きい。

もはや、書くべきところはほぼ見つからない(とはいえ、陽菜さんの服の相違をまた見つける……)のだが、それに倍する感情の勃興はそこかしこで出てきてしまうから仕方がない。ストーリーも全て手の内、何だったら、住職の語りはほぼ暗唱できる。両隣に誰もいないのをいいことに没入する。
そうなると「あの人のところに、行かせてくれよっ」からの一連の作劇に心を動かされてしまう。もう止まらない。止められない。
そしてグランドエスケープ。幾多のアニメーションの演出があるが、こんな感動的で、感情を持っていかれるものはそうそうない。「君の名は。」のカタワレ時は、逢えなくなる(喪失する)涙なのだが、逢える、離さない涙にここまで高ぶらされるとは……!!
そしていよいよラストシーン。
この作品のすべてが詰まっているからこそ、全身全霊を持って二人の想いを受け止めないといけないとわかっているから、このシーンは、今回、歯を食いしばり、まさに目に焼き付ける勢いで陽菜さんの可憐なセーラー服姿を記憶した。もちろん、涙腺は久しぶりに氾濫した状態で、である。
こんなに体力を使う映画だったとは。何度も同じ感想を述べているのでおかしく思われても仕方ないのだが、「大丈夫」の持っている破壊力が私のHPを無残にも削り取るからだろうと思っている。曲と映像のマッチングを目指したRAD・野田洋次郎の渾身の一作、それに応えた新海氏。二人のコラボだから、これ以上ないラストに仕上げられたのだと思う。
場内が明るくなっても、当方は腰をすぐに上げられない。名残惜しいからではない。ぐったりとして、本当に立てなかったのだ。こんな映像体験ができるのに、とりあえず東京方面に向かわないとスクリーンでみられないとは。残念な面持ちのまま、まだ降り続いている雨の中を駅に向かうバス停に向かって一人歩いていった。

2017.7.30 もう、止められない。33縄目@シネピピア

7/22に、そこそこに大きなスクリーンで見ているはずの小生。
しかも、7/26に、円盤も到着(もちろん、最上位商品のコレクターズエディション/ただしフィルムしおりは「東京やぁ」のシーンwwwwww)。すでに数回見終えている。
つまり、「あえて」劇場に足を運ぶという必要はなかったりする。

だが…円盤を、自宅の23インチ液晶で見ると、全てにおいて、ミニマムな感情しか湧き起らない。それでなくても、シーンやセリフは、すでに暗記してしまっているかのよう。今更身近で見れる円盤があるのに、劇場でお金まで出してみる価値があるのか…。

私は、映画の本質をこの映画で教えてもらった気がする。

 「劇場版は、スクリーンで見て初めて評価も感動も紡ぎ出すものだ」


この作品までの小生は、「劇場でやっているから」仕方なしにスクリーンに座った受動的な動きでしかない。だが、「君の名は。」のオープニング。開始1秒で、この作品のアウトラインがはっきりと決まる。美麗な映像に様々な気持ちを乗せていく。ただきれいなだけではなく、オープニングこそ、この映画になくてはならない"謎"を提示する。
それ以来、「この世界の片隅に」を一度挟んだだけで、16回連続同一タイトルを鑑賞。2017年に入るとほかの映画にも触手を広げ、観たタイトルは、君縄以降、年間10の大台を越えてきた。これは、私の映画鑑賞人生において、初の快挙である。

スクリーンで映画を見る凄さ、素晴らしさ。今までほぼ見向きもしなかった私をここまでスクリーンに執着させることのできた作品、新海誠という人物。凄い、という一言で終わらせるのはあまりに不完全だ。

7/30。ぽかんと開いた日曜日の休日。当初はのんびり日焼けでも、と思っていたが、ブログ記事のあまりのたまり具合に辟易しながらコンテンツ作り。あ、そうそう。当方のHPですが、リニューアルは決定し、現在コンテンツの再開と編集を行っていますが、8/下旬めどで再開いたしますのでここでもご案内→当方のHPアドレスはこちら。

そうこうするうちに13時を回る。・・・・
「俺が必ずもう一度逢いに行くって」
このフレーズが、私に正装を余儀なくさせ、向かうべき場所・・・売布神社に設定させてしまう。

また来てしまった。これで当該劇場で見るのは5回目。でも、一回1000円。この至福の時間(瀧になり切る/号泣できる)にこの金額は妥当である。勇躍チケット(整理券)をゲットするが、なんと30番!!
先客が29人いるだけでなく、私が購入したその後からでもどんどん買われていく。1番スクリーンには、補助いすが20脚ほど用意されていたりするのだが、もしかしてこれの出番がある現場を目撃できるのか…
と思いきや、そこまで満タンにはならなかった。それでも、当方の右隣が空いていた程度で50席の正規椅子のほぼすべてが埋まった。45人超と推定。内容も、カップル/ペア/親子ずれと多種多彩。老年層も若干で平均年齢も40代前半と思われる。

もう結末も、何もかも書く気はない。いつものようにいつもの独演会が展開されているからだ。
しかし・・・「もうはまだなり、まだはもうなり」。相場の格言だが、私の君縄を追いかける心境はまさにこれである。時間帯の影響で、仕事終わりではせ参じることのできないことも判明しているので、結局この上映回でシネピピアでの君縄鑑賞は幕を閉じることになる。が・・・
"次"が控えているのがなんともありがたい。塚口サンサン劇場での一週間限定を拾えるからである。
初日に行こうか、どうしようか…他府県/スクリーンで見たい人たちには申し訳ないが、いずれにせよ、リバイバルを除けばこれが本当のラスト。瀧を慮り、二人が出会って号泣することに快感を覚える。本当に罪作りな作品を世に送り出してくれたものである。
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